あなたがしてくれなくても【第36話】のネタバレ・感想!

漫画「あなたがしてくれなくても」はハルノ晴先生の作品です。

吉野みち、32歳。結婚して5年、レスになって2年。
夫とは仲が悪いわけではないが、ただひとつ、“セックス”だけが足りていなかった…

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あなたがしてくれなくても【第36話】あらすじ

陽ちゃんが仕事中休憩していると声をかけられ、今度行くビアガーデンのメインを選ぶのにみんなにどっちがいいのか聞いているというのです。

ジンギスカンか串揚げだと聞かされてその多数決のメモを見てみると、ジンギスカンの方が票が多く、同じもので希望を出しました。

ですが陽ちゃんはジンギスカンが食べられないのです。

 

 

喫煙所で同僚がジンギスカンが食べられないと嘆いています。

どうしてあんな獣臭のするものを食べたいのかという問いかけに、陽ちゃんがはほかのアラカルトを食べればいいと受け流すのです。

ビアガーデンを楽しみにしていたというその同僚はマイノリティーは尊重されないと叫びます。

陽ちゃん「・・・だいたい、会社の飲み会なんかに期待する?そんなもんだってわかってんだろ?」

すると昔から合理主義なのかと聞かれてしまいました。

そして陽ちゃんみたいに考えられたらいろいろ楽だよな・・・と言われてしまうのです。

 

喫煙所から出て、自分はいつの間にこれが身についたんだろうと陽ちゃんは考えます。

きっとこれは昔からの積み重ね。

子供の頃、友達の喧嘩を止めようとしたら「うるせーな!」と殴られてしまい、歯が折れて病院に行く羽目になってしまったことがありました。

そして高校生の時、女友達にあ友人といろいろあって気まずいという相談を受けるると、その子に悩んでいたことと仲直りしてほしいっていうことをそのまま伝えてしまい、相談された子に怒られてしまいます。

そんなことが積み重なり、めんどくさいと思ってしまったので・・・16歳の時に悟りを開いてしまい、「他人に肩入れしない」ということでまとまったのです。

そしてそれくらいから、人付き合いが楽になったのかもと気づきます。

 

すると前から歩いてくる三島さんに気づき、そのままスルーされてしまったことで、楽になっていないことにきづくのでした。

あなたがしてくれなくても【第36話】ネタバレ

一人喫煙所で煙草を吸う三島さんは、この前みちを見たときのことを思い出していました。

みちは自分で見ても奥さんにしたいタイプで、優しそうで家庭的な感じで、そりゃ吉野君も選ぶよと腑に落ちたのです。

そしてあんな良い人そうな奥さんをこれ以上傷つけなくてよかったと、安堵するのですした。

 

 

自宅に帰ると、勝ってきたお酒を開けました。

すると知らない番号からのショートメールが入っていることに気づき、誰からだろうと気になりはじめます。

「お久しぶりです。元気にしてますか?」

その内容に、「すいません、どちら様でしょうか?」と返すと、「北川です」とだけが返って来たのです。

その瞬間、以前交際していた男性の顔が浮かび手が震えました。

「何の御用でしょうか?」と丁寧に返すと、「また会いたいとおもって」と返され、とっさに携帯を壁に投げつけてしまいます。

三島さん(会いたいじゃねぇよ・・・!やりたいの間違いじゃねぇの!?)

ウソでもいいから謝れと思いながら、下を向いてしまいます。

 

 

そして会社の飲み会。

ジンギスカンが焼けるニオイで気分が悪くなった陽ちゃんは、とっさに喫煙所へ逃げ込みます。

するとそこには三島さんが先にいて、軽く挨拶を交わしますが気まずいと陽ちゃんは思ってしまいました。

『吉野君って、他人への想像力が足りないよね・・・』

そう言われたことを思い出しながら、自分の生き方は間違っていたのかと考えるのです。

自分が嫌な思いをしないように防御して、他人への無関心を通り越して無神経になっていたのだろうか・・・?

だから多分、今こんなことになってしまっているんだろうと、今までのツケが回って来たんだと感じます。

三島さんを見ると、「何・・・?」と言われ、今この瞬間でも彼女がなんで怒っているのかわからないでいるのです。

陽ちゃん「三島さん、オレきっと無意識に、三島さんを傷つけてきたんですよね?」

三島さん「・・・そうだね」

そして三島さんは続けます。

三島さん「・・・私、女として軽く見えるかもしれない。でもね、少なくとも何の好意もない人と、寝たりなんてしないから」

そこで陽ちゃんは気づきます。

『・・・じゃあ、好きな人とかもいないんすか』

そう言ってしまったことを思い出し、そりゃ怒るわとわかったのです。

そして頭を下げて、自分の無神経な行動が深く傷つけてしまってすみませんと、しっかり謝ります。

 

三島さんはわかってもらえて嬉しかったのか微笑みながら、「・・・うん」と返事をしました。

そしてすぐに手を叩き、この話は終わりだと明るい雰囲気に変えるのdす。

三島さん「私も吉野君に言いたいこと言ったし、ね!」

そして飲もうといって、先に歩き始めます。

自分も不倫した分際で何を言ってるんだと思い、奥さんにならいくらでも罵倒されてもいいが、でも自分だって傷つくことを分かってほしかったのです。

だから今回の事で、少し救われた気がしました。

 

 

席に戻って、もう一度乾杯をし直す二人。

ジンギスカンが食べれないという陽ちゃんに、三島さんは一回食べてみたら?と提案します。

とりあえず一口食べてみるのですが、口に合わなかったようで何と答えたらいいのか頭が混乱します。

ひとまず「うまいっす」とは答えてみるのですが、気分が悪くなってしまったようで、横になることにしました。

ですがなんでか、不思議と気分は悪くはないのです。

 

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あなたがしてくれなくても【第36話】感想

陽ちゃんと三島さんの関係がひとまず落ち着いてよかったですね。

みちはこのことを知らないので、何か変化があるわけではないですが・・・。

 

ひとまず今後の流れに三島さんの邪魔などが入ることはなさそうですので、安心ですね!(笑)

まとめ

以上、「あなたがしてくれなくても」のネタバレを紹介しました。

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