漫画「彼女が公爵邸に行った理由」はWhale Milcha先生の作品です。
キースの案内によってシアトリヒ殿下と対面することになってしまったレリアナですが・・・弟ノアと同じく、やはり一筋縄ではいかない相手であり、悩まされます。
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目次
彼女が公爵邸に行った理由【第52話】のあらすじ・ネタバレ・感想
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彼女が公爵邸に行った理由【第52話】のあらすじ・ネタバレを紹介しますのでご注意ください!
彼女が公爵邸に行った理由【第52話】のあらすじ
邸宅に入ってからはアンナが案内役に代わった状態でシアトリヒ殿下の部屋に入りますが・・・入った途端にアンナによってドアを閉められてしまったレリアナは完全に閉じ込められてしまいます!
そして真正面にはシアトリヒ殿下もおり、レリアナの方をじっと見つめ続けます。
シアトリヒ殿下「まあ座ってくれ。騙すような真似をして、すまなかった。ノアがそなたをあまりにも隠すから余計に気になってな!」
彼の話を聞きながら周辺を見回してみると、本人が愛用している囲碁の基盤と石を目撃します。
これまでも一人だけで囲碁をさしている様子は少しだけ出てきましたが、原作小説の中ではシアトリヒ殿下は片足が不自由になった後は様々なテーブルゲームに興味を持ったという設定とされています。
メイドさんがお茶を持ってきてくれた後に、シアトリヒ殿下の方もまた、レリアナが囲碁の基盤の方に視線を向け続けている様子を見逃さず、すかさず質問して興味を持ってもらえていることを嬉しく感じるのです。
そしてレリアナとシアトリヒ殿下の二人で囲碁をうちながらの対話が始まります。
シアトリヒ殿下「近頃は頭の痛いことが多くてな!」
レリアナ「もしかして、予算協議のことですか?」
まだ話してもないのに把握してしまう彼女の方を見るなり、またしても笑顔になると同時に話し始めます。
シアトリヒ殿下「このままだと災害救護基金を減らすか、税収をもっと増やさなければならなくてな」
レリアナ「殿下は災害救護基金を減らしても大丈夫だとお考えですか?前回の戦争直後に作った臨時機構ですが、いまだに残っていますよね」
さらに、その機構すべてを旧貴族が運営していることも指摘してくるレリアナに対して、その通りであると賛成します。
その末に自分の考えを話します。
レリアナ「私の考えでは一度、監査を派遣してみた方が良いかと・・・報告される資料だけでは分からないことも、あるじゃないですか!?」
しかし、その直後にきたのは・・・
シアトリヒ殿下「ところで何故そなたが臨時機構のことを知っている!?」
あまりにも深くまで話したことで、今まで関わってこなかったレリアナが何故そこまで把握できてしまっているのか・・・彼にとっては当たり前のように抱いてしまう疑問です。
原作小説を読んでいることなど話せるはずもないレリアナが発する答えとは・・・!?
彼女が公爵邸に行った理由【第52話】のネタバレ
予算や臨時機構のことであまりにも深い部分まで話し過ぎてしまい、シアトリヒ殿下から怪しまれてしまったレリアナですが・・・
レリアナ「お金の匂いは商人が一番早く嗅ぎつけると言うじゃないですか?お恥ずかしい話ですが、私も商売人の娘ですので、あれこれ耳にしまして・・・」
表面上では、あくまでも冷静であることを装いながら話します。
そして、会話はいったん止まってお互いに囲碁の勝負に戻ります。
この時点でレリアナの勝利が確定されそうになりますが・・・シアトリヒ殿下からは冷たい視線を受けてしまうことで、自分が勝つことへと踏み切れません。
シアトリヒ殿下「私は国の根本である、この国の国王だ。それなのに、このようなくだらないゲームに知恵を使っても良いと思うか?」
レリアナ「ごもっともです、殿下・・・」
負けることを認めたくないからと国王の立場を利用してくる彼に対して、肩透かしをくらってしまいます。
そして、さらに言い続けてきます。
シアトリヒ殿下「私はな・・・これまで一度も負けたことがない。だから私が勝つまで、そなたが私の先生になってくれ」
レリアナ「今・・・なんて!?」
思わぬ申し出にたじろいでしまいますが、少し離れた位置に立っているアンナもまた呆れてしまい、首を横に振ってしまいます。
レリアナ「その、私は・・・殿下に教えるほどの実力など・・・」
シアトリヒ殿下「私は王だ!そなたに拒否権はない!!」
それを聞かされたことで、自分勝手で無理に押し付けてくるところが弟ノアに似ており、まさに「血は争えない」ことを強く実感してしまいます・・・。
そして、さらなる難題まで告げてきます!
シアトリヒ殿下「私がいつうちたくなるか、分からないから、それまでは城で暮らすように!!」
レリアナ「なんで、いつもこう・・・こじれるのよ!?」
驚きを通り越して、呆れと落胆の気持ちでいっぱいになってしまうのでした。
彼女が公爵邸に行った理由【第52話】のみんなの感想
シアトリヒ殿下の自分勝手さ加減や無理やりな性格は弟ノアにそっくり・・・というより、常に上から目線で言ってくるためなのか、ノアをも凌いでしまってますよね!
レリアナにとっては、ベアトリスにさえ会えていない中で、あまりにも予想外な難問を突きつけられてしまったわけですが、彼との生活によって自分が生き続けるための答えを見つけられそうにも感じますよね・・・。
まとめ
「彼女が公爵邸に行った理由【第52話】」のネタバレを紹介しました。
漫画は実際に絵も含めて読んだ方が間違いなく面白いです。
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