美醜の大地~復讐のために顔を捨てた女~【第31話】のネタバレ・感想!新たな顔を手に入れた敏恵

漫画「美醜の大地~復讐のために顔を捨てた女~」は藤森治見先生の作品です。
いじめによって家族を奪われた女・市村ハナが別人に生まれ変わり、地獄の復讐に身を投じる!!

――もうこれ以上、この女の後ろなんて歩かない。
この女の言いなりになどならない。

ここで全てを精算して、今度こそ生き直す。
敏恵を始末しようと凶器を握りしめるサチだが――…

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美醜の大地~復讐のために顔を捨てた女~【31話】のあらすじ・ネタバレ・感想

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美醜の大地~復讐のために顔を捨てた女~【31話】のあらすじ・ネタバレを紹介しますのでご注意ください!

美醜の大地~復讐のために顔を捨てた女~【31話】のあらすじ

バラック小屋にて

サチ「…ねぇ、どうしてずっとその肩掛け被ったままなの?」
敏恵「…冷えると傷が痛むのよ」

離れて座ったまま会話をする2人。
このときのサチはまだ、いま敏恵の顔がどうなっているか知らない。

 

サチ「…それで、これからどうするの?」

敏恵「『欲しいもの』があるのよ。
でも、今あたしが出向いてもうまく手に入るか分からない。
サチ。あんた絢子さんの居場所を知ってるの?」

サチ「私は知らない…けど、あの双子なら何か知ってるかも」

 

敏恵は溜息をつき、「昔から勉強だけが取り柄の使えない女」だとサチを愚弄する。

加えて「ハナみたいに頭が回らないから身体を売って生計を立てるしかできず、父親の分からない子供を抱えて貧しい生活なんて惨めこの上ない」とサチの人生を嘲笑った。

さんざん罵倒したあと、「明日は例の双子から絢子の居場所を聞き出せ」と言いつけた。
激高し拒否するサチだが…進司を盾に取られては、承諾するしかない。

敏恵「フン。あたしはひと眠りするわ、あんたも寝なさい」

寝転ぶ敏恵の背中を、サチは憎しみに満ちた目で見つめていた。

美醜の大地~復讐のために顔を捨てた女~【31話】のネタバレ

1人で外出したハナは…菊乃と旅館にいた。

菊乃「久しぶりね。こうして2人でまったり過ごすのなんて」
ハナ「一緒に来てくれてありがとう。初めて来る土地だったから…」

 

「内田先生を1人にしてよかったの?」と心配するハナに、菊乃は「たまには私も息抜きしたい」と微笑む。

 

菊乃はハナに、診療所での出来事を明かした。
内海敏恵が、顔面の右半分を失い診療所にやってきた。
そのときハナの面を見られてしまった。
このことで敏恵の狂気は『別の領域』に達してしまった気がする。

菊乃「うまく言葉にできないけど、もしも私の想像通りなら…きっととてつもなく、恐ろしい事が起こる」

 

――

 

揺らめく焚火に映る影――
寝転ぶ敏恵の背中に、右手の凶器を振り下ろすサチ。

刃は敏恵でなく、畳に突き刺さった。
すんでのところで避けられたのだ。

 

サチ「敏恵ェエエ!!」
敏恵「見え透いてんのよバカ女!!」

サチはなおも襲い掛かるが、敏恵に右手を押さえられてしまう。
熾烈な攻防を繰り広げているうちに、敏恵のスカーフが外れてしまい…

敏恵の素顔が露わになった。
左半分はツギハギで引き攣れ、右半分は完全に皮膚が失われ――
ふた目と見られない顔があった。

 

サチ「いやあああ!!化け物ォオ―――――!!!」

 

響くサチの絶叫。
敏恵の理性が吹き飛んだ。

 

敏恵「化け物じゃない!!」

 

凶器を奪われ、衝撃を感じて。
信じられないという顔で目を見開くサチ。
みぞおちに凶器が飲み込まれているのだ。

敏恵「あたしは化け物じゃない!!化け物じゃない!!!」

幾度となく振り下ろされる刃。
その度にあふれ出るサチの赤い体液。
薄れゆくサチの意識に、進司の笑顔とハナの後ろ姿が浮かんだ。

 

――こんなところで終わるなんて、いやだ。
私のたった1人の息子…
もう会えないなんて、いやだ。
ねえハナ。
私、そんなに悪いことしたのかな…

 

サチ「進司…」

最期に息子の名を呟き、サチは息を引き取った。

 

――

 

敏恵「ああ…サチ、サチ…ごめん、ごめんね。こんなつもりじゃなかったのに…」

 

我に返り、サチのなきがらに縋りつき涙を流す敏恵。
いつの頃からか敏恵は、怒りをコントロールできなくなっていた。
喫茶店のマスターと同じように、サチの命を奪ってしまったのだ。

 

敏恵「ごめんね…――でも、あんたもう『顔』いらないわよねぇ?」

 

敏恵は、サチのこめかみに刃を突き立てて。
マスク状に剥ぎ取ったサチの顔を、自分の顔に張り付けて。

 

敏恵「ああ…すてき。
やっぱりこうだったんだ…あんたもこうしたんでしょ?ハナ。
あたしの顔だ!新しいあたしの顔!あははははは」

 

バラック小屋にこだまする笑い声。
赤い飛沫で汚れた壁。
焚火が映し出す、狂乱するシルエット――

 

――

 

一方、綿貫は川上町を訪れていた。
人捜しの依頼主と落ち合うためだ。

駅前で待っていると池内辰雄と名乗る男が現れた。
温泉旅館の若旦那で、内海敏恵の元夫だ。
この気さくな好青年は、元妻が何をしてきたのか知らないのだろう…

――また綿貫も、この先にどんな地獄が待ち受けているか知る由もなかった。

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美醜の大地~復讐のために顔を捨てた女~【31話】の感想

(28話目あたりからフラグ立ちまくりでしたが)サチの凄惨な最期に言葉を失いました。
罪を重ねてでも生き抜いて自首して、全てが終わった頃に進司と再開するエンドも期待してただけにショックが大きいです。

サチは勉強はできてもキョロ充っぽいところがあり、要領が悪くいつも不本意な結果に臍を噛むばかり…
敏恵はそんなサチの性格を見抜いていて、女学校時代から内心バカにしていたことでしょう。

そして、いよいよサチが反旗を翻すも…敏恵の力量を見誤り返り討ちに遭ってしまう。
顔を奪われ原型をとどめぬ彼女は、相原のように行方不明ということになってしまうのでしょうか?

敏恵は敏恵で、サチの顔を張り付けて『新しい顔よ』とかア〇パンマンじみたことを言ってますが。
生皮じゃすぐ腐るだろうし、バイオのリサ・トレヴァーみたいに女性の顔を求めて彷徨うクリーチャーになってしまうんでしょうか。

ていうか、ハナと菊乃さんがいる場所、まさか中標津町(復活した百子がうろついてる)じゃないよね…?
だとしたら菊乃さんが危ない…!

まとめ

以上、「美醜の大地~復讐のために顔を捨てた女~【31話】」のネタバレを紹介しました。

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