漫画「依存〜女たちは愛を奪い合う〜」は光原ひつじ先生の作品です。
社長の妻として15歳年上の夫と幸せな暮らしをしていた桜。
しかしある夜、夫の恵助は急病で突然倒れる。
一命を取り留め自宅療養となった矢先、ある人物が二人の愛の巣へやってくる・・・。
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目次
依存〜女たちは愛を奪い合う〜【第1話】のあらすじ・ネタバレ
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ここからはネタバレが含まれますのでご注意ください。
依存〜女たちは愛を奪い合う〜【第1話】のあらすじ
町内会が終わるとお茶を片手にテーブルを囲んで雑談していた。
「ところで月城さん、赤ちゃんはまだなの?」「育児は体力勝負!早いほうが楽だよ〜」「30過ぎたらリスクもどんどん増えるし!」
町内会のおばさま達がデリカシー無く桜に問いかける。
「そうですよね・・・」
いつもの話題だと思い受け流す桜。
「そのうちに〜なんて言ってたら・・・」
「あっ、差し入れのケーキを冷蔵庫に忘れてました!」
言葉を遮りケーキを取りに立ち上がる桜。
その場を去った桜を尻目におば様たちは
「やめなよ〜かわいそうじゃない」
「そうそう月城さんの旦那って・・・」
「年が離れてるでしょ?」
「精子の老化も不妊の原因になるんだって〜」
形だけのヒソヒソ話は桜の耳にも届いていた
(ヒドイな・・・ダメなのは私の方なのに)
嫌味な言葉にも桜は自分がダメなせいだと心の中で愛している夫を庇った。
次の日、レストランへ向かう道中
「桜、昨日の町内会はどうだった?」
高級車の後部座席で隣に座っている夫が問いかけてきた。
「恵助さんがお取り寄せくださったケーキ、とっても喜んでいただけたわ!」
余計な心配をかけまいと無邪気な笑顔で答える桜
「それは良かった」
「今夜のお店のデザートも期待しておいで」
目的地に着くと車から降りる桜をエスコートしながら恵助は言った。
「お待ちしておりました、月城様」
高級なレストランの入口で出迎えられた二人はそのまま中へと入っていった。
社長の妻で誰が見ても幸せな生活を送る桜は、レストランの通路の窓に映る自分の姿を見て昔のことを思い出していた。
16年前、両親から虐待を受けていた桜は両親から逃げる為に家出をした。
しかし行くあてもなく絶望し飛び降りて命を絶とうとした夜、そこで現れて命を救ったのが15歳年上の今の夫恵助だった。
桜にとって新しい人生をくれた、一緒に居られればそれでいい幸せそのものだった。
「こちらの席です」
案内人の言葉で席に座ろうとしたその瞬間!
ドサッ!!
「・・・恵助さん!?」
目の前で夫が倒れた。。。
依存〜女たちは愛を奪い合う〜【第1話】のネタバレ
「少しでも異変があればご連絡ください、再発がないとは断言できませんので」
急病で緊急搬送され自宅療養となった恵助の部屋で医者が言い残して出て行った。
心配そうに見つめる桜に対して恵助は
「お前の幸せが私の幸せなんだ・・・だからもしこのまま逝くことになっても・・・」
「やめてっなんてこと・・・」
それを聞き言葉を遮る桜に対し、恵助は真剣な眼差しで桜を見ながら
「約束してくれ、どんなことがあっても幸せでいると」
「忘れないでくれ、お前を誰より愛していると」
苦しいのを我慢して笑顔をみせる恵助。
(こんなふうに想われて幸せでないはずがない)
思わず涙を零しながら桜は思った。
「一緒にお昼寝していいですか?」
桜の問いかけに恵助は
「・・・疲れただろう?そうしよう」
夢を見た
穢れのない少女の桜は、同い年の夫と出会い、ともに大人になり、愛し合い、やがて子供を授かる。
絶対に実現しない欲張りな願望(ゆめ)を。
ピンポーン
呼び鈴で目を覚ました桜は玄関へと向かう
「お待たせ致しまし、、た、、、」
桜は目の前の妖艶な女性に思わず言葉を詰まらせた。
「初めまして奥様、私灰崎と申します。月城社長のご命令で本日から住み込みでのサポートに参りました」
突然すぎて動揺を隠せない桜
さらに灰崎の後ろからもう一人現れ・・・
「月城奏多です」
「・・・!」
そう名乗った彼はさっき夢で見た若い頃の夫にそっくりだった・・・
こうして桜、恵助、灰崎、奏多の4人の日々が始まった。
依存〜女たちは愛を奪い合う〜【第1話】の感想
何も不満がなかったはずなのに心の底ではやっぱり同い年で一緒に成長してみたいと叶わない願望を持っていた桜。
そこへ偶然現れた月城奏多は、桜が思い描いていた同い年姿の夫そのものでした。
苦しい地獄の過去から桜を救い出した恵助。
桜と恵助の愛の形はこれからどうなっていくのかすごく続きが気になります!
苦しい過去を乗り越えてきたからこそ、桜には幸せでいてほしいと思わず感情移入してしまいました!
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