漫画「プラチナエンド」は小畑健先生の作品です。
最後の神候補である米田を呼び出すために、5人の神候補たちが実行に移した「自分が神になったら、世界をどうしたいかの公約」を一人一人が発表して、最後となった明日(ミライ)からの「自分は神になっても何もしない」発言によって、一度は彼らと会うことを拒否した米田がついに姿を現しました!
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目次
プラチナエンド【第39話】のあらすじ・ネタバレ・感想
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プラチナエンド【第39話】のあらすじ・ネタバレを紹介しますのでご注意ください!
プラチナエンド【第39話】のあらすじ
ついに姿を現した、最後の神候補である米田を前にして、緊迫する明日(ミライ)たち・・・
明日(ミライ)「この人が最後の神候補・・・」
誰も言葉を出せない状況の中で、真っ先に口を開いたのは内海でした!
内海「マジ?え?うわ!本物だ・・・」
明日(ミライ)をはじめ、皆が初対面と思われていた中で、内海だけは彼の存在を知っており、強くリスペクトしていたことが明かされます。
内海「僕、先生の本を全部読んでます!」
少しぎこちない笑顔で声をかけてきた内海の言葉を無視して、米田は突然ストップウォッチを取り出して、問いかけてきます。
米田「光は地球の周りを1秒で7周半進む、君達は試してみたかね?」
突然の質問に内海でさえも、全く言葉を出せず、沈黙してしまいますが、それもまた、お構いなしな様子で、話を続けます。
米田「私は試した。1秒で地球を何周回れるか・・・何周できたと思う?試してみたまえ、1秒が無限だということを知るだろう」
彼が独自の議論を続けている中でもカメラ用の小型ヘリコプターは飛んでおる米田の姿を捉えています。
そして生放送としての動画配信も、もちろん続いており、スマホや街中のテレビジョンには米田の姿が大きく写っています。
ノーベル賞まで受賞していることで有名な彼の姿を見た一般人たちは驚き、米田もまた神候補の一人であった事実を知った途端に、その驚きが歓喜へと変わります!
空から地上を見下げている態勢で、動画を見ている一般人たちに淡々と告げはじめます。
米田「いかにも、私は米田我工である。神候補である。この神選びは嘘偽りのない現実であることを公言する」
彼の台詞を聞いて、大きく絶賛の声をあげる一般人たちを尻目に、明日(ミライ)たちに対して、ドローン使用について質問してきます。
明日(ミライ)「話し合いで神を決めたいんです」
「話し合い」という言葉に対して、強く賛同する米田・・・
米田「それが最善だ。人間とは、それができる生き物だからね」
米田からの言葉の影響もあり、一般人たちもその「話し合い」で決めれば良いと声をあげます。
米田「今から私が言うことは、あくまでも私の説であり、賛成できるか否かは自分の頭で判断してほしい」
そして、いきなり忠告のようなことを言ってきます。
米田「まず君達は肝心なことを分かっていない。メトロポリマンは神の存在など信じていなかった」
メトロポリマン「そもそも神なんていう、非現実なものが信じられるか?」
米田からの言葉に、かつて彼から言われた台詞を静かに思い出し始めて、考え込んでしまう明日(ミライ)たち・・・
それでも、反対に質問を返します。
明日(ミライ)「神は存在してないと!?」
米田「今は存在してしまっている」
そして前回で明日(ミライ)が公表した神の宣言に対して、強く否定してきます。
米田「そんな神は必要ない」
そして彼は明日(ミライ)だけでなく、人類すべてに問いかけてきます。
米田「人間が先か?神が先か?」
その質問の真意とは、果たして・・・!?
プラチナエンド【第39話】のネタバレ
自分の公約を否定された上に、いきなり突拍子もない質問をされてしまう明日(ミライ)たち・・・
米田「人間が先か?神が先か?」
そしてその解説は、宇宙や地球のな誕生から始まります。地球に水ができて微生物が生まれてから、魚類や両生類、爬虫類へと進化していきます。
その後から、やがて数百万年後に人類の誕生へと結びつきます。誕生した人類は狩りをして、穀物を育てて、より多くの食糧を入手できるように祈り始めますが、その祈りの対象として生まれたのが神であると説きます。
その話を聞いた神候補たちや一般人たちは戸惑います。全ては神が作ったものと述べる者もいますが、それについては「何世紀も前の観念論」とあっさり否定する米田・・・
米田「神という概念は崇拝のもっとも理想的な対象であり、さまざまな宗教や神話が生まれた」
それらを人類が通るべき必然かつ必要な歩みと説き、本来「神はいない」などと全世界に向けて言うべきものではないことを説明します。
しかし彼自身も明日(ミライ)たちと同じく、神候補とされたことで神の存在を聞かされ、天使と接することになり、事実であること、そして人間の目には見えないエネルギーが出ていることを認めたのでした。
そのエネルギーの説明として、自分のスマホを取り出して、「電波」を例にあげますが、米田も含めた科学者たちは論理的に説明することができ、人間から出てくるエネルギーもいずれは解明されるものの、それまでも「神」と呼んで良いのか否かにたいしの疑問も抱いていたのでした。
その結論として、出たのが・・・
米田「私は人が創造したクリーチャーと呼ぶべきと考える」
クリーチャーと聞いて、一般人たちは想像上の怪物を真っ先に彷彿してしまいますが、米田はそうした存在のことを言いたいわけでなく、そのクリーチャーの源は神を信じるエネルギーであると仮説しています。
明日(ミライ)「自分が消えないために?」
米田「そうだ」
彼は神選び世界にまで発信されていることや神候補が神になることで、多くの人達が「神は本当にいる」と信じてしまうことを強く懸念している意思を示します。
そんな彼が明日(ミライ)や一般人たちに言いたいのは「神に祈る時代はもう終わっていること」であり、「神様、助けて」ではなく、「誰か助けて」と叫ぶべきであることを告げてきます。
これは、問題に直面してしまったら神に祈るのでなく、自ら打開策を考えて自分で解決していくべきということを意味しています。
米田「ならば、神などもういない。いらないと示すべき。この神選びをこのきっかけ、我々が神候補に選ばれた意味とするのだ」
そんな結論を聞かされて、明日(ミライ)たちだけでなく、先ほどまでは米田を大きく絶賛して騒いでいた一般人たちも固まってしまいまい、何も言えなくなってしまいます。
米田「そう、この世界に神は必要ないのだよ!」
明日(ミライ)たちとは完全に真逆な考え方を堂々と告げてしまうのでした・・・。
プラチナエンド【第39話】のみんなの感想
一度は会うことを拒否してきた米田教授がやっと現れてくれた安心感も束の間・・・始めから一筋縄ではいかないだろうということは少なからず予想はできていたものの、ここまで長きにわたる、彼の独自の理論に対しては、一度読んだだけでは完全には理解できずに思わず読み返してしまった読者もまたおおかのでは、ないでしょうか!?
しかし、一見は哲学的な要素満載で難しく感じてしまいそうな米田教授の理論は、明らかに明日(ミライ)たちとは真逆な考え方ではあるものの、一理ある部分もあって完全には否定できないのも、また本音なんですよね・・・。
まだ読んでない人は是非無料で読んでみてください!
まとめ
以上、「プラチナエンド【第39話】」のネタバレを紹介しました。
漫画は実際に絵も含めて読んだ方が間違いなく面白いです。
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プラチナエンドはU-NEXT・music.jp・FODで配信されていましたので、詳しくサービス内容を次の記事で紹介していますので、合わせてご覧になって見てください。
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