「来世は君のもの」第3話を読みましたのでネタバレを紹介します。
神江もず先生の作品です。
男に「お前の命は既に無い」と言われたさやは悲しくなっていた。
しかし弘の足が治ったことで、彼に笑顔が戻り、安堵したさやは、未練がないと。
男はそんな彼女につまらないと言わんばかりに、さやを生かす事にした。
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「来世は君のもの」のあらすじ・ネタバレ
以下、ネタバレをご紹介しますので、ご注意ください。
来世は君のもの【第3話】のあらすじ
「…やめ…うっ…。なっ何!?」
男を突き放したさや。
その瞬間、耳元で”殺せ。この者は呪われている。殺せ”と聞こえてきた。
「何なのこの声…!!」
「俺の力を分け与えた影響だ」
「は…?どういう事…!?」
「お前を死なない様にしてやったということだ。有難く思え」
「じゃあこの声は」
(こいつの記憶…?じゃあこれは)
「琴道殿。おかげで今年も無事に暮らす事が出来ます。有難うございます」
「学術、呪術、占星術。そら恐ろしい者だ。全て見透かす力を持っている。力のある者は殺せ」
--ガッ
さやの頭に映像が流れていた。
男はすぐに彼女の頭を掴んだ。
「いささか、余計なものが見えすぎた様だ」
--バシッ
さやは男の手を払った。
彼女の目には涙が溜まっていた。
「琴道って…あなたなの?」
涙を拭いながら聞くさやに、男はその口を手でつかんだ。
「その名を呼ぶな」
彼女から離れて男は話す。
「散々利用した挙句。力が分かれば無残に殺し、呪えば恐れ、神と奉りたて。ならば神となってやろうと、人々を祟る神と。お前も愚かな人間だ。愚かな願いをし、死にたくないと嘆き」
「…あ…あなたが可哀想」
「クハハハハハ。愚かな人間だ」
さやの言葉に男は高らかに笑った後、目を細めてつぶやいた
―ズキ
「なに!?いや…見たくない。やめて。…あなたが殺したの」
さやの頭に倒れている人と赤い血の映像が流れた。
彼女はその場にしゃがみ込む。
男はそんな彼女を無視して、歩きだした。
「…さて、お前には役目がある。来い」
来世は君のもの【第3話】のネタバレ
「なにコレ」
さやが琴道に連れてこられたのは、神社だった。
そこで彼女はほうきを持たされていた。
「お前にはここで働いてもらう」
「はぁ!?」
「お前は俺から離れて居ると、死んでしまうのだ」
「……。ていうかここはどこなのよ!!」
「俺の社だが。人間共め、俺を祟り神と知らず奉っているのよ…。愉快愉快」
さやが驚きのあまり、言葉を失っている前で、琴道はクスクスとバカにして笑っている。
「バイトの人ですか」
「はひっ!?」
背後からおばあちゃんがさやに声をかけた。
驚き変な声を出すさや。
「この年になると掃除もきつくてねぇ」
「え!?!?」
おばあちゃんに驚いていたさやだが、琴道が隣からいなくなっていたことにも驚いていた。
「今日からよろしくね」
「は…はい」
「先ほどの老婆はここを管理している者だ。俺を恐れた者たちの末裔だな。お前は俺の力が及ばなければ死ぬのだから、働いている事にすれば、定期的にこの社に来る口実になろう」
「随分面倒見がいいのね。大体なぜ私を生かす事にしたの」
おばあちゃんがいなくなって、さやと琴道は話していた。
さやは疑いの目で琴道を見る。
「お前の弟だが…怪我により一時動けぬ体となる。だがそれを乗り越え新たな道を切り開く、その精神的な成長の機会は今後の人生の糧であったが、永劫失われた。お前が奪ったのだ」
琴道の言葉にさやは目を見開き呆然としていた。
その表情を見て彼は笑った。
「その顔が見たかった。お前を傍に置き、お前の絶望する顔を存分に見たいのだ。はは、愉快愉快。苦しめ、苦しめ。そして俺を楽しませろ。永遠にな」
さやは絶望的な顔をしている。
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来世は君のもの【第3話】の感想
男の名前がやっとわかりましたね!琴道さん!
元は人間だったのに、特殊な力があるってだけで殺されてしまったんですね。
でも琴道さんは、その人たちを死んだ後に殺したんじゃないかなと思います。
さやさんが見た映像がそうだったんじゃないかと…。
琴道さん性格悪いですね。
永遠に楽しませろってことは、さやさんは死ぬことはないのでしょうか。
彼から離れない限りは。
弘さんの人生の糧となることを奪ったとありますが、糧になることがないってことでしょうか。将来的に。
そこでさやさんは自分のせいでとまた苦しむのですね。
ここから先はどう話が進んでいくのか気になります!
まとめ
以上「来世は君のもの」のネタバレをご紹介しました。
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ぜひチェックしてみてくださいね。
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