漫画「王様ランキング」は十日草輔先生の作品です。
王族の長男で、巨人の両親を持ちながらも、自身は体が小さく、短剣すらまともに振れないほど非力な王子ボッジ。
しかも耳が聞こえず、言葉が話せないボッジは、周りからは次期王の器ではないと噂され、どこか空虚な毎日を過ごしていた。
しかし、ひょんなことから心が通じる「カゲ」という友達を得て、人生が輝き始める。
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「王様ランキング」のあらすじ・ネタバレ
以下、王様ランキングのネタバレをご紹介しますので、ご注意ください。
王様ランキング【3巻／第40話】のあらすじ
デスパー「さあ手を これであなたには誰も敵わなくなる」
二人がともに選んだ武器を、手渡しながらデスパーは自信満々の様子です。
この武器を使ってどうすれば最強になれるのか、そのための知恵と秘技をこれから教えてくれるということで、ボッジの特訓がスタートするのです。
武器選びから三カ月が経過しましたが、カゲは未だに武器が何なのか、どんな特訓をしているのか知りません。
部屋の掃除をしていると、キンキンという音が鳴り響いているのは聞こえます。
そろそろかな・・・とタイミングを見て、スケボーのような台車を引っ張り稽古場へ向かいます。
すると普段は固く閉ざされている扉が開き、デスパーさんが「ごくろうカゲ君」と声をかけます。
稽古場から出て来たボッジの足取りはフラフラとしていて、おまけに息も上がっています。
そのままカゲのもとに倒れ込んでくるのです。
こうして疲れきって気絶するように寝てしまうのが、続いていました。
王様ランキング【3巻／第40話】のネタバレ
カゲはボッジを寝かした後、一緒に食事をしながらデスパーに一体どんな稽古をしているのか聞いてみたことがありました。
しかし「一人で悩み考え集中し腕を磨く 孤独な事も成功のスパイスなんです」「でももしボッジ君がくじけそうになったら何も聞かず元気づけてあげてください」と何も教えてはもらえなかったのです。
しかし眠っている間も、無意識に手を動かしているボッジを、カゲは優しく見守るのでした。
朝、カゲよりも先に目を覚ましたボッジ。
書庫へ向かうと、デスパーに言われた“自分より相手を知ること”の実現のために、様々な本を読むのです。
もちろん、集中しすぎて時間を忘れない様、砂時計をセットして・・・
そしてカゲが起きてくる頃、部屋へ戻り二人で部屋の掃除をします。
掃除を終えたら、ボッジは体力作りのランニング、カゲは料理に取りかかります。
ボッジがやってきたのは大きな木。
真っ暗な中に、無数のギラっとした目がこちらを見ています。
ギャーギャーというなんとも不気味な鳴き声を放ちながら数え切れないほど多くの鳥がボッジに襲いかかります。
しかしボッジはそれを見事に避けて帰ってきます。
それから水浴びを済ませると、カゲの作った食事を食べるのです。
その頃やっと起きてきたデスパーは、二人がきてから部屋がキレイになっていると、なんとも幸せな気持ちになり、一緒に食卓を囲み、訓練へと向かっていきます。
そんな毎日が続いていたある日。
ゴワッズゥゥウ・・・ン
カゲはいつものように家事をしているとこれまで聞いた事もない大きな音と、家が揺れるのを感じるのでした。
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王様ランキング【3巻／第40話】の感想
3人での生活のリズムが整ってきましたね。
ボッジはデスパーに言われた言葉を胸に、決して時間を無駄にしない生活をしていました。
掃除やランニングなど体力作りも欠かさず、本気で強くなりたいんだろうというのが伝わってきます。
カゲもデスパーに言われた通り、詳しい事は聞かず、ボッジのサポート役に徹していました。
家がキレイになっていくのを嬉しく思い、みんなで楽しそうに食卓を囲んでいる姿は本当にほのぼのした時間でした。
しかし、どんな訓練をしているのか分からないので、聞いた事もないような破壊音の正体は一体！？といったところですね。
もしかして、ドラゴンか何かと戦っていたり・・・？
想像は膨らむばかりです。
まとめ
以上「王様ランキング」のネタバレをご紹介しました。
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