漫画「生者の行進」第1巻(4〜6話)ネタバレ・感想!

「生者の行進」を読みました。

1巻3話では、弟の死をきっかけに霊が見えるようになった泪が、霊に憑りつかれてしまった幼馴染を救う約束をするところで終わりました。

気になる続きを読みましたので4話~6話(1巻のラスト)まで、まとめ・ネタバレ紹介します!

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「生者の行進」第1巻(4話〜6話)あらすじ・ネタバレ

第1巻は6話分が収録されていますので、今回は4話から6話までをまとめてご紹介します。

【第4話】同類

泪は夢にうなされて目を覚ましました。

部屋でいつも膝を抱えて何もしゃべることなく座っている弟・トモキの霊が突然「助けて…」としゃべりはじめ、泪はトモキを助けられなかったことを必死に謝ります。

 

そして部屋を出て行ったトモキをがむしゃらに追いかけた先が崖になっており崖から落ちてしまう夢…。

しかし、目を覚ましたらベッドの横にはいつも通り黙ったままのトモキの霊。

夢でよかったのかよくなかったのかトモキにはわかりませんでした。

 

6日目の朝。

 

まどかも泪も夢や霊にうなされてひどい顔をしています。

東雲に会う約束をしていましたが、約束の時間前にトモキの墓もあるお寺に心霊相談をしにいかないかとまどかを誘います。

そのお寺は心霊相談を受け付けていますが、お寺の住職は人柄は良いものの全く霊感がないことに泪は気づいていました。

しかし誰か別の人が相談を受け付けているのかもしれないと行ってみることにしたのです。

 

お寺に到着し、人気が無いのでお寺にあがりこみ襖の隙間から覗いてみると先客がちょうど住職に除霊をしてもらっている最中でした。

しかし、勿論住職に霊感はなく、まったく除霊されていません。あてが外れてガッカリした泪はまどかにインチキだから帰ろうと話します。

しかし次の瞬間、除霊が終わった後の客にお神酒を進めた寺に努める若い男が霊を掴んで客から引き剥がす姿を目撃します。

 

そんなことが出来る人間を泪は見たことがありませんでした。

住職にのぞき見をしていたことを悟られないようそそくさと部屋を出てトモキの墓参りに来た泪とまどかでしたが、さっきの男のことが気になって仕方ない泪は、まどかにもう一度寺にもどろうと言います。

きっと住職はインチキだけれどあの若い男は本物…それを説明しようとした泪とまどかの前にさっきの男が現れました。

「アンタらさっきこっち覗いとったやろ」

挑発的な顔で話す男。泪が行くまでもなく向こうからやってきたのでした。

【第5話】期待はずれ

男は神原省吾と名乗りました。

省吾は高校の1年生で泪たちの同級生です。

ごつい霊を連れていると話しかけられ、やはり省吾にはまどかに憑いている霊が見えているようでした。

 

どうにか霊の正体を突き止めて除霊したいという泪に、省吾は助けてやっても良いと言います。

ただし、手付金5万、成功報酬が5万。

高1の二人には到底手の出ない額で払えるわけがありません。

まどかがなんでもするから力を貸してほしいと懇願しますが、なんでもするなら身体でも売って稼いでこいという省吾。

 

泪は気になる点もあるからとショックを受けているまどかを落ち着かせて取りあえずまどかの家へ戻りました。

まどかの家で東雲が訪ねて来るのを待つ二人。

いつの間にか寝てしまったまどかにつられて泪も寝てしまいます。

先に目を覚ましたのはまどかでした。

自分の間近にいる泪にびっくりして思わず手を滑らせてしまいます。

その拍子にまどかの顔が泪の顔に…。

 

「おーいまどか」

まどかを呼ぶ兄の声が扉の向こうから聞こえ二人は距離を取ります。

東雲が来たと部屋にやってきました。

今後家庭教師という名目でまどかの家に通うことになった東雲でしたが、本当の目的は2つ。

 

1つはまどかの交友関係の中に殺人事件の犯人がいないか調査すること。

2つ目はまどかの身の安全を確保するためです。

 

一通り今後の話をした後東雲は帰っていきました。

東雲を見送った後、まどかの体調を気にする泪にまどかはさっき少し寝たから大丈夫と答えます。

そこで二人はさっきの事故を思い出します。

まどかと泪の顔が近づいて…ファーストキス。

ふたりとも恥ずかしくて泪はそそくさと帰っていきました。

 

とにかくあんな霊に負けていられないと強い決心をしたまどかはアイマスクをして今日こそはぐっすり寝るのだと心に誓いベッドにはいりました。

しかし、その決心もむなしくまどかの夢にはまたあの唇おばけが出てきます。

身動きもできない状態で体中を嘗め回され、いつか殺されてしまう…。

夢から目覚めたまどかは体を震わせて怯えるのでした。

【第6話】除霊

省吾は教室で休んでいるところをごつい顔した学生に呼ばれて校舎裏に連れてこられました。

その男の彼女が数日前に省吾の寺の前を通りかかった際、水子の霊がいると言ってお金をとって除霊をしたのですが、それを詐欺だと女が彼氏に伝えたようでした。

力づくで金を取り返そうとする彼氏に省吾は洋服を剥かれてしまいます。

すると体に入った大きな傷が現れました。

 

上半身に縦に入った大きな傷。

一体何をしたらこんな傷が出来るのか…。

その傷を見て彼氏がひるんだ一瞬で省吾は頭突きを食らわし彼氏をひっくり返します。

これから形勢逆転と思った瞬間、別の客が来た気配を感じ、省吾は男たちを残しその場を去りました。

 

そうして現れたのは泪とまどか。

まどかが殺されるまであと4日。

まどかの精神的なストレスはピークに達していました。

その様子をみて、泪は意を決してまどかと一緒に省吾の学校へと向かったのでした。

省吾は二人を誘い家へ戻ることにしました。

 

省吾の家で頭金を払うつもりになったのかという省吾に、泪は20万円をさしだします。

コイツだけ追い払っても根本的な解決にならないかもしれないけれど今すぐ除霊を頼みたいとお願いする泪。

現金を前に二つ返事でOKする省吾。

 

ただしソイツは「生き霊」だから「除霊」はできても「供養」はできない、という省吾に泪はやはりと納得します。

省吾はその霊は死んだ人間の魂や残留物ではなく生きた人間の強い思念、執着心から生まれた怪物で本体が生きている限りまた現れると言いました。

泪がそれでもいいから少しだけでもまどかから霊を引き離して休ませたい、と伝えるとさっそく省吾は仕事に取り掛かりました。

 

その場にまどかを立たせると唇お化けの体に手を突っ込み強引にまどかから引き剥がします。あっという間でした。

しばらくは戻ってこないだろうけれど、また出てきたら何度でも消してやるから連絡をしろという省吾は、ついでのように泪に話しかけます。

 

そっちのちっこいのも消してやろうか?

ドキッとする泪。泪の隣にはトモキがいたのです。

そして省吾はこう続けました。

 

「それも生き霊やで お前自身のな」

その言葉に泪は言葉も出ず立ち尽くしました。

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「生者の行進」第1巻(4話〜6話)感想

残り4日でようやく唇おばけから解放されたまどか。

あんな霊に襲われる夢をみたらさすがに精神がやられてしまいそうです…気持ち悪い!

しかし、良いキャラの省吾が出てきて益々面白い展開になってきましたね。

まさかあの唇おばけだったとはびっくりですが、それ以上にトモキが泪の生き霊というのはどういうことなのでしょうか。

弟を助けられなかったことが泪にとってはとてもトラウマになっているようには見えるので泪も複雑な思いを抱えていそうでこれからがとっても気になり2巻が楽しみです…!

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