漫画「胡蝶伝説」は池田ユキオ先生の作品です。
中垣涼子(25歳)は地元の商店街で愛されながら、暮らしている最中、死別した父が残した借金返済のために歌舞伎町のキャバクラへと足を踏み入れますが、波乱の連続になってしまいます!
体当たりキャバ嬢の愛憎バトルが幕開けです!
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胡蝶伝説【第1巻】のあらすじ・ネタバレ・感想
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胡蝶伝説【第1巻】のあらすじ・ネタバレを紹介しますのでご注意ください!
胡蝶伝説【第1巻】のあらすじ
中垣涼子(25歳)は10歳の頃に自分を残して歌舞伎町へと蒸発してしまった辛い過去を持つものの地元の商店街で、入院中の父が経営するクリーニング屋で頑張るものの、付近にも大手のチェーン店が建っていき、それだけではやっていけないため、夜は地元のスナックでも働いている女性です。
スナックとはいえ、お客は地元の常連さんばかりなため、彼女にとっても働きやすいところだったのですが、いつもは見ない、金髪のイケメン男性がお客として入って座っていました。
金髪の男性「歌舞伎町の女王の娘が、こんなところに居ていいのかい?
美月は君のお母さんだろ、本当によく似ている」
怪しげな雰囲気を漂わせながら、涼子に対して歌舞伎町に来るべきと諭してお店を出ていくのでした。断固拒否する涼子でしたが、翌日に異変が起きます。
入院中の父が勝手に病院を抜け出して、クリーニング屋でもある自宅へと戻っていたのでした。叱ろうとする涼子の話も聞かずに一方的に話し出します。
父「この町捨てて、どこへでも行きやがれ! 自由に生きろ」
自分が死んだ後には、このクリーニング屋も売っ払ってしまうように話した5時間後に、父は他界します。しかし、涼子には悲しんでいる余裕もなく、街中で、なぜかヤクザに追われて必死に逃げて居たのでした!
ヤクザからの言い分では、涼子の父が残した借金の700万円を返済するように迫られます。ソープに入って稼ぐように強要されそうなところで・・・
「じゃあ、キャバクラでは!?」
ヤクザの方が振り返ると、そこには、あの怪しげな金髪青年が立っており、町の人の助けもあって、ひとまずは難を逃れるのでした。
金髪青年「つかもうぜ! 歌舞伎町ドリーム!!」
キャバクラで働けば、一千万円も夢ではないことを話して、入ってほしいお店の名刺を差し出してきますが、涼子はまたもや、頑なに拒否します。
涼子にとって歌舞伎町は、10歳の頃に自分を置いて去ってしまった悲しい過去の町であり、その頃の夢を数年ぶりに見てしまうのでした。しかし、その出来事にはまだ続きがあって、母に置いていかれて涙ぐんでいる自分に声をかけてくれた男性がいたのでした。
男性「歌舞伎町で泣くな。涙した者は負ける。立ち上がれ!」
涼子「おもしれーじゃん!」
他界した父の幻も見た後に、涼子はついに歌舞伎町へ行く決意を固めたのでした!
そのことを聞いたスナックのママや常連客たちはもちろん驚いて止めようとするものの、涼子の決意は揺るがず、すぐさまに行こうとします。
強制的なおめかしもされて、かなりキャバ嬢に近い雰囲気に変身した涼子の前に、あの金髪青年が車を止めて待っていたのでした。
金髪青年の名は赤星、昔、涼子の母に助けてもらったことがあることを話してきます。そして、彼の運転する車でたどり着いた歌舞伎町のソープは「クラブ・リップ」・・・お店の中からは涼子で1人で入るのですが、彼はこのお店が「腐っている」ということを、彼女の耳には聞こえないようにこぼします。
そして、控え室に入ってきた涼子を待っていたのは、数名のキャバ嬢と・・・
このリップの中でナンバー1人気を誇っている愛菜からの卑劣なイジメだったのでした!
愛菜は涼子が自分と同じ黒のドレスを着ていることが気に入らないという理由だけで、彼女に対して脱ぐように命じます。他のキャバ嬢たちからも「脱げ」コールの嵐が続いている中で、いきなりボトルのシャンパンを頭からかけられてしまいます!
しかし、ここで怯むことなく、このリップ内のボスが愛菜であることが分かった途端に大声をあげます。
涼子「おもしれーじゃん! かかってこいやー!!」
しかし、他のキャバ嬢たちが驚いて何も言えない中でも、愛菜はさらに神経を逆なでしてきます。
愛菜「もっと芸をしてよ、猿! 猿に服はいらないから・・・」
そう言った途端に他のキャバ嬢たちからつかまれて、ドレスを破られ始めます。
しかし、愛菜が自分のネイルが剥がれていることに気づき、直しに行こうとすると、他のキャバ嬢たちも彼女に続いて行くかのように、去ってしまうのでした・・・。
そんな一部始終を見ていたマネージャーの男性・坂本から声をかけられ、黒服の島田を紹介されます。実は島田は女性でありながらも、男装の黒服として働いているのでした。
ロッカールームに案内されている中で、島田は涼子に対して、すぐに帰るよに伝えます。そして、「悪魔(愛菜)」の存在も・・・。
島田「ナンバー1の悪魔が支配しているのです、このお店は」
しかし、ロッカールームに入った島田に対して、あの愛菜からクリーニングを頼まれます。しかし、彼女の態度は最悪でお金をわざと床に落として拾わせます。命令通りに動く島田をあざ笑う愛菜に対して、島田もまた彼女には見えないように怒りの表情を表していたのでした!
愛菜「元ナンバー1キャバ嬢だったなんて、信じられなーい」
そんな中で貸衣装に着替えてから、源氏名を本名と同じ「涼子」で開店したお店の中に入ります。島田さんが常連客に対して、涼子を紹介してくれるもののどのお客も「座るな」の一点張りでした!
涼子「売られた喧嘩は買ってやる!」
帰らない決意をさらに強くした彼女は真ん中の床の上でどっしりと構えて座り込みますが、愛菜からの攻撃が発端となり、他のキャバ嬢だけでなく、常連客たちからもテーブルの上に置かれてあった物を投げつけられます!
涼子「このキャバクラ、腐ってる!」
とうとう我慢の限界に達しそうな、その時・・・
島田「涼子ちゃん、お願いします」
なんと「この店で1番新しく入った娘を」という要望のお客が来てくれていたのでした!
涼子を指名してくれた、お客は細川といい少しチャラそうな雰囲気の男性で、風俗情報誌のライター業を行なっているのですが、彼からの話ではリップに入る前、案内所から出てきた自分を客引きしてきたことを話します。
そして、さらに細川から、島田さんとリップに関しての思わぬ事実を聞かされるのですが、その驚愕な事実とは一体・・・!?
胡蝶伝説【第1巻】のネタバレ
自分を指名してくれた、初めてのお客である細川から涼子が聞かされた島田さんに関しての事実・・・彼女は元・有名ナンバー1キャバ嬢の月島もえ出会ったのでした!
1年前に突然消えてしまい、なぜ現在は黒服として働いているのか?・・・そこまでは細川も知る由もなかったのですが、さらにこのリップに来ている常連客が実はサクラ出会ったことも聞かされます。
常連客の男たちは現在のナンバー1である愛菜のご機嫌取りと点数稼ぎのために通っていたのでした。そんな話が続いた後で帰っていく細川を入口の外で見送った涼子はガラの悪い男に絡まれていた島田さんを目撃します。
すぐさまに落ちていた看板で男を叩いて一緒に逃げます。そしてなぜ客引きをするのか、そして何故ここまでして自分に対して、そこまでしてくれるのかを問うと島田さんは答えます。
島田「あんたなら変えられるんじゃないかと思ったのよ」
涼子が他のきゃば嬢たちと違って、あの悪魔(愛菜)に楯突いた姿勢が彼女にとっても気持ちよく、さらに懇願してきます。
島田「愛菜をナンバー1から降ろして・・・支配をみんなから解放して!」
さらに背後から、赤星も来て、島田さんから同じことを言われます。
涼子は彼に対して、リップのオーナーが誰かと問います。
赤星「上條美月、アンタの母親だ」
率直に答えた彼の話はさらに続き、オーナーである母が、かつて歌舞伎町で成り上がった伝説のキャバ嬢で今ではいくつものクラブをもつ夜の女王であること、さらに表舞台には滅多に姿を現さない謎の女であることを聞かされます。
そんな中で、親しみ深い声が聞こえてきて振り向いてみると・・・地元の商店街の人たちが涼子を心配して来てくれていたのでした!
商店街の人たちもまたリップに入って、涼子の大好きな丸屋のコロッケを差し入れに出してきます。彼らの前では猫を被って涼子に対しても好意的な姿勢をふるまっていた愛菜でしたが、彼が帰っていって、この日の仕事が終わった後に異変が起きてしまいます。
自分のロッカーを開けると、涼子のロッカーがぐちゃぐちゃにされたコロッケまみれの状態にされてしまっていたのでした!
開き戸に強く殴られた跡を見て心配する島田さん・・・そして、裸足で走って歌舞伎町から外を出た途端に負け犬の涙を流してしまう涼子は心配で追って来た島田さんに宣言します。
涼子「愛菜を潰す、これはあたしの意地だ」
そして、また仕事の時間・・・ドレスに着替えているキャバ嬢たちにの前に愛菜そっくりのカツラを被って出勤してきた涼子でしたが、すぐ後に入ってきた本人から持っていたハンドバックで思い切り殴られます。
入ってきた島田さんに対して、愛菜の特徴を2つあげます。
- 愛菜はキレやすい性格
- キャバ嬢たちの中にも自分たちの味方がいること
そんな中で、男性のボーイさんたちが慌てて入口へと駆けつけて行きます。
そして入店してきたのは、リップのスーパーVIPである大橋社長でした。
彼は愛菜を自分の席に座らせるやいなや、大金をバラまき、一緒に入店した社員や他のキャバ嬢たちまでもが彼のお金に群がります。
しかし、他の席ではキャバ嬢が1人もついてなく、寂しく飲んでいる別のお客もいた中で、大声をあげる涼子は大橋社長に目をつけられます。
大橋社長「新入りのくせに俺に挨拶もなしか? 行儀の悪い女だな」
そして、1人を他の席に移らせて、涼子に対してくるように命じてきます。
涼子もまた、愛菜を潰すためには、このキング(大橋社長)が必要であることをすぐに理解して彼の膝の上に座ろうとすると、後ろ向きになった途端に彼から股の間に足を入れられます。
しかし、涼子もまた怯まずに彼の両膝の上に座り、彼の手をつかんで胸まで触らせます。そんな状況を見て、早くも愛菜がキレてはっ倒してしまいます!
床に倒れこんだ涼子をさらに叩こうとする愛菜でしたが・・・
大橋社長「醜いぞ、愛菜」
彼からも、とうとう飽きられた愛菜は指名を涼子にチェンジされてしまいます。他のキャバ嬢たちは、あの愛菜からお客を奪った涼子に対して驚きの眼差しでしたが、島田さんの方はまだ基礎すらも学べてない彼女を心配していました。
愛菜は帰ろうとするものの、大橋社長の氏名を外されてしまったキャバ嬢たちからも冷たい眼差しで見放されてしまい、1人で去っていくのでした・・・。
しかし、自分を指名してくれた後にもさらなる試練が課せられます。
大きな高級ボトルを注文した途端に、「飲み干せ」と命じてきます。
他のキャバ嬢たちでさえ、「あんなの一気に飲んだら死んでしまう」と恐れられていた中、完全に酔いが回った中でも何とか飲み干して床に倒れこんでしまた涼子に驚きと戸惑いの眼差しを向けながら大橋社長は帰っていくのでした。
裏側で吐き続ける涼子は、マナージャーが自分の赤星に対して、自分のことで抗議している様子を見かけてしまします。そして赤星からは自分のことを「愛菜を潰すための爆弾でしかない」ことを聞いてしまいます。
完全に母親から捨てられてしまったと実感した涼子は赤星に伝言をお願いします。
涼子「あたしは昇る。あんたのいる高みにまで無視できないところまで行ってからアンタを捨ててやる!」
そして仕事開始前の誰も来ていないリップの中で島田さんから厳しい指導を受けた後、またもや大橋社長が来店して、今日は始めから涼子を指名してきます。
そんな中で、誰も見たことのない壮絶な美しさを誇るキャバ嬢が1人入って来ます。ヘルプで入り、「月島もえ」と名乗る女性はなんと、あの島田さんだったのでした!
胡蝶伝説【第1巻】のみんなの感想
外見は華やかでも裏では、ナンバー1をかけた壮絶な泥沼劇が展開するキャバクラの世界をリアルに描かれてますよね!
次巻では元ナンバー1相手に、涼子がどう立ち向かうのか気になりますよね!
まだ読んでない人は是非無料で読んでみてください!
まとめ
以上、「胡蝶伝説」のネタバレを紹介しました。
漫画は実際に絵も含めて読んだ方が間違いなく面白いです。
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胡蝶伝説はU-NEXT・music.jp・FODで配信されていましたので、詳しくサービス内容を次の記事で紹介していますので、合わせてご覧になって見てください。
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