「砂漠に降りそそぐ龍の雨」第19話を読みましたのでネタバレを紹介します。
SUMMER先生の作品です。
スウとレンの元に来た者が「サハラ様が目を覚ました」と伝えに来た。
2人は急いで帰った。
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目次
砂漠に降りそそぐ龍の雨のあらすじ・ネタバレ・感想
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砂漠に降りそそぐ龍の雨のあらすじ・ネタバレを紹介しますのでご注意ください!
砂漠に降りそそぐ龍の雨【第19話】のあらすじ
「うっ。ううっ。グスッ…ふえ」
スウとレンがサハラの元に戻ると、サハラはベットで泣いていた。
「グスッズッ。うっうっ…」
部屋の散らかりを見て、スウは驚く。
「…一体、一体何が…」
「ア…いや…ユーリ」
「はい主君」
「説明しろ」
部屋の散らかりを見てレンも少しは驚いていた。
そしてユーリに説明を求めた。
「説明と仰いますと…」
ユーリはチラッと視線をスウに向け、ジィーッと見つめた。
「?」
「主君の命を遂行できぬ、この不肖の身…どうか辞職をお許しください」
「主君、こいつ祝祭日を家で過ごしたくて、テキトーな事を言っているんです」
「この状況を説明しろと言っている」
関係のない事ばかり話すユーリと女性にレンは怒り口調で再度聞く。
ユーリは今度は答える。
「主君の命に従いお休みのサハラ様を、護衛していた時にそれはお起こりました…。このくらいの大きさの…スズメバチが突然宮内に侵入したのです」
手で大きさを伝えるユーリだが、声は棒読みだった。
「サハラ様は驚いてお目覚めになり…またとても手強く素早い相手でしたため…死力を尽くす他なく…周囲を気にする余裕がありませんでした事をお察しください…」
「まったく…面白い事もあるものですね?」
レンは笑ってスウに言う。
スウはそんなレンに驚く。
「まさか。あんな説得力もやる気もない説明を信じるんですか!?」
「あら。スウが信じようと信じまいと真実は真実ですもの。
それとスウには真実がどうかより、もっと重要な事があるのでは?」
レンへの問いかけに彼ではなく、女性がスウに向って答える。
「くうっ!ゲホゲホッ!!」
サハラはベットをバンバンと叩きながら、さらに激しく鳴咽。
砂漠に降りそそぐ龍の雨【第19話】のネタバレ
「言われなくても、今行こうとしていたところです」
「はい。どうぞよろしくお願いします」
スウはサハラのいるベットに腰かけ、彼の肩に手を置きながら声を掛ける。
「サハラ様…スウが参りましたよ。大丈夫ですか?」
「ふえええん…」
「お許しもなく、お側を離れて驚かれたでしょう。申し訳ありません」
(こんなに力強かったか?)
サハラはスウの声掛けに顔も上げずに、ベットをギュッと掴んで泣いている。
「ううっ。ふうっ。うええっ…」
泣いたままのサハラにもう一度、スウは声をかける。
「こちらを向いてい下さい。サハラ様。サハラ様~私が持ってきたもの見たくないですか~?うわ~これ何かな~?」
スウは楽しそうな声を出して、サハラの気を引こうとする。
その様子をレン達3人は離れてみている。
「サハラ様に差し上げようと、お持ちしたのにいらないのですか~?それでは仕方ありませんね~。あっちに持って行ってしまわないと~」
それを聞いたサハラはビクッと体が反応していた。
「グスッ…なに…?」
サハラは涙と鼻水を垂らした顔を上げた。
「じゃじゃーん!サハラ様こんなお花を、ご覧になるのは初めてでしょう~?」
スウはサハラに花を2輪見せた。
それを見ていたレンは小声で話す。
「…あんなものいつ取ってきたんだ?」
「…殿下が先に行かれてから」
「絶対ダメです!!幼い子供を装備?もなしになだめるなんて!何でもいいから持って行かないと」」
女性はその時のスウの様子を伝える。
「しかしあれはどこにでも咲いている山茱萸…」
「きゃああ~!!きゃはははっ!!くすぐったい~!!」
「ほらほら~!」
「あはははっやめて~!!」
さっきまでとは違って楽しそうに笑っているサハラ。
(……)
花の使い方にレン達は黙った。
「コショコショコショコショ~」
「きゃははははっ!!いや~!!」
機嫌の直ったサハラを見て、レンはスウに声を掛ける。
「スウ。落ち着いたようですので、私はこれで戻ります」
「あ、はい。今日は私の外出のために、お気遣い頂きましてありがとうございました」
「壊れたものの片付けには人をよこしますので。それではお休みなさい」
「あ、あの……公子様!お待ちください!」
その場から離れるレンをスウは呼び止めた。
持っていた花はサハラに渡して。
レンは立ち止まって振り返った。
「…その。これ…やっぱりお返しします。今は私より公子様に必要なものですから…渡そうとしていた者は、傷が浅くてすでに治ったというので…。高級な品のようですし。とにかく私には身に余る品だと思います。蓋の細工を見ても…」
スウはダンに会う前に渡された薬を返そうとした。
レンは赤くなっているスウの頬に触れながら話す。
「これから祝祭の間は、今までのように頻繁には寄る事ができないでしょう」
スウの手には薬が残っている。
(主君…成人の間での明確な上命下服。3人が気を許しているように見えるのは、長い間付き従ってきたためか。女性の方は初めて俺をここに連れてきた時から、宮官を二人も呼んでいたな。
ということはユーリという男性も貴族なんだろう。言葉遣いを見るに三人とも地方の出ではないようだけど…ジルドの家格は想像以上かも知れないな)
スウは階段を下りていった三人を見ながら考えた。
「サハラ様お休みですか?」
「スウ…スウから外の匂いがする…」
ベットに横になっているサハラがスウを見て言う。
「私ですか?ああ、山茱萸の木の下に長くいたせいでしょう」
「ううん…違う」
否定したサハラが次に発した声は、サハラではないような声だった。
「レンの匂い。スウ。レンを好きになると後悔する。レンはすごく悪いヤツなんだ。レンは悪い男!」
「好きになるだなんて、何を…」
「後で泣いて後悔しても遅いんだ」
サハラはパッとスウから顔をそむけた。
「そんな言葉をどこで覚えて…」
突っ伏するサハラを見て、スウは聞くのをやめた。
(はぁ…それよりこれどうしよう)
部屋の散らかりを見てスウは思った。
パサッとサハラが握っていた花が枯れた事に気付かず…。
砂漠に降りそそぐ龍の雨【第19話】のみんなの感想
ユーリさんのあの話は無理がありますね。
なんで本当の事いわないのでしょう?
”龍”が関係しているのでしょうか?
もしくはただスウさんに気を使ってなのか…。
ちょっと気になります。
力が強くなったと感じたスウさんですが、サハラ様の本当の力が出てきたのではないかと思います。
そして最後の花が枯れたのが意味ありそうです。
”龍”としての力が何かおきたのでしょうか。
さて、そろそろ祝祭の日が始まりそうです。
そこでサハラ様の”龍”としての何かが起きるのではないでしょうか!?
次はどんなことがおこるのか気になりますね!!
まとめ
以上、「砂漠に降りそそぐ龍の雨」のネタバレを紹介しました。
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