不浄を拭うひと【第14話】のネタバレ・感想!

めっちゃコミックで連載中の、「不浄を拭うひと」第14話を読みました。

以下ネタバレとなりますのでご注意ください。

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不浄を拭うひと【第14話】あらすじ

 

特殊清掃の仕事をしている山田正人えすが、実は弟がいるそうです。

弟の正希(32歳)と待ち合わせをしている様です。

正人「今日はよろしくたのむよ」

急に無職になってしまった正希にバイトで仕事を手伝ってもらうことにしたのです。

不浄を拭うひと【第14話】ネタバレ

弟の正希はバイトさせてしまって申し訳ないというのですが、正人はちょうど人手が足りなかったからと助かったようです。

正希の会社はつぶれたらしく、もともとブラックだったので仕方がないと話しています。

正希「兄ちゃんの仕事給料いいでしょ?」

正人「悪くはないよ」

正希「オレ、ホラー映画とかグロいの大好きじゃん。このまま兄ちゃんの会社入ろうかなー」

正人「いやーこういうのは、向き不向きがあるからなー」

今日の依頼者の話しになり、持ち家の人ずっと一人暮らしだったみたいだと説明します。

 

亡くなったのは50代の男性で、数年前から病気で働けなくなり自宅に引きこもっていたそうなのです。

急に連絡が取れなくなり心配した身内が家に入ると、2階の自分の部屋のドアの前で血まみれになっていたそうです。

依頼者は亡くなった男性の姉で、彼は自分で刺したようで警察に自殺だと言われたことを正人に説明していました。

第一発見者となった遠方にすむ姉は、弟が飼っていた犬3匹を引き取って育てたいから見つけて欲しいと正人に伝えます。

亡くなってすぐは気が動転して犬の事に気づけなかったそうで、正人たちはまず自宅に入って犬を探し始めました。

 

亡くなった男性はキレイ好きだったらしく、ごみはほとんどためていませんでした。

自殺の現場を見た正希は驚きましたが、まずは犬を探すことに集中します。

ですがいくら探しても、犬が見つからないのです。

そこで正人は、清掃は2階だけで大丈夫そうだが、犬が一匹も見当たらないことを依頼主に相談します。

姉はそんなはずはないと言い、いつもリビングか弟の部屋にいるはずだと教えてくれました。

まだ部屋には入っていなかったことに気づいた正人は、正希にドアの前には汚染が広がっているから濡れているところを踏まないようにと指示をし、部屋のドアを開けます。

中には犬のベッドがあり、やっぱりここだったんだと安心して部屋に入ります。

ですが飼い犬たちはベッドの中で、冷たくなっていました。

正希「えっ、うそ・・・死んでる・・・?なんで?餓死とか??」

正人「違うな・・・餓死ならもっとがりがりになってる」

この犬たちは身体も毛並みも良いママでキレイでした。

正人が推測するには自分でもう育てることができないからと、道ずれにしたんだろうということです。

正希「・・・なんで、死なせなくてもいいじゃん・・・。この子たち関係ないじゃん・・・育てられないなら里子に出すなりしろよ・・・」

犬が好きで自身でも飼っていたことから、正希はとてもショックを受けました。

依頼主にそのことを伝えると、大事にしていたそうだがみんな高齢だったので、貰い手が見つからないと思ったのかもしれないと話してくれました。

そして犬たちのご遺体はお骨にして欲しいとのことだったので、清掃が終わり次第業者へと渡すことで合意しました。

ペットが清掃現場で死亡していた場合、希望があれば専門業者に渡して仮装をしてもらえるのです。

 

正人「せっかくだから布に包んで渡そう。キレイなタオルもってきて」

犬を抱きかかえると、暖かい部屋にいたのに腐敗してらず、死後硬直がとけてしまったので身体が安定せず抱えにくくなっていました。

なんとか持ち上げたその時、正人の指が犬の身体の中へと入ってしまいます。

中は腐敗が進んでいたらしく、腹の皮を突き破って大量のウジがあふれ出してしまいました。(まるで桜吹雪の様です)

あまりの衝撃に思わず逃げ出した正希は、ドアの前の汚れを踏んで階段で滑ってしまい・・・そのまま階段から落ちて静かになりました。

 

正人はウジに殺虫剤をぶっかけて、塵取りでまとめてごみ袋に捨てます。

残りの犬たちもできるだけウジを取り除き、亡骸をタオルで包んでいきました。

 

部屋の外は正希が走ってしまったので汚染が広がってしまっており、会談下まで消毒しなければならなくなっていました。

こうしてひとりで清掃作業を進め、やっときれいになりました。

階段もほぼ血液だけだったのでばっちりキレイになっています。

そして業者に犬たちを私て、無事に作業を終えることができたのです。

 

車の中で休み、げっそりとしていた正希に帰るよと声をかけ、飲み物はいるかと聞きますが断られてしまいます。

正希「ごめん・・・兄ちゃん。オレ・・・この仕事ムリ・・・できない・・・」

帰り道の車の中で俯き、顔を抑えて、エラそうなこと言ってごめんと正人に謝ります。

正人「いいよ、こればっかりは仕方ないから」

「ペットは僕もきついしわかるよ。正希は頑張ったほうだから」

 

こうして弟のバイトは一日で終わりました。

今は転職してなんとかうまくやっているらしいのです。

 

 

 

 

 

 

 

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不浄を拭うひと【第14話】感想

 

ペットのはちょっと辛いですね・・・。

きっと飼い主も、申し訳ない気持ちで殺してしまったんでしょう。

やってはいけないことだと思っていても、自殺まえは考えが回らないのかもしれません。

弟の正希は初めての登場で、もしかしたらこれからの協力者に!?なんて考えちゃいましたが、一日で終了。

それだけ大変な現場なんでしょう。

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