漫画「プリンセスメゾン」最終回【第6巻】の結末ネタバレ・感想!

居酒屋のチェーン店の社員として働く、年収260万とちょっとの沼越幸、通称「沼ちゃん」の「運命の物件」探し、最終章です。

「第42話」お正月の伊達家

特井不動産の社員で、沼ちゃんの「運命の物件」探しを親身に応援してくれた、伊達政一さんの意外な家族が明かされる回です。

全51話のうち、最終巻には第42話~第51話までが収録されています。

最終回がどうなったか気になっていたという方も是非ご覧になってみてください!

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プリンセスメゾン最終回【第6巻】のあらすじ

1月1日。

手作りのおせちを丁寧にお重に詰めて、和服姿でしゃなりしゃなりと部屋を出る女性。

お重いっぱいのお稲荷さんを風呂敷に包んで、髪飾りを丁寧に整えて、毛皮つきのケープを羽織り、これまたしゃなりしゃなりと部屋を出る女性。

思わず振り返ってみてしまいたくなるような綺麗なふたりが、団地の一室に入っていく。

 

和服姿の女性は「真子姉さん」。洋装姿の女性は妹の「弥子」。例年になくお料理を頑張ったのは、「せいちゃん」が帰ってくるから。

母が暮らす団地にそろった二人は、「せいちゃん」のことで盛り上がっている。

そんなふたりを、近所のおばあちゃんは「猫かぶり姉妹」だと言って、彼女たちが小さい頃、どんなにすごかったかを切々と団地の住人に話していた。

すると、当の「猫かぶり姉妹」が「ちっちゃい噂をどうも」とふたりそろって声をかけてくる。

勝気な二人はまんまとおばあちゃんをやりこめ、ケタケタと笑いながら遠ざかっていく。

 

その時、目の前の階段から、「せいちゃん」が登ってくる。「あっ…」と頬に一粒汗までかいて困った顔をするのは、分譲マンションで優雅なひとり暮らしを満喫している、特井不動産の伊達さんだ。

いきなり駆け寄られ、ぺちぺちと顔を撫でられながらも、「ただいま」と律儀に応える伊達さんだった。

プリンセスメゾン最終回【第6巻】の結末ネタバレ

沼ちゃんが要さんのお家に、初めてお呼ばれします。

要さんがふっと零した弱音に対して、応える沼ちゃんの言葉が印象的だ。

「羨むくらい良いじゃないですか。羨んでたってその人の幸福を願うことは出来ます」きっと誰もが納得できる言葉ではないでしょうか。

 

続くは、沼ちゃんの子供の頃のエピソード、沼ちゃんのおかあさんが初めて登場します。

沼ちゃんのおかあさんが、転寝しちゃう沼ちゃんの額を撫でながら、「さっちゃん、大好き」と囁く。

その後に続く、現在の風邪っぴきの沼ちゃんの、「お布団大好き」という一言が、決して卑屈に書かれていないことに、何とも言えない気持ちにさせられます。

会社を休んじゃった沼ちゃんを心配して、要さんが駈けつけてくれます。

こんなこと初めてという沼ちゃんに、なぜか要さんは謝ります。

それを途中で止めて「ありがたいしかありません」という沼ちゃんが素敵です。

 

お次は、伊達さんの家族、再登場です。

伊達さんとお母さんとお姉さまたちの、優しい繋がりにほっこりします。

伊達さんのお姉さまたちがたくましすぎて、自分はまだまだだななんて思ったりします。

 

次は、このお話し特有の、通り過ぎるだけの登場人物、高台の一軒家に住む主婦と、沼ちゃんの一瞬の出会いが微笑ましい。

「ひとり暮らしです」と言う時に、沼ちゃん得意の不敵な「ニヤ」が今回も登場します。

沼ちゃんの美味しそうな御飯の後のひとこまは、要さんの目が、血走っているのにご注目。

要さんのお家に、お見合い相手の高岡さんが初訪問します。

要さんと高岡さんの、ゆっくりと縮まっていく距離感が、何とも言えません。

その後、場面は沼ちゃんが働く居酒屋に変わり、美味しく食事した後の、要さん衝撃の告白が。

 

要さんは高岡さんとの未来のために、「実家に帰る」と沼ちゃんと亜久津さんに告げます。

要さんの退職理由に、顔面無表情になってしまう伊達さんが面白い。

そしてまた、蘊蓄たっぷりな沼ちゃんの一言に感動します。

「寂しさを口にできる人は素敵です」

 

そして、とうとう要さん、旅立ちの日には、あっちこっち駆けずり回って沼ちゃんが準備した心のこもったお見送り。

ぜひあなたの目で、確かめてください!

最終話は、要さんがいなくなったモデルルームでの、いつもと変わりない毎日が展開されます。

そこには寂しさもあるけれど、遠い人からの手紙があったり、沼ちゃんがコロッケをもって陣中見舞いにきてくれたり、あったかい毎日は、まだまだずっと、続いていきます。

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プリンセスメゾン最終回【第6巻】の感想・解説

おまけ漫画の「One Day」は、沼ちゃんのささやかな日常と、要さんの沼ちゃんへの愛情がわかる内容になっている。

また、「Strategy(戦略)」と銘打たれた、女性への暮らしのアンケートもとても興味深い。

例えば、「同居人がいる場合の不満点」の、「Dinks女子」一位が「いびき」というのには、思わずクスリと笑ってしまう。

 

この本は、マンション購入を考えている人にとっては、きっと、とてもわかりやすい教科書代わりになります。

また、チラシや広告に載っている、間取り図を見るのが好きな人、単純な引っ越しを考えている人、素敵な生活に憧れている人にとっては、きっと、とても楽しい読み物になるでしょう。

 

両親と死別し、ひとりたくましく生きる「鉄の心」もった沼ちゃんが、マンション購入を夢見て、色んな人たちとの距離を縮めながら、孤独から抜け出し、新しい未来へ飛び立っていく姿を、ぜひ、たくさんの人に、見て頂きたい。

沼ちゃんはもちろん、要さんも、亜久津さんも、伊達さんも、みんなそれぞれ、その先へと歩き出す。所々で、前巻までの登場人物がさりげなく顔を出していて、それもまた、色んな人生を感じさせる。

 

そのなかで特筆すべきは、P180からP188までの8Pです。

ずっとこの本を読んできた人なら、絶対に涙線が崩壊することを約束できるシーンですね!

また、この巻だけしか知らない人でも、胸打たれることを保証できます。

静かで余白の美しい一場面一場面に、おおげさじゃない感動が、じんわりと沁みてきて、何度でも読み返したくなる漫画です。

まとめ

以上「プリンセスメゾン」の最終回のネタバレを紹介しました。

途中まで読んでいた方や一度読んだけど忘れちゃった方はすっきりできたのではないでしょうか。

また、最後だけでも読み返したい!という方はU-NEXTという公式サービスで無料で読めますよ。

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NHKドラマ「プリンセスメゾン」も配信していました。

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