漫画「悪い隣人」の結末ネタバレ・感想!最悪な夫、そして衝撃のラスト

漫画「悪い隣人」は生田悠理さんの作品です。

パイロットの夫を持ち、元CAの私は…まさに人生の勝ち組!

そんな時に、隣に引っ越してきた夫の元カノ…浮気が予想される隣人サスペンスの展開は!?

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漫画「悪い隣人」のあらすじ

結婚して3年―――
郊外の夫の実家の近くのマンションに引っ越してきた。

「かんぱーい!おかえりー!」
「いやぁ~ おまえが大学進学で地元を出て以来だから10年以上振りだな。」
「今S航空でパイロットやってんだって? すげーなー」
「奥さん、元CAだって? うらやましいぞ!このー」

今日は夫“藤堂 晴彦 (とうどう はるひこ)” 32歳の高校時代の同級生を招いての引っ越しパーティーをしていた。

 

ビールが無くなると晴彦は「おい、正平 ビールもっと取って来いよ。」と同級生で同じ航空会社の整備士“田辺 正平 (たなべ しょうへい)”を学生の頃と変わらず子分のように使っていた。

そんな正平とは、妻の“華絵 (はなえ)” 30歳もCA時代からの顔見知りであった。

「晴彦が僕みたいな男とずっと友達やってくれてるのが不思議なくらいで~」と劣等感を抱える正平。

 

しかし、そんな正平に対し華絵は《たしかに夫に比べたら外見も経済力もステイタスもかなり見劣りするけれど・・・この人といるとなんだかほっとする。 きっと人柄がいいからなのね》と好印象なのだった。

お酒もすすみ、話題は晴彦が学生時代に付き合っていて、今はモデルをやっている“ 吉永 絵里奈 (よしなが えりな)”についてになっていた。

 

それを聞いてた華絵を気遣った正平は「昔話ですよ、もう10年以上前の話しだから!ね!」と伝えると、華絵は「いいの気にしてないわ。 元々あの人の女性関係が華やかなのは知ってるし、外ではもてる人だもの・・・」と少し寂しそうな顔をした。

パイロット制服に身をつつんだ晴彦は颯爽として素敵で、CAの憧れの的だった。

漫画「悪い隣人」のネタバレ

そんな晴彦が華絵を選んだのはS航空の重役の娘だから―――
華絵はわかっていたが、それでもよかった・・・

外見と外面に惹かれて中身までは見えなかった。
結婚してから知った性格はわがままで自己中心的でプライドばかり高くて・・・

自分は変わらず外で華やかな生活を続け、華絵には仕事を辞めさせ「家事に専念しろ」と。
実家の近くに引っ越して来たのも、父親が亡くなって一人になった母親の面倒をみさせるため・・・

 

この一見素敵マンションの一室で近くに親もいない、仕事もない、一人ぼっちの籠の鳥の暮らし・・・
それがこれから続いていく私の結婚生活・・・

 

そんなある日―――

 

隣の部屋に、美人で人懐っこいというか、ズケズケした“吉永 絵里奈”という女性が引っ越してきた。

《どこかで聞いたことある名前・・・》

気になっていた華絵は、帰宅した晴彦にこの間のパーティーの時に話していた高校時代に付き合っていた彼女の名前を確認してみると、同じ名前・・・

《やっぱり・・・! 本当に本人なの? まったくの偶然? それとも―――》

 

華絵の不安な気持ちをよそに、絵里奈はグイグイと華絵に近づいて来る。

管理人に華絵の毎週決まって出かける予定を聞いていたり、「ご主人は朝早く出てく音が聞こえたけど~」など聞き耳を立ててるようなことまで・・・

そして、ズケズケと華絵の部屋に上がり込み、晴彦の写真を見つけ「あら、これご主人? いいオトコねぇ~ 一度お目にかかってみたいわ、そのうち紹介してね。」そう微笑む絵里奈を見て、《間違いない! きっとこの人は本物だ》そう実感した華絵。

 

なんで知り合いだと言わないの?
一体何が目的なの?
嫌だ・・・気味が悪い・・・

 

不安が大きくなった華絵は正平に連絡し確認してもらうことにした。

正平と共に絵里奈を訪ねると「なーんだもうバレちゃったってわけ?」とケロッとした態度で開き直り、さらに「奥さんに敵情視察しとこうと思って」となんとも大胆発言。

 

「何考えてんだ!藤堂は結婚してるんだぞ!」詰める正平に対し「あら?そんなの関係ないわよ。元CAて聞いてたけど、全然つまんないフツーの主婦だし、これならあたしの方が断然 彼と似合うんじゃないかしら」と平然と言い放つ。

 

その夜―――

絵里奈は堂々と華絵の家に乗り込んできて、華絵の嫌な顔もまったく目に入らないように晴彦は舞い上がり、その日から絵里奈に心奪われていった・・・

毎日のように絵里奈を家に上げ、そのうち絵里奈の部屋の方に入り浸るようになり、深夜まで帰って来ないようになった・・・

携帯はロックをし、キーケースには同じ型の鍵が1つ増えていた。

 

我慢の限界になった華絵は「離婚して下さい。」と離婚届を突きつけるが、「何か浮気してる証拠でもあるのか?」と晴彦は離婚にまったく応じようとしなかった。

勤務先のS航空の重役である華絵の父親の後ろ盾がなくなったら困るから・・・

証拠を摑もうにも2人は決して外で会うことはなく、隣室でなら『お隣さん』という事でいくらでもシラを切れるつもなのだ。

 

《どうしたらいいの・・・》

困り果てた華絵は泣きながら正平に助けを求めていた。

 

その頃、晴彦は絵里奈の部屋で「あいつに離婚を切り出されたよ」と笑いながら語っていた。

自分の将来の為に離婚しないと言う晴彦に、さんざん遊んで捨てる気なのかと怒りだす絵里奈。

 

そんな時、ハッと絵里奈は思いつき「別に離婚しなくてもいいんじゃない? あの人がいなくなればいいんだから。 そうよ死んでもらっちゃうってのはどう?」などと言い出し、驚く晴彦だったが、次第に悪魔のような表情を浮かべ「そうか、そうだな・・・たしかに。」と2人は華絵の殺害計画を企てだす・・・

 

1か月後―――

 

「じゃ行って来る、帰りは3日後になるから」と晴彦はフライトへと向かった。

その夜、「ゆっくり2人で話しがしたくて来たのよ。女同士の話し。」と絵里奈がワインを持って訪ねて来た。

絵里奈の話を聞こうとする前に、ワインを飲んだ華絵は急な眠気に襲われて寝てしまう・・・

 

眠った華絵を抱え、お風呂場に運び服を脱がせ、浴槽にお湯をためだした絵里奈。

「あなたは夫の留守中にワインを飲んで、入浴してうっかり寝入ってしまって溺死するのよ。 最近寝不足で薬を飲んでいたと晴彦が証言するわ。 そして帰国した晴彦があなたを発見した時にはもう・・・ おやすみなさい、永遠に!」そう言うと、華絵の頭をお湯がたまった浴槽に沈めた。

 

その時!

 

「そこまでだ! やめろ!!」とカメラを手にした正平が現れた。

「手を放せよ!今すぐにだ! 華絵さん!!」そう声をかけると、「ぷはぁっ!」浴槽の中から華絵が息苦しそうに出て来た。

 

「な・・・なに、何なのこれ。 どうして・・・」理解できずに驚く絵里奈に、正平は「きみ達の計画は全部バレてたんだ。 ここまで動画で撮らせてもらったよ。」証拠を突きつけた。

正平は華絵が見つけた、晴彦が持っていた絵里奈の家の合鍵をコピーし、絵里奈の部屋に盗聴器を仕掛け華絵の殺害計画を全て知っていたのだった。

「動画の証拠を警察に持って行ったらどうなるかな? 何も言わずにここから消えろ、もちろん隣の部屋からだ。 二度と華絵さんの前に姿を現すな。」と言われた絵里奈は悔しそうに舌打ちをし急いでその場を去った。

 

それから、ご機嫌で帰宅した晴彦に正平とともに動画の証拠をつつけると「警察にだけは・・・」と泣き崩れ、離婚届に判を押し逃げるように会社も辞めた。

 

1年後―――

 

「どうだい?この部屋」と新居を探す正平と綺麗に着飾った華絵の姿があった。

「それにしても、こんなに上手くいくとはね~ 僕が流した晴彦の噂に引っかかって絵里奈が現れて、案の定2人は不倫を始めてくれた。 華絵さんの計画どおり。」などと語る・・・

 

華絵は正平に『晴彦に浮気をさせて欲しい』と相談していた。

離婚したかった華絵は引っ越しパーティーの時に、絵里奈の話に反応した晴彦の様子を見てエサを投げたのだった。

こんなにも思ったとおりにいくなんて・・・

これからきっと私は幸せになるわ。

もしかしたら、あの人達にとっては私の方が『悪い隣人』だったのかもね。

微笑む華絵―――

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悪い隣人 の感想

最初はよくあるあるな夫婦のストーリーで、エリートで自己中心的な最悪の夫と、健気で可愛い妻の奮闘かと思いきや・・・

こんな旦那にここまで耐える?
離婚する方法ならいくらでも・・・と思ってしまったり。

不倫の方法のハンパなくないッ!?
隣の家に入り浸るって・・・十分な離婚の証拠では!?

と、モヤモヤしながらで、たぶん正平が絡んで揉めて誰か死ぬのかな・・・
そう思っていました。

まさか、華絵がこんなに末恐ろしいとは・・・
かなり最初からの企みにゾッとしました。

完全に騙されること間違いなしの面白い作品です。

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