めっちゃコミックで連載中の、「不浄を拭うひと」第7話を読みました。
以下ネタバレとなりますのでご注意ください。
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不浄を拭うひと【第7話】あらすじ
山田正人は特殊清掃業者をやっています。
その仕事内容とは、孤独死の人の部屋を原状回復させたり、亡くなった方の遺品整理。
そしてそのほかでよくある清掃とは・・・
正人は依頼を受け、あるアパートまで来ています。
大家さんに自分じゃどうにもできないと相談されて向かった部屋は、ドアを開けるとごみが溢れかえっているごみ屋敷の清掃だったのです。
この1Kの部屋には50代の夫婦が長年住んでいたそうで、たびたび他の住民から異臭のクレームがあったそうです。
正人「入居者は亡くなってはいないんですね」
大家「はい・・・家賃滞納で強制退去してもらいましたが・・・まさかこんなことになっているとは思いませんでした」
そして正人は一回仲がどんな様子か見に行くために中に入っていきます。
ゴミが溢れかえった部屋にどうやって入っていくのかと言うと、ごみのてっぺんまで登ってから進むのです。
天井すれすれまでゴミがたまってはいますが、なんとかスペースはあり進むことはできるようです。
正人「さて・・・アリ地獄はどこかなー?」
ごみ屋敷で生活している人は生活スペースを確保しており、すり鉢状にごみの層が出来ている場所があるのです。
その場所は上からへこんでいるのですぐわかることから、正人はアリ地獄と呼んでいました。
不浄を拭うひと【第7話】ネタバレ
正人はまずそのアリ地獄で一時避難をし、ベランダにもごみがたまっていることを確認しました。
「はっ・・・このにおいは・・・」
そして見つけたのは大量のネコ缶でした。
ペットがいるのに気配がない・・・正人はペットがいるお宅の清掃だけは苦手だったのです。
なぜかと言うと、大半が亡くなっているからで、昔初めてペットのいたごみ屋敷を清掃していたときに、タンスの引き出しにいる犬と鳥のミイラを見てしまったからなのです。
そのほかも訳の分からない生き物がタンスの中でうごめいており、それ以来トラウマになってしまいました。
正人は大家さんにこのごみの量であれば、3日程あれば片付くことを伝えました。
料金がいくらかかるのか聞かれますが、50万はかかってしまうと答えると大家さんはその金額に暗い表情になってしまいます。
大家さんはほかの会社との見積もりを比較して、後日返事をすると正人に伝えました。
正人の清掃会社の場合は部屋の状況にもよりますが、だいたい1Kで15~50万円の料金で仕事を受けるのです。
本来なら入居者が払うべき料金ではあるのですが、ほとんど大家の負担になってしまっているのが現状です。
大家さんも住んでいた夫婦が無職で、こんなことなら貸さなければ良かったと後悔していました。
このアパートの清掃は保留とし、この日もう一件依頼があったごみ屋敷へ向かいます。
郊外の一戸建て住宅とのことで、住所をたよりに着いたところは寂れたシャッター商店街でした。
(家なんてないけど・・・おかしいなあ~)
そう思いながら周りをきょろきょろしていると、とても上品そうな女性が「山田さんでしょうか?」と話しかけてきました。
その女性は依頼主の白川さんで、挨拶を済ませると家へと案内してくれました。
向かっている途中、近所の人たちは白川さんのことを先生と呼び明るく挨拶をしてくるのです。
商店街の一番端に建っている、小さな一軒家が白川さんのお宅でした。
玄関を開けると、床が見えないほどの大量のごみがあり、足を取られてなかなかうまく進めません。
よく見ると二階もゴミでギチギチになっており。清掃のメインは二階となり一か月はかかってしまいそうだとすこし不安になります。
白川さん「どうしてかしらねぇ。片付けられなくなっちゃったの」
そう落ち着いて話す白川さんに、正人は一軒家の場合は金額が割高になってしまうことを伝えました。
正人「かなり回数もかかりそうですので・・・100万円近くかかってしまうかと・・・」
白川さん「わかりました。ぜひおねがいします」
そう笑顔で答える白川さんにお礼を伝え、今月の予約が埋まってしまっているので作業完了の希望日を聞きました。
すると急いではいないので、正人の空いてる日で少しずつ作業してくれればいいと優しく答えるのです。
白川さんは持ち家なので、正人の都合のいいときをみて清掃をすることになりました。
そして契約も終わり帰りの車の中で、白川さんはあんなに上品な人だったのになぜごみを出せなくなってしまったのか不思議に思っていました。
(お金のことも快諾してくれたし、おだやかな人だったな・・・)
数日後、あの1Kのアパートから正式に依頼が入り先輩へ助っ人を頼んで作業を始めました。
ゴミをどんどんトラックへ運び、二人で作業を進めます。
そして問題のタンスの中を開いてみましたが、汚れた洋服ばかりでネコがいないことに正人はほっとします。
亡骸をタンスに入れるのは棺桶の代わりなのかな・・・?と考えていると、足元でパキッと言う音がしました。
そこには動物の骨のようなものが落ちており、とっさにネコが頭の中で思い浮かびましたが、先輩がチキンの骨だよと教えてくれて安堵します。
冷蔵庫の中にもネコはいなかったと教えてもらい(冷凍していることもあるそうです)ほっとしたのもつかの間、先輩はすごい色の液体を正人に見せて驚かせます。
先輩「ただのゴミだよ、びびりすぎだってー」
とまた二人は作業に戻りました。
数日間、その作業をひたすら繰り返し、ごみは全て処分することが出来ました。
あとは壁紙とフローリングの張替えだからこれで撤収だと確認をしているとき、ふとネコの事がきになりました。
タンスの中にもごみの中にもいなかったネコは、なんとキッチンの網戸を破って外へと逃げていたのです。
ネコが死んでいなくてよかったと、正人は安堵しました。
自由になって外の世界で生きることも大変だが、どこかでネコたちが幸せに暮らしてくれていたらいいなと正人は願うのでした。
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不浄を拭うひと【第7話】感想
特殊清掃はごみ屋敷の清掃もおこなうんですね。
ゴミも天井に着きそうなくらいの量になってしまったら、それこそ本当に大変なんだろうなと驚きです。
何よりもお気の毒なのが大家さん。
まさか入居者が払えない場合は大家さんが払うことになるなんて・・・仕方ないと言ってしまえばそうですが、元はと言えば入居者が汚していったもの。
自分たちでなんとかして欲しいものですよね。
個人的には、あの先生と呼ばれていた白川さんが気になって仕方がないのですが・・・(笑)
次で白川さん話のがあってくれたらいいなと期待しています。
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