無職強制収容所【第1巻(1話〜4話)】のネタバレ・感想!ニートが読むと怖い話

漫画「無職強制収容所」は鎌倉敦史/昭伶先生の作品です。

今回私が読んだ漫画は、未来漫画であり、もしかしたら自分の身にも将来起きてしまうような少し現実味を帯びたような漫画だった。漫画の題名も【無職強制収容所】

題名だけを見ても分かるとおり、無職の人が強制的に収容される施設にいれられるんだろうなぁと思ってページを開いた。

設定は、さほど遠くない2026年の夏。ある引きこもりの男からの部屋での様子から物語は始まっていく。

男は、パソコンでネットのつながりを通して、掲示板サイトに匿名同士の論破をしていた。男は小太りで身なりも整えておらず、10年間ニート生活を続けていた…。

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無職強制収容所【第1巻】のあらすじ・ネタバレ・感想

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無職強制収容所【第1巻】のあらすじ・ネタバレを紹介しますのでご注意ください!

無職強制収容所【第1巻】のあらすじ

彼の名前は、相沢有人(以下、相沢とする)

そんないつもの相沢の生活を、部屋のドアのノックの音で、簡単に変わってしまう。

ノックの音とともに、名前を呼ばれ、ドアを開けた先には、相沢の高校のときの同級生富田勝人がたっていた。

福田は制服姿に身を包み、相沢の名前を読んだ後、パーソナルカードと呼ばれるカードを提出の要求をした。

どうして福田は相沢の自宅へ来たのか?

そう、それは無職である相沢が無職であるが故に強制収容所へと連行されてしまうからだ。

当然相沢は抵抗するが、国で決められた法令のため仕方なく階段を下りる。

主人公かと思いきや、二人の登場人物はここから先は登場してこない。

きっと相沢のようなニートが福田のような執行官に強制連行させられるというケースが多々あるからであろう。

 

一見エリートサラリーマンのようないでたちで交差点を歩いている男。神条達也27歳【以下、神条とする】がこの一巻の話の中心人物の一人となる。

彼は1話の相沢とは別にニートではなく働いていており、愛美という美人の彼女もいて何不自由ない生活をしていた。

ある日突然、神条はサラリーマンから無職へとなってしまった。国で定められた非労働者再生法という法律で、6ヶ月を超えて一定の収入がないものは強制的に再生処置施設で処置を受けてしまうことになるのだ。

この施設にて、無職者はすべての記憶を消されて、労働意欲が高い勤労者へと生まれ変わっていく。

ではなぜ、神条が会社を辞めなければならなくなったのか?

上記でも記載したとおり、過去の無職者が再生施設で労働意欲が高い人間へと生まれ変わりその元無職者が就職をしてきた。神条よりも年下の若い人間高木純也という男がどんどん神条より仕事をこなしていってしまう。

するとある日、会社の人事課からいきなり解雇をつげられてしまう。

棒全に立ち尽くす神条。あたふたしながら理由を伺うと、海外事業のプロジェクトに問題があり、損失のリスクを伴うとのことだった。リスクを伴う問題で損失にはいたってない。

そして神条はいろいろな仕事で実績信頼をあげてきたそれを声を荒げて人事課へぶつける。そんな興奮状態の神条を置き、冷静にこう述べたのだ。

 

「神条さん、あなたは分かっていない。過去の実績なんて会社にはどうでもいいことだ。」

そしてさらにもう一言人事課がこう述べた。

「今後のプロジェクトは高木さんに引き継いでもらう」と。

 

解雇を告げられ途方にくれ廊下を歩く神条の反対方向に高木があるいていく。

仕事の休養を進める高木。それに憤慨した神条は高木を殴ってしまう。

無職強制収容所【第1巻】のネタバレ

会社を解雇された神条は愛美に喫茶店で会社を解雇されたことを告げる。現在までの話を聞き、愛美も不安そうな表情を浮かべる。

店を出るときに、お会計を済ませようとクレジットをすると残高が0になっていた。神条の預貯金が全部なくなってしまっていた。

仕方なく愛美が会計を済ませる。そのまま今日は分かれたふたり。

すぐさま、再就職のため職探しを始める。キャリア的には申し分ない神条だが、あるひとつの問題が再就職の壁となってしまう。

あるひとつの問題とは、解雇を告げられたあの日、高木の言葉に憤慨し殴ってしまった件が傷害事件となってしまったからである。何社も何社も受けたが全部だめ・・・。

とうとう神条は無職強制収容所へと運ばれてしまうのだった。

 

神条と同様に運ばれた幾人の無職者。
男女問わず、真っ裸にさせられ寒い外に出される。

保安官が並んでおり無職者を並ばせる。寒くて震える無職者たちをブタ呼ばわりし、返答のないものを警棒で叩きのめしその場で殺してしまう。

それにおびえた数人の無職者が裸のままで逃げようとするが、他の保安員に銃殺されてしまう。

これから労働や再生機構保安局職員としての訓練のため連行させられたことを告げられ、また軍隊のような戦闘力や重大な任務を遂行するための責任感を強制的に身につかせるとのことだ。

それが実行できない場合、処分、つまり殺害されてしまうことになるとのことだった。

この保安員の役割とは、新しい保安員の育成のほか、新たな無職者の連行となる。
この収容所ではもう名前では呼ばれず、番号として生きていかなければならない。
毎朝5時に決められた薬を服用させ、精神状態を不安定にさせる。

男女一緒に一部屋に寝食をともにする。いきなり、警報がなり、身体的苦痛や残酷的な映像を毎日見せられる精神的な苦痛を与えさせられる。

収容されは人々は人間としての尊厳やモラルが低下してしまうが、いろんなカリキュラムを受けても神条は自分をまだ見失ってはいなかった。

神条だけではない。他の3名の無職者も同様に自分を見失ってはいなかった。

 

ある日、神条が寝ているとかすかに物音が聞こえた。

目を開けると、若い女が男二人に性暴行を受けていることを発見する。

場面は変わって朝を迎えていたら、裸の男がベッドの脇で死んでいるところを発見する。保安官がその場の事件検証をしても誰一人分からないと話しそのまま解決しなかった。

無職者が、ランニングの指令を受けひたすら走る。神条はあの夜暴行を受けたのを見つけた後の記憶がなく知らない間に自分が殺したのではないかと考えながら走っていたが、後ろから走ってくる女に神条ではないと告げられる。

その女は暴行を受けられていた女だった。

確かに神条は暴行をやめさせようと男を蹴りつけたが、死んでいた男はまだ生きていた。

その後誰かがその死んでしまった男に何かしていたとのことだった
誰がその男を殺してしまったのか・・・・・

 

あらゆるカリキュラムを受け、神条はある三人の人間とコンタクトをとるようになる。

真淵準は神条がまだ自分を見失っていないことを察し、声を掛けてきた。その真淵と食事をともにしているときに現れた一人の女がいた。

安西沙也。神条が暴行されていたのを助けたあの女だった。真淵の隣で黙々と食事をとっていた男もまたいたがなかなか名前を告げられないでいた。

神条を含めこの3人は自分を見失ってはいなかった。

あと一人、自分を見失ってない男がいたが、食事を終え部屋に帰る際に、ある女保安員に声を掛けられる。
誰もいない、部屋でその二人はカラダをまぐわせていた。

そんな中、ベッドの毛布に包まりぶるぶる震えていた男がいた。あの安西への暴行を助けた男がぶるぶる震えていたところを真淵が発見する。

真淵がその男に詰め寄り犯人を問い詰めるが、男はぶるぶる振るえ何も答えようとはしなかった。

安西の身の危険を暗示、真淵が安西とベッドを変わり寝るようすすめた。そして、安西に起こされた真淵。安西から告げられたのは、あの震えていた男がなんと死んでいたのだ。

 

女保安員とカラダをまぐわせていた、無職者、速川ショウのことを保安部長が危険だと察していた。

この速川ショウは13歳のころに家族を殺害し、立て続けに7人の人を殺害したのだ。少年院、刑務所と施設を転々としていたので社会生活に触れていない人間だった。

そんなある日、食事の時間に速川以外の4人で今後のことを小声で誰にも分からないように話し合っている際、4人ともこのまま保安員になるつもりはないことを告げる。

そして真淵が脱出の提案をする。方法はあるが、これが失敗すれば間違いなく殺害される。それを覚悟に脱出しようと提案してきた。

そんな中、高層ビルのオフィスで働いている女がいた。神条の彼女、愛美。

「スリーパープロジェクトはこれからよ、達也(神条)」

意味深なせりふを放ってこの無職強制収容所1巻は幕を閉じた。

果たして、4人は本当に脱出してしまうのか?
速川ショウはいったい何者なのか?
そして、誰があの男二人を殺害したのか?

ますます目が離せなくなる展開になるであろう。

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無職強制収容所【第1巻】の感想

【感想その1】

ニートだと強制的に収容所送りにされる…

そもそもニートの人ってどうやって生活しているのか?親などのスネッカジリ?そう思うと、ある意味では正しい制度なような気もしますが、送られた先での内容がかなり残酷でしたね。

人権もクソもないような扱いとなるので、そうならないために頑張るというのはわかります。

ただ、神条のように順風満帆でもとあることから途端にダメになってしまう社会は厳しいですね…

1巻の最後の方では彼女の愛美が何かのプロジェクトを考えていましたが、これは達也を救うための手段なのでしょうか?

神条たちも自分を見失わないようにこれまで頑張ってきて、外からも愛美という支えがある中でどのような展開になるのか楽しみですね!

【感想その2】

私がこの漫画を読んで率直に感じた感想は、まるで遠い近未来の話ではないような身近な感覚に捉えられてしまったことだ。

いまや社会問題となっている、日本の失業。その問題を強制的に収容してしまい、人間をロボットのように育成してしまうという現実ではありえないことだが、年代設定が近いこともあり身近に感じてしまったのだ。

職業に就くのがいやなものも、やむ終えず職業出来なくなってしまったものも、同じ無職者として、6ヶ月の猶予があけたら強制連行させられてしまうことに恐怖を感じてしまった。

この一巻に出てくる中心人物の神谷は、絵に描いたようなエリートサラリーマンだったが、少しの失敗で能力が無いとみなされ解雇せざるを得なくなったところは、現実問題の解雇させられるときはこのようなものなのかなと考えさせられることがあった。

とうとう収容所へ向かい、人間として扱われず時には逃げ惑う無職者たちが銃殺させられてしまうシーンは読んでいる私も緊張感が走ったような気がした。人間の尊厳も奪われ、人間らしくなくなっていくシーンはなんともいえない感情となり、神谷と含めた3名の人物もいるがそんな人間としての尊厳を無くなっていく横目で必死に人間としての存在を失わないでいるところはとても見ものであった。

二人の男が中心人物の女性に乱暴し神谷が助けるシーンで、一人の男をけって乱暴をやめさせたが、それで事件が発生し、誰が真犯人なのか分からないところも次の巻で分かると思うとわくわくする。

そして、4人が脱走の計画をたて、本当に脱走しその後はどうなるのかも今後の見所になってくるであろう。

絵のタッチとしては、とてもきれいな絵だったが、少し残酷なシーンもあり、緊迫性を感じることができた。登場人物はかっこいい男の人、女の人が多くとても見やすかったです。

2巻が出たら続きが気になるので、これから楽しみ待っています。

まとめ

以上、「無職強制収容所」のネタバレを紹介しました。

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