桂正和先生の作品『電影少女』のネタバレと感想と無料で読む方法を紹介しています。
主人公の冴えない・モテない女性とも話すのが苦手な弄内洋太が好きな早川もえみは、洋太の親友の 新舞貴志のことが好きなのだった。
よくある恋愛ものの展開だが、傷ついた洋太の前にビデオから突然現れたビデオガールの天野あいと出会い、気持ちを揺らす。
春期真っ盛りの冴えない高校生で、自分よりも他人を思いやる過剰なぐらいの優しさを持つがそれゆえに他人への配慮から発したその場限りの不誠実な優しさで、逆に相手を深く傷つけてしまう。
様々な人物の想いが交差し複雑に絡み合い、涙が溢れ出てしまう普及の純愛ラブストーリーの知る人ぞ知る有名な名作です。
目次
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恋愛に臆病な冴えない高校生“弄内 洋太 (もてうち ようた)“ 通称”モテナイヨータ“。
片想いの相手“早川 もえみ (はやかわ もえみ)”をやっと誘えたデート中に、もえみが自分の親友“新舞 貴志 (にいまい たかし)”を好きなことを知り落ち込む。
その帰り道に奇妙なレンタルビデオ店『GOKURAKU』にふいに入る。
洋太はアダルトコーナーにあった『なぐさめてあげる♡ 天野あい』の目を惹かれた。
胡散臭いビデオ屋のオーナーに「この店の『特別会員証』じゃ。 このカードがあればいつでもこの店を利用できるゾ。」と、カードを渡され奇妙なビデオ屋で借りて帰るのだった。
借りたビデオを再生すると画面の女の子“天野あい (あまの)”はまるで洋太と対面してるかのように画面から語りかけ、「わたしじゃ役不足かな? でも、わたしなりにせいいっぱいなぐさめてあげるね。」
突然テレビ画面が光り出し、画面から天野あいが飛び出してきた。
2巻「心がツライ・・・」
洋太の純粋な心に触れて、人間の感情をもちはじめる天野あい。
ちょっとしたことから“空山 高夫 (そらやま たかお)”とあいは一晩を共に過ごすことになる。
電車の中では痴漢行為を働くなどと非常にスケベで女好きな性格で、あいと洋太が仲がいいことが気に食わない高夫は「あいちゃん見かけによらずけっこう『やる』んだぜ。」と洋太を挑発し、洋太は怒りのあまりに殴ってしまう。
しかし、あいはビデオガールの『使命』に反していまい、再びビデオの中へと戻されてしまった。
あいを取り返すために、ビデオの世界へと乗り込む洋太。
しかしそこには、過酷な試練が待ち受けていた・・・
3巻「長い夜」
ビデオガールを作った男“ローレック”に自分は『普通の人間』ではないという事を思い知らされるあい。
特定の男に恋をしたあいを失敗作とみなし、洋太のもとから回収し処分しようとする。
その頃、洋太は後輩で中学生の時の美術部で洋太に憧れていた“仁崎 伸子 (にざき のぶこ)”と一夜を過ごす決心をする。
伸子も《はじめての人はセンパイだってずっと決めてたんだから、たとえそうなったって怖くない!》そう気持ちを固めていた。
しかし、色々悩んだ洋太は伸子を『禁断の部屋』、あいが居た部屋へ案内し離れて寝る事を選らぶ。
変な妄想で眠れない洋太と、決心していた伸子は一緒に寝る事になる。
だがその時、思いつめたような声であいからの電話が・・・
不安を隠せない伸子、自分の気持ちを抑えるあい。
その2人の間で戸惑う洋太・・・
その一方で、伸子にふられた“松井 直人 (まつい なおと)はローレックにつけ込まれ、ビデオを再生し、第2のビデオガール“神尾 まい (かみお まい)”が現れた。
4巻「え!?・・・」
伸子は待ってくれているはず・・・
約束から5時間も過ぎた東京の公園まで伊豆から急ぐ洋太。
伸子を探し回り、諦めた時・・・
伸子は現れた。
洋太に抱きつき「ごめんなさい」と涙を流す伸子、「君が謝ることない」と泣く洋太。
洋太は伸子を傷つけてしまった事に泣き、伸子は洋太を忘れていた自分を責めて泣いた。
お互いが流したのは『恋の涙』ではないとお互い察し伸子と別れた。
別れて自暴自棄になった洋太はチンピラに絡まれケンカをするがボコボコにされてしまう。
その時、帰りの電車で厚かましく話しかけてきた少女“山口 夏美 (やまぐち なつみ)”に助けられる。
夏美は洋太の家の庭にそのまま住みついてしまう。
その少女は幼い頃、洋太の家の近くに住んでいたが、引っ越して以来音信不通となっていた少女だった。
そんな中、あいが再びまいに襲撃される・・・
あいを助けに駆け付けようとする洋太だが、途中で伸子に会ってしまう。
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5巻「決意」
襲われたもえみを助け、大雨の中背負ってあいに手配してもらったホテルへと運ぶ洋太。
深く眠るもえみをあい達に預け、自分が助けた事を知らせないよにして思いつめた顔でホテルを去って行く洋太だった。
目を覚ましたもえみは貴志に助けられたのだと思い込んでいた。
シャワーを浴びようと浴室に入ると、部屋着の下が裸な事に驚き襲われた時の記憶が蘇る・・・
《いや!!たすけて!たすけて!!》
浴室にうずくまるもえみ。
5日後―――
貴志に元気だと笑いかける健気なもえみ。
洋太はもえみが襲われた事をきっかけに、ついにもえみへの想いを告白する決意をする。
もえみを呼び出した洋太だが、なんとそこにはあいと貴志も現れる。
貴志はもえみに、嵐の日の出来事の真実を告げる・・・
動揺を隠せないもえみ。
6巻「女の子の気持ち」
昔の記憶を取り戻したあい。
洋太にはその事を悟られない様に振る舞うあいだが、洋太への気持ちを抑えられずにもえみとの関係を知り胸が痛くなる。
「やっぱりムリだ・・・ オレ・・・ヨータんち出ようかなんて思ったりしてるんだ。 オレが居たんじゃもえみちゃん来づらいだろうし、なにかと不都合だろ。」と、自分の気持ちを抑えながら洋太に告げた。
もえみは洋太が無理に関係をもとうしたことから、嵐の日の出来事のショックと引け目を感じていたことから気まずくなっていた。
しかし、もえみも嵐の日襲われた時のトラウマを乗り越えようと必死に努力しているのだった。
あいは苦しみ・悲しい心・嫉妬の複雑な心理から、洋太のコンテスト用の絵本の製作を手伝う事にしたのだが、そのせいで洋太ともえみの間が気まずくなってしまう・・・
7巻「気持ち美人」
あいが出ていってしまってからどこを探しても見つけ出せずにいた洋太。
手掛かりを見つけるたびにまた消えてしまう、まるで洋太から逃げているように・・・
その頃、持病の心臓病が悪化し入院している夏美のために、あいは彼女が想いを寄せる男“清水 浩司 (しみず こうじ)”を連れて来ようと奔走していた。
《ビデオガールとして再生されて、ヨータはおろか・・・誰の役にも立ってない・・・
再生終了までに誰かの役に立ちたい!》強く思いながら浩司を探し出したあいだったが彼は全く夏美に会おうとしなかった・・・
一方、洋太はあいの存在を『妹』とわりきったはずだったが気持ちは揺らぎ、さらにあいがいないために絵本の製作さえもうまくいかず苦悩していた。
もえみからの連絡にも出ず塞ぎ込む洋太・・・
そんな時、夏美が危篤状態に陥る・・・
8巻「気持ちの変化」
あいの誕生をつくって祝う洋太。
誕生日のお祝いというだけなのになぜかそれだけで気持ちがウキウキしているあい。
「信じろ!」そういった洋太の約束を信じられずに両親と一緒にジュネーブに行こうかと、ほんの少しの期待と好きという気持ちから葛藤するもえみ。
再生終了までに、絵本を仕上げる約束をしたあい。
洋太との作業中に自分の気持ちの変化に戸惑う・・・
《なんなんだ・・・オレ・・・ホントに変だ・・・ これは、昔の気持ちがよみがえったとかそーいうんじゃない! もっと違う・・・これは・・・この胸のドキドキはいったい・・・なんなんだよ・・・》
そんな中、『GOKURAKU』のじいさんが洋太の前に現れ、あいを人間にできるかもしれないと告げる。
しかし、ローレックが現れあいを回収しようとするが、あいへの気持ち・覚悟を決めていた洋太はローレックにボコボコにされながらも必死に抵抗する。
最終手段として洋太はビデオデッキを破壊する・・・
その時、じいさんが密かに仕込んでいたプログラムが作動し、デッキの破壊と同時にローレックを消滅させる。
しかし、あいの身体は光り光の粒になって消えていく・・・
「なァ、ヨータ…キスしてもいいぜ…」
「しょうがねェ…してやるか…」
洋太とあいは初めてのキスを交わす。
4月 再び春がやってきた―――
伸子・もえみ・貴志・・・それぞれが新しい環境の中、心の中で洋太のことを応援していた。
一方、洋太は家にこもって絵本完成させた瞬間、部屋の中に満ちていた『あいの欠片』が消えていく。
「そうか・・・とうとう消えるんだね。 これまで一緒にいられたんだ、もう充分だよ。 オレはもう一人でも平気だから・・・安心しろよ。 最後の最後まで見守ってくれてありがとう・・・あいちゃん。」洋太がそう言うと・・・
その瞬間、光の粒が束になって背後へと消えていき、振り向いた洋太の目に映ったものは裸の女の子だった・・・
「ヨータ!!」
「あいちゃん!」
抱きしめ合う2人。
とても面白いのでぜひご自身の目で確かめてみてください!
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