漫画「機動戦士ムーンガンダム」は福井晴敏先生の作品です。
宇宙世紀0092・・・忘れられたコロニーとされている「ムーン・ムーン」に暮らす少年ユッタは、コロニーに流れ着いたモビルスーツの残骸を目撃したことによって、人生の大きな転機を迎えようとしていたのでした!
「ガンダムUC」や「ガンダムNT」で人気の福井晴敏先生による、新たなガンダムサーガが開幕です!
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目次
機動戦士ムーンガンダム【第1巻】のあらすじ・ネタバレ・感想
タイトル名のあらすじ・ネタバレを紹介しますのでご注意ください!
機動戦士ムーンガンダム【第1巻】のあらすじ
忘れられたコロニーとされている「ムーン・ムーン」では、13歳になった少年達が“お爺”に連れられて、「大事な儀式」と称して、コロニーの外へと出ていきます。その少年達の中には、今作の囚人公である、ユッタ・カーシム(13歳)もいたのでした。
ユッタが初めて出た宇宙の中で見た、遠くに見える青い星こそが地球だったのでした。そして、また別の方向にある光が飛び交う光景も見えたのですが、“お爺”はそれを「争いの光」と言います。
時は宇宙世紀(UC.0091)・・・その「争いの光」の中で戦っていたのは、一年戦争から戦い続けてきたエースパイロットである、アムロ・レイだったのでした!
アムロが搭乗している、リック・ディジェはティターンズとの残党達と戦っている最中に、ガンダムタイプの形をしたモビルスーツも現れ、アムロですら見たことのないサイコミュ兵器で苦戦させられるものの、何とか撃墜します!
アムロ「この手でガンダムを堕とすとは・・・宇宙はオレに冷たいな」
しかし、そのガンダムタイプの頭部だけは残っていて、そのまま漂流することになります。
それからまた時が少し経過して・・・宇宙世紀0092、1年前の儀式で宇宙を見たユッタは外の世界に強い好奇心を持ってしまい、ムーン・ムーンの中にある塔を登って入った中にある機械を触り始めるのですが、幼馴染の少女サキに叱られてしまいます。
彼女の話では、ムーン・ムーンでは「機械の使用は禁止」という掟が敷かれていたのでした。しかし、そんな中でコロニーの中で不可解な地震が起こります。
地震に怯えている住民たちをいさめていたのは、コロニー内の女王として君臨していたサラサ(アニメ「ガンダムZZ」で瓜二つの双子の姉として登場、しかし妹のラサラの方は本編で戦火に巻き込まれてしまい、死亡しています)だったのでした!
そんな彼女に声をかけた兵士リナートは、許可をもらった上で、“お爺”
と共に宇宙へ出るのですが、そこにはガンダムタイプを思わせるモビルスーツの頭部がありましたが・・・1年前にアムロが撃墜したガンダムタイプの頭部だったのでした!
先ほどの不可解な地震の原因はこの頭部がムーン・ムーンに流れ着いたと同時に衝突してきたためだったのでした。
リナートは、この頭部を神殿に入れて、保管するものの、他の兵士や住人たちから「すぐ捨ててくるように」と反感を買ってしまいます。しかし、リナートと“お爺”は再び事故が起きてしまう恐れもあることから、不用意に外へは捨てられない考えでいたのでした。
そんな大人たちの言い争いを友人たちと一緒に、こっそりと見ていたユッタでしたが、さの最中に・・・自分も少しだけ見たことのある、第一次ネオジオン戦争の光景が脳裏に浮かびます。それが原因で、無意識に立ち上がってしまったユッタは見つかり、牢獄へと監禁されてしまいます。
その一方で一隻の船が動く中、その中では星を珍しそうに眺めているミネバ・ラオ・ザビの姿があったのでした!
そう、この船はジオンの兵士たちがミネバを護衛しながら移動していたものでしたが、途中でロンドベル隊の攻撃を受けてしまいます。威勢の良いパイロット・アゴス少尉は、格納庫に配置されている、サザビーのプロトタイプを彷彿させるMSビルギルで出撃します。しかし・・・
アゴス少尉「行け!ファンネル!!」
しかし、反応は全くなく、ビルギルはファンネルを一向に放ちません。それでも奮戦するものの、途中から参戦してきたガンダムタイプの形をしたMS、シータプラスの放つ強力なビーム砲に襲撃されてしまいます!
そんな激戦の最中、ムーン・ムーンでは、怯え続けている住民たちに、サラサによる儀式が開かれます。彼女による長い演説の中で、ユッタも牢屋の中から、コロニーの空に大きな三日月が浮かんでいるところを目撃します。
しかし、彼にとってはサラサの言い分には納得できないのでした。
ユッタ「掟も教えも誰も救ってはくれない。なんでここから出て行こうとしないんだよおおお!!」
そう叫ぶと同時に・・・神殿で捕獲中のガンダム頭部も彼の声に反応するかのように、光を発し始めて振動を起こすのでした!
ユッタと、このガンダム頭部との関係とは・・・!?
機動戦士ムーンガンダム【第1巻】のネタバレ
ユッタの叫びとガンダム頭部の反応は、ミネバにも伝わっており、彼女もまた不可解な違和感を感じていたのでした・
ミネバ「誰・・・誰が泣いてるの!?」
そんな中でも彼女が載っている船から出撃したオルゴ隊と襲撃してきたロンドベル隊の先頭は続いていました。
アゴス少尉のビルギルを狙い撃ちしようとする、シータプラスでしたが・・・使えないファンネルそのものを投げてくるという予想外の攻撃で手痛いダメージを受けてしまうのでした!
それでも両者は退かず、ビームサーベルとトマホークによる打撃戦へと移ります。
一方、ムーン・ムーンの神殿内の牢獄で監禁されていたユッタはリナートの計らいで宇宙に出る願いを叶えられたのでした。
彼らが宇宙に出た頃には、オルボ隊とロンドベル隊の先頭はひとまずおさまるのですが・・・シータプラスに搭乗していた女性パイロットであるサフィラ中尉から上官に対して「シャア」の名前を出されていたのでした。
ジオンの船では部下から「内部に内通者がいる」という報せを受けたミネバが部下たちの制止も振り切ってノーマルスーツを着た状態で宇宙へと出て行ってしまいます。
そんな中で、オルボ隊とロンドベル隊による戦闘が再開しますが、メガ粒子砲などの光が飛び交う光景を見たユッタが何かを感じて、リナートたちの船から飛び出て行ってしまいます!
そしてミネバもまた戦闘に巻き込まれて、自分が乗っていた船から引き離されてしまうのでした。一瞬にかつてハマーン・カーンから言われたこと・・・
ハマーン「あなたはミネバ・ラオ・ザビ。ジオン再興の礎となるお方です」
そして、「決して死んではならない」とも告げられていたものの、彼女が諦めそうになった時に、ユッタの声が響きます!
ユッタ「なんで、諦めるんだよ!」
ミネバも、その声に応えます。
ミネバ「泣いていたのは、あなた!?」
ユッタ「呼んだのは、君!?」
2人の声が伝わりあった中で・・・ムーン・ムーンの神殿に捕獲されているガンダム頭部もまた、一段と強い反応を示していたのでした!
機動戦士ムーンガンダム【第1巻】のみんなの感想
まだ始まったばかりであり、この第1巻は本当にまだ序章のような位置付けの印象を受けましたが、ユッタとやがてムーンガンダムになって出撃するであろう、ガンダム頭部のこれからの活躍が楽しみですね!
まだ読んでない人は是非無料で読んでみてください!
まとめ
以上、「機動戦士ムーンガンダム【第1巻】」のネタバレを紹介しました。
漫画は実際に絵も含めて読んだ方が間違いなく面白いです。
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