漫画「インゴシマ」は田中克樹先生の作品です。
修学旅行先へ向かう高校生の一行を乗せた客船が、嵐に遭遇して難破してしまう。
流れ着いた海図にない島――
そこに住まうのは、不気味な日本語を話し、野蛮な生活文化を営む「シマビト」だった。
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インゴシマのあらすじ・ネタバレ・感想
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インゴシマのあらすじ・ネタバレを紹介しますのでご注意ください!
インゴシマのあらすじ
7月――
都立吉ノ宮高校の2年生は4泊5日の修学旅行のため、客船フリージアに乗り込み、八丈島へ向かっています。
藤堂啓太と鈴村陸は、スマホゲームを楽しんでいました。
その側では、佐々木加奈が宮原葵に星を見ようと話を持ちかけ、そばで聞いていたゆずも一緒にデッキへ向かおうと盛り上がっています。
その様子を見ていた鈴村が「・・・啓太くん宮原さんのこと好きでしょ」と耳打ちします。
小さくため息をつくと「幼馴染で片想いとか・・・そんな平和な感じなら・・・いいんだけどな」と答えました。
体育教師の若林輝男が、消灯時間を告げに登場すると、待ってましたと言わんばかりに生徒会長の甲斐谷がその場をしきり出します。
その様子を見ていた藤堂は「よくやるよな甲斐谷のやつ・・・」とため息交じりに言葉をもらします。
至って平和だった船内。
ただ、夜中に鈴村が目を覚ますと、藤堂の姿がありません。
藤堂は、デッキに出てきている葵を、近くの壁際から見つめています。
藤堂(何してるんだ・・・オレ・・・)
葵との妄想にふけっていた時、突如大きな波が船を遅い、大きく傾きます。
藤堂「なん・・・だこれ・・・!?」
大量の波で押し流されていた藤堂でしたが、慌ててデッキの方へ駆け寄ると、葵たちが柵に必死で捕まっていました。
必死に救命胴衣を取り出し身を起こした時、ゆずが柵に身体を打ち付け、手や足がありえない方向に曲がった状態で海へ落ちて行くのが見えました。
藤堂(左右から波・・・・・・・・・!)
(このままじゃ・・・船が沈む!)
藤堂はデッキへと飛び出すと「佐々木さんはそこにしがみついててッ!!」と言って、次の揺れで海へ突き飛ばされた葵を追って海へ飛び込むのでした。
インゴシマのネタバレ
どこか分からない島で目を覚ました藤堂。
近くで葵が意識を失って倒れているのを見つけ、必死に蘇生を図ります。
人工呼吸やAEDを試し、やっと目を覚ました葵は「・・・また啓太くんに助けてもらっちゃったんだね・・・私」と言って涙を流します。
そんな葵を一人残して、若林先生のもとへ合流すると、4人が蘇生され、あと鮎加波一人の蘇生中である報告を受けます。
その時、鈴村や他のクラスメイトも合流し、お互いの報告をし合っています。
お互いの無事を喜んでいると、先程まで寝転んでいた4人がいなくなっていることに気付きます。
葵の悲鳴が聞こえ、慌てて駆けつけた藤堂の前に現れたのは、松明を持ち鹿のような動物の剥製を頭からかぶった、民族らしき人です。
そこに合流した可奈と鈴村、そして若林先生は、島の人が出迎えてくれたと喜んでいます。
しかしその人物は若林先生を縄で捕えてしまいます。
慌てて逃げる藤堂たち。
しかし他のみんなが集まっている場所にも同じような民族が現れ、クラスメイトたちが火の灯った木に縛り付けられているのを目の当たりにします。
慌てて逃げだしますが、あっという間にほとんどの生徒が捕まってしまうのでした。
生き残ったのは、藤堂と鈴村、そしてクラスでは目立つタイプの高崎、橘、そして生徒会長の甲斐谷、そして女子2人。
なんとか、葵を助けに行きたい藤堂は、奇跡的に無事だったスマホを取り出し、手元にあった無線と連携して、船舶と連絡を取ることに成功します。
藤堂「フリージアに乗ってた『吉高』の生徒ですッ!」
船員「おお・・・無事だったのか・・・!我々は浅瀬に乗り上げ・・・航行不能・・・」
藤堂「浅瀬・・・助けてくださいっ!!この島の住人らしき人達にオレらの仲間が・・・」
船長「・・・私は船長・・・金原・・・いいか・・・船には・・・近づ・・・」
藤堂「・・・待って!救助は!!」
船長「時・・・・・・ない!そこで待っ・・・必ず・・・希望・・・絶対に・・・生き抜くんだ・・・」
そして無線が途絶えた次の瞬間、洞窟の外に広がる海で、燃え尽きる客船を目の当たりにするのでした。
高崎「ウソだろ・・・これ・・・現実なの?」
その頃、若林先生は変な煙の臭う場所で全裸にされ、両手を鎖で縛りあげられていました。
左右には、フリージアの船員三枝と、生徒の相川が同様に縛りあげられています。
そこへやってきた老婆が「名を名乗れ・・・」と一人ずつ聞き、陰部を触って周ります。
名を名乗れた相川と若林は「・・・ユルシは来てないのう・・・」と言って側を離れられましたが、三枝は変な煙にやられたのか意識が朦朧とし、名前を忘れてしまった様です。
老婆は「ユルシ・・・来たり」と呟くと、謎の薬を口に含み三枝に口うつします。
そうして、三枝は村人たちによってどこかへ運ばれていくのでした。
藤堂たちは、このままただ死ぬのを待つだけじゃいけないと、岩場をつたっています。
一方女子生徒も、同様に一人ずつ名前を聞かれ、陰部に触れられます。
こちらも名前を答えられなかった田村が連れて行かれました。
二人が運ばれた後、老婆は「コレニテ ニエ・・・ここにィ定まれりィィィッ」と声をあげます。
さらに「残るアガメは・・・アタエる」と言うと、その場にいた観衆が群がり、みんな好き勝手にされてしまうのでした。
インゴシマのみんなの感想
修学旅行に向かう船の事故によって、謎の民族のいる島に上陸してしまった吉高の生徒たち。
藤堂は葵を救うため、生き残るために洞窟を出ましたが、果たして村人たちに見つからない様に、計画を進められるのでしょうか。
とにかく恐ろしい民族のように見えましたが、日本語を話していたり、GPS上では海の中ということになっていたり、謎が多すぎます。
タイトルにある「インゴ」というのが「隠語」という意味なのだとしたら、彼らが話していた言葉にはどんな意味があるのでしょう。
先の展開が全く読めないところで、1巻が終わってしまうという結果に、続きが気になってなりません。
まだ読んでない人は是非無料で読んでみてください!
まとめ
以上、「インゴシマ」あらすじ・ネタバレを紹介しました。
漫画は実際に絵も含めて読んだ方が間違いなく面白いです。
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インゴシマはFODで配信されていましたので、詳しくサービス内容を次の記事で紹介していますので、合わせてご覧になって見てください。
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