漫画「この音とまれ!」はアミュー先生の作品です。
夏合宿の帰りに立ち寄った音楽祭の中で、一英高校の圧倒的な演奏を聴いて、大きな衝撃を受けた時瀬箏曲部一同は、帰りに、その一英の部員である美蘭とリュカに遭遇します。
彼らの箏に対しての強い覚悟を聞かされた愛たちはそれぞれに複雑な想いを抱くのですが・・・!?
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目次
この音とまれ!【第77話】のあらすじ・ネタバレ・感想
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この音とまれ!【第77話】のあらすじ・ネタバレを紹介しますのでご注意ください!
この音とまれ!【第77話】のあらすじ
長かった夏合宿、そして音楽祭での一英高校に衝撃を受けてから帰ってきた愛は、お土産として持ってきた石を置いて、亡き祖父への現状報告を済ませます。
仁科楽器店に戻ると、今度は祖母への結果報告になりますが、その報告内容は「目標を一つも達成できなかったこと」と「一英高校の演奏に衝撃を受けた」の二つでした。
そんな中で自分の祖父が箏に人生を捧げていたのかどうかについて疑問を抱き始めます。
愛「自分の生き方決まってんのって、かっけぇ」
そんな孫に対して、祖母は頭を軽く撫でながら教えてくれます。
祖母「それはつまり、自分の未来にも目を向けられるようになってきたってことだ」
さらに話し続けます。
祖母「あんたも、ようやく自分のこと大事にできるようになったんだね」
「自分大事」をカッコ悪いと考える愛にとっては今いち納得できない点もあるものの、祖母からは自分を大事にできない人間は周りを大事にすることもできないと言うのです。
そして、自分の一番の望みを聞かれた愛は・・・
愛「最高の演奏がしたい、今の箏曲部全員で!」
祖母「そういう気持ちを、強い輝きを持つ感情を大事に積み重ねていけばいいさ」
自分の望みに対して、優しく答えを出してくれました。
翌日の部活が始まると同時に、前回で一英高校のリュカから教えられた、邦楽デイズに掲載された記事を見て、自分たちの演奏を見ながら崩れた表情で浮かれ続ける部員たちですが、部長の武蔵から今後の練習方針を告げられます。
武蔵「もっと練習の密度を高くする!」
そして、その具体的な策とは果たして・・・!?
この音とまれ!【第77話】のネタバレ
夏合宿から戻ってきてからは初となる練習に入りますが、部員たちが雑誌内で褒められていることに浮かれている中で、部長の武蔵が告げてきます。
武蔵「もっと練習の密度を高くする!」
今の自分たちの技術や練習内容では、あの一英高校に追いつくことも超えることもできないことは誰もが実感しており、皆そろって納得します。
武蔵から、真っ先に出てきた内容としては「一回一回の練習を大事にする」、そして「試行錯誤して掘り下げて練習する」というものでした。
しかし、そうは言ったものの具体的に何をしていけば良いのかが浮かびません。そんな部員達に対して、滝浪先生が問いかけてきます。
滝浪先生「一英の演奏に情報量が多かったのは何故だと思う?」
そして、さとわが付け足すかのように言ってきます。
さとわ「一英は一音の成り立ちを考えている」
どんどん哲学的な話になっていくことで、あたまが痛くなってしまう部員も出てきてしまいますが、結局の結論としては・・・
滝浪先生「演奏に正解なんてない。だからこそ、どういう演奏を目指すのかをしっかり考えろ」
そして目指すべき演奏が決まれば、やるべきことも見えてくることを諭します。
翌日も部長は来栖さんと、そして愛は男子部員たちと語らいながら、新たに決意を固めます。
しかし、その最中に堺のスマホに一件の着信がかかってきます。発信は父親からで「母がパート先で転んで骨折した」という報せを聞きます。そのために妹である花のお迎えには自分が行かなければならなくなってしまいます。
彼から事情を聞かされた部員たちからも、すぐに行ってあげるようにと優しく見送るのですが、この時点で今まで築き上げてきた歯車が少しずつ狂い始めようとしていたのでした。
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この音とまれ!【第77話】の感想
愛の祖母の優しさにとても癒された読者も多かったのでは、ないでしょうか!?
一英に追いつくために新たな決意を固めた矢先に怪我をしてしまった堺の母親のことも心配ですが、今後は彼を巡っての関係で一波乱ありそうで少し心配ですよね・・・。
まだ読んでない人は是非無料で読んでみてください!
まとめ
以上、「この音とまれ!【第77話】」のネタバレを紹介しました。
漫画は実際に絵も含めて読んだ方が間違いなく面白いです。
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