性と罰 ~復讐は棘のように~【第5話】のネタバレ・感想!

「性と罰 ~復讐は棘のように~」は貴咲光流先生の作品です!

ファミレスで食事をともにし、また2人で会うことを約束した香莉と侑。

その約束通り二人で出かけることになった。

しかし、傍目から見るとデートにしか見えない2人の行動・・・

2人の時間が長くなっていくが香莉の心境に変化は表れるのか・・・・

今回の話では、2人の周りの人にも注目です!!

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性と罰 ~復讐は棘のように~【第5話】のあらすじ

「え~~っ!?」
「あの二人ってつきあってるの?」
「この前街で二人でいるの見かけたのよ。 見間違いじゃないから」
「そう言えば今日二人の休み重なってる」

介護施設で作業をしながら話し合う3人。

「・・・・・」
「・・・・・」
「・・・・・」
「「「あ~~~っ!!!」」」

何かに気付いた3人だった。

庭付きの大きな日本家屋。

表札には杉浦と書かれている。

 

「あなた~! あなた~!」

そんな大きな屋敷の中から敷地内の畑へ声を掛ける年配の女性。

「ああ、あなた。 やっぱりここにいらしたのね。」
「何だ。朝から騒々しい奴だな」

農作業をしていた同い年くらいの男は、膝立ちで汗に濡れた顔を向けた。

「今から車を出してもらえません?必要なものを買いに行きたいの。そろそろあなたの下着もくたびれてきてるし。お昼はあなたの好きな鰻でも食べてきましょうよ」

微笑みながらそう言う妻に、男は立ち上がり

「で?おまえは何を買うんだ?」
「うふふふふ」

わざとらしく両手で口を押さえる姿に呆れる夫。

「すいません!」

賑やかな駅前で立っていた香莉は声を掛けられた。

 

「遅れちゃって」
「梶木君」

侑の顔は申し訳なさそうに眉をひそめている。

「私もちょっと前にきたばかりだから。昨日遅番だったんでしょ?待ち合わせを午後にすればよかったね」
「いや!早いほうがいいです!」

真剣な表情で即答すると侑は顔を和らげ

「そのほうがいっぱい遊べるし」
「ふふ、そうね」
「・・・・・」

笑顔で答える香莉に見とれて固まる侑。

「どうかしたの?」
「いえ、そのワンピース似合ってるなって」

(・・・・・・・・)

顔に影を落とす香莉。

「ありがとう」

しかし直ぐに満面の笑みに戻して答えた。

性と罰 ~復讐は棘のように~【第5話】のネタバレ

「おーい まだ買うのか?」

ショッピングモールに初老の呆れた声が響く。

「じゃああたなはここで待ってらして。もう一箇所だけなので私一人で行ってくるわね」

そんな妻の言葉に肩を落とし、フードコートの椅子にゲンナリ腰を下ろす初老の男。

「ふぅ」

「ん?」

ふと顔をあげるとひと組の男女が目に入った。

香莉と侑だ。

「おーい!梶木君!」
「!?」

男の声に顔を強ばらせる侑。

「こっちこっち。こっちだ!」

そう言いながら立ち上がると、男は腕を伸ばして大きく手を振りだした。

「杉浦さん!?」

 

声の気が付くと笑顔に戻った侑。

「こんな所で会うなんて奇遇ですね!お久しぶりです!お元気ですか?」
「この通りだよ。

それよりそっちは順調かい?お陰様でなんとかやっています」

「それはよかった」

人当たりの良い侑を見て、放置された香莉は後ろから鋭い目つきで2人を睨む。

「で?そちらの可愛いお嬢さんは?」
「あ、職場の方です」
「これか?」

そう言いながら小指を立てる男に硬直する侑。

「!!」

「ち、違いますよ!そんなんじゃないですっ」
「ワハハ 顔が赤いぞ」

そんなやりとりを死んだような目で香莉は見ていた。

 

「おっと家内が戻ってきたようだ。今度遊びに来なさい。うちの畑で採れた美味い野菜を食わせてやるぞ」
「はい!ぜひ!」
「─────」

去っていく男の後ろ姿を侑は無表情で見ていた。

「とても人柄の良さそうな方ね」
「そうなんだ。以前とてもお世話になった人でね。心から感謝してる」

(意外・・・こんなやつにもそんなひとがいるなんて)

「おっと・・・急がないと映画始まっちゃうな」

スマホを見て焦る侑。

「行こう」

 

二人はポップコーンとジュースを買ってから映画館の中へと入っていった。

「・・・・」

席に着くと無言の二人。

笑顔の侑に反して無表情の香莉。

(こんな風にデートのような事を何回か重ねてるけど、ただそれだけの関係。コイツを見てれば私にプラスαの感情を抱いている事はわかるのに、告白らしき言葉は一度もない。何だか肩透かしだわ。私を好きになってくれれば面白いと思ったのに・・・)

(今まで異性との交際なんてした事がないから、どうやってその気にさせればいいのかもよくわからない。でも、コイツにどう復讐するかを考えるのは楽しい。不思議な高揚感を覚えるくらいよ。)

不気味な笑みを溢す香莉だった。

 

「梶木くんちょっと来てくれる?」

介護施設で先輩に声を掛けられる侑。

「はい」

事務スペースで座って待っていた先輩。

「立花さんの事なんだけどね? もしかして二人付き合ってるの?」
「ち、違いますよ。 何度か一緒に出掛けたりはしてますけど、そういう特別な関係じゃなくて」
「ふーーん。  顔赤いヨ?」

「ここは職場恋愛にうるさい訳じゃないので構わないんだけどね。噂になってるものだからさ」
「え?噂に?」

真剣な顔で問い返す侑。

「立花さんて真面目で神経質なくらいお堅いでしょ?」
「俺はそこまで感じないですけど。確かに真面目は真面目ですね」
「でもさ。あんな風に噂されてるのが彼女の耳に入ったら? 心配にならない?」

困った顔で首をかしげる。

「まあそれは確かに」
「いっそ付き合ってからなら皆にそう報告した方がいいと思う」
「だからまだそういう関係じゃ」
「少しも気のない相手と二人で出かけたりしないわよね?」
「─────!」

照れた侑は顔を見られないように横に逸らした。

「はあ。まあ・・・」

そしてそんな侑の肩を任せておきなさいいうように、ポンっとたたく先輩だった。

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性と罰 ~復讐は棘のように~【第5話】の感想

香莉の揺らぐことのない強い意思。

でもやっぱりなかなか侑の気持ちをコントロールできなかったですね。

そんな男に対してのアプローチの機会を奪ったのが当の侑なんですけどね・・・

侑は相変わらずって感じで、いい人すぎて本当はいい人なんじゃないのか?って逆に疑ってしまいます。。

 

そしてなんといっても今回の話で謎の動きを見せる介護施設のおばさま軍団。

職場の先輩まで侑の味方?になったかもしれないし・・・

そうなると後戻りのできなくなった香莉はどうなるのでしょうか。

次の話が早く読みたいですね!

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