悪女の定義【第33話】のネタバレ・感想!

ピッコマ無料連載中の「悪女の定義」を読みました。

以下ネタバレとなりますので、ご注意ください。

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悪女の定義【第33話】あらすじ

ラブエルは休暇で宮を離れていましたが、副侍女長のばあやがいたので特に困ることもなく、のどかで平和な日のことでした。。

この場所について知らないこともまだまだ多いので、休みの日には本を読んで過ごし、うっかりそのまま昼寝をしてしまうこともありました。

こんな昼間から昼寝をしてしまったと、後悔のため息をついたシャルティアナは、ドアのむこうからセシリアの声が聞こえてきたことに気づきます。

不愉快だと叫ぶ彼女でしたが、ばあやが令嬢のお気持ちはわかるとなだめているのが聞こえます。

何があったのかと、シャルティアナはそのままドアに耳をあててその話の内容を聞こうとしています。

 

悪女の定義【第33話】ネタバレ

ばあやとセシリアは向かい合っており、明らかに何かもめごとが起きているように見えます。

ばあや「しかし、私はこの前叙爵を受け・・・」

セシリア「そう、ついこの前叙位を受けられましたよね。私は生まれてから今までずっと、貴族として生きてきました」

シャルティアナは喧嘩をしていることに気づきましたが、そのまままだ話だけを聞き続けています。

そのように待遇させていただいていると丁寧に答えるばあやですが、セシリアはこれが待遇なのかと怒って怒鳴ります。

セシリア「名ばかりの貴族だとあざ笑っていらっしゃるのでしょう!」

ここでシャルティアナは、セシリアのコンプレックスが原因でばあやが自分より高い地位にいることが我慢ならないんだと気づきました。

くだらない・・・そう思いながら聞いていると、セシリアはばあやに自分は平民などがたやすく言葉を交わせる身分ではないと、明らかに侮辱した言葉を吐いたのです。

さすがにそれは言い過ぎで、私が仲裁に入らなければとシャルティアナがドアの向こうへ行こうとしたところ、ばあやが落ち着いて話し始めました。

ばあや「令嬢こそ理解れるべきですわ。私は平民ではありません。カイロン公爵閣下より正式に叙爵を受けた男爵夫人です」

「私を平民と呼ぶのは、カイロン公爵を無視されているのと同じことですわ」

淡々と話すばあやを目の前に、セシリアは躊躇い言い返すことができません。

ばあや「私は男爵夫人であり、ここ副侍女長です。令嬢は?」

セシリア「・・・子爵令嬢であり、侍女です」

悔しそうに答える声を聞いて、さすがばあやは強い!シャルティアナが勝てないだけはあると、余計な心配だったことに気づきました。

ここでドアを開けて、シャルティアナは二人の元へ行きました。

セシリアは驚き、ばあやは居眠りをしていたことに気づいていたようで、優しくお目覚めですかと声をかけてくれました。

シャルティアナ「あ・・居眠りしていたこと知っていたのね」

ばあや「何を今さら・・・ああ、こちらをどうぞ」

そう言いながら手渡したのは皇太子殿下からの手紙です。

殿下が自分に手紙を送る理由なんてないはずなのにと不思議がるシャルティアナですが、ばあやは早く開けてみてとわくわくして嬉しそうです。

皇太子からの手紙をレターナイフで開け、中を広げてみました。

手紙の内容は、西部地域で緑化事業が始まりセベリダから試験的に行っていっていること。

シャルティアナが望むものを見る為にはもう少し時間がかかりそうなので、アイリーンとの避暑を先に済ませること。

厳しい旅になるだろうから、しっかりと準備しておくようにとの内容が書かれていたのです。

内容に納得したシャルティアナに、ばあやと侍女たちは期待の眼差しでこちらを見ています。

ばあや「殿下は何と?」

シャルティアナ「大した内容じゃないわよ、エストゥスの避暑の日程がきまったって」

侍女たちが避暑にはどちらと先に行くのか?や、もちろん手紙をもらった公女様の方が先だと話していますが、シャルティアナからステナ令嬢と先に行くことを聞かされて驚きます。

ばあや「それなら何のために手紙まで・・?」

確かにどうして皇太子がいちいち説明してくれているのか、シャルティアナも気になっていました。

まだ彼が、何を考えているのか全くわからないままです。

 

とても風が気持ちのいい日で、エディスと散歩に出かけました。

皇太子からの手紙にも、「今日は風が澄んで気持ちのいい日だ」と書かれていて、その通りだとシャルティアナは感じます。

「あら・・・カイロン公女ご機嫌よう」

散歩をしているシャルティアナに話しかけてきたのは、庭園でお茶をしていたアイリーンです。

散歩に来ていたのかという問いに、さらりと皇太子様が今日は天気がいいと仰ってくださったことを伝えます。

アイリーン「私もそれで外に出てお茶を飲んでいたのです。ご一緒にいかがですか?」

ここで不思議に思いました。

アイリーンはどうして会うたびに私を引き留めようとするのだろうと。

お互いに本性を現した今、一緒に仲良くお茶を飲むような雰囲気になんてならないとシャルティアナは思ったのです。

ここで皇太子からの手紙の一文で、「ステナ令嬢と先に避暑へ旅立つことにする」と書いてあったことを思い出しました。

シャルティアナ(私に恥をかかせるつもりなのか、なるほどね・・・。)

納得したシャルティアナは、是非とアイリーンと一緒にお茶をすることに決めました。

 

アイリーン「来週にはもうエストゥスだなんて信じられませんわ」

「もうすぐ水晶宮へ行くことを考えると、胸が高鳴りつつも不安な気持ちです」

ここで自分が先に水晶宮へ避暑へ行くということを強調したアイリーンに気づきます。

お茶のカップを置いて、ここから反撃の始まりです。

シャルティアナ「そうですね、ステナ家には夏の別宮がありませんもの。夏の遠出は初めてでしょうし、それは楽しみでしょうね」

そう笑顔で話し、アイリーンとその侍女たちはすこし悔しそうな表情をしています。

シャルティアナ(私にケンカを売ってくるなんていい度胸ね。後悔させてあげるわ!)

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悪女の定義【第33話】感想

ばあやも口が上手い!!(笑)

まさかセシリア」のコンプレックスがこんなにも強いんだとは、思いもしませんでした。

でも確かに、自分よりも地位の低かった者がまさかの上司的な立場になると・・・悔しく感じますよね。

ですが言っていいことといけないことはあります!

ばあやがすっきりさせてくれる展開を作ってくれてよかったです。

そしてシャルティアナとアイリーンは、これからちょっとしたバトルが繰り広げられます!

もうこの時点でわくわくしてきますが、次回はもっとすっきり気持ちのいい展開を期待しています。

まとめ

以上、「悪女の定義」のネタバレを紹介しました。

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