漫画「光と影」は原作 RYU 先生、漫画 ひおん先生の作品です。
ウィリアム子爵邸宅の女中、 エドナは子爵の娘、アナの代わりに戦争英雄だが、 平民出身の貴族であるイーライと結婚させられる。
しかし、その嘘はすぐにバレ、エドナは生き残るため イーライに立ち向かうことになる。
そんなエドナの姿にイーライも興味を持つようになるが…。
光と影【第80話】最愛のあらすじ・ネタバレ・感想
ネット上の広告でも見かけるので気になった方はご覧になって見てください。
光と影のあらすじ・ネタバレを紹介しますのでご注意ください!
光と影【第80話】最愛のあらすじ
マクファデンによると、父親に襲われたイーライはそれから長い間生死の間を彷徨ったのだそう。
幸いにも意識が戻り、無事に回復して、イーライとしての人生がスタートしたのでした。
あの時、服の中に革と布を厚めに当てておいたものの、2年間独房に監禁されて、蓄積した怒りと、狂気が爆発した結果、想像以上に深い傷となってしまったのです。
しかし、ヘイドンは剣術にさほど長けていなかったので、イーライは命拾いすることが出来たんだそう。
許しがたい罪を犯したものの、今思うとヘイドンの人生こそ、空っぽだったのかもしれないと、マクファデンは今改めて感じていました。
その話を聞いたエドナもまた、生涯誰も愛せず、誰からも愛されず、ただただ復讐と存続のために生きた人生は、寂しさだけの一生だったことだろうと思うのでした。
エドナ「虚しいだけよね。復讐なんか――」
光と影【第80話】最愛のネタバレ
それからマクファデンは、エドナが命の恩人であること。
エドナに良い君主になる才能があると分かっていたのに、その恩を裏切り、エドナを犠牲にする道を選んだことを、怒られるかもしれないと思っていたんだと正直に話しました。
自分達の行いで、エドナがどれほど辛い経験をしてきたかと思うと・・・
またマクファデンの目には涙が浮かぶのでした。
そんな姿にエドナも思わず笑ってしまいます。
エドナ「マクファデン、私は・・・」
「生まれた瞬間からずっと――行動も、口調もすべてお母さまの言葉に従っていたわ。」
「自分という存在のない毎日。」
「常に目立たずお父さまの機嫌を損ねないようにと、聞き分けのいい王子でいなければならなかったの。」
「幼い頃からそんな環境で私は消極的になってしまった。」
「――だから私はいつも下を向いて歩く子供だった。」
「でもあの日は・・・あなたとケイドンに出会った日は、私にとっても大きな挑戦だったの。あの日、初めて顔を上げてお父様の顔を見た。」
「帰ってからお母さまにすごく叱られたけど」
「あの時顔を上げて声を発した・・・あの経験は私にとっても特別な記憶なの。」
エドナは自分がどんな幼少期を過ごしていたのか、そしてあの日のことを鮮明に覚えていた理由を話しました。
エドナ「・・・私の母は亡くなる前、この国がどう滅びるのか見届けろと仰った。」
「私が生き続けたのも最初には・・・そのためだったけど・・・」
「でも今は――私は今幸せなの。」
「幸せそうな住民たちと一緒に。あなた達が行った事は正しかった。」
「あなた達は正しいことをやりました。」
「だから私はあなた達を恨んだり、あの日ケイドンを助けたことを後悔していません。」
夜。
一緒に眠るイーライにあるヘイドンに付けられた傷に触れたエドナは、思わず泣き出しそうになりますが、今のこの幸せを大切にすると決意するのでした。
それは、城に住む人であり、大切な人達であり、イーライであり、エドナに関わる全ての人を必ず守るという決意でもありました。
光と影【第80話】最愛のみんなの感想
命の恩人でありながら、その生活も家族も全て奪ってしまったことをマクファデンはずっと気にしていたのでしょう。
イーライのその後について話し終えた後、そんな話が出ました。
その後、女中として過ごしてきたことを再会時に知った以上、その気持ちは尚更強くなったことと思われます。
しかし、エドナはマクファデンもケイドンも責めることなく、今こうして幸せな生活を送っていることに感謝し、こんな環境を作ってくれたことにも感謝していました。
なんと心の広い・・・と思いましたが、自分としての人生を生きられなかったあの頃よりも、今の方が圧倒的に幸せを感じられるんだろうなと感じました。
自分に関わる全ての人への感謝を忘れず、穏やかな時を生きているエドナを、本当に羨ましく思います。
そして、次回からは3年後の世界が描かれるようです。
二人はどんな生活を送っているのでしょう。
楽しみです。
まとめ
以上、「光と影」のネタバレを紹介しました。
無料で読めるサービスとしてU-NEXTやFOD・music.jpなどがありますが、2018年12月時点では未配信でした。
上記のサービスは無料で単行本が読めるサービスでのチェックしておくと、好きな作品を読めるかもしれませんね。
コメントを残す