青空文庫のサイトでは著作権の消滅した作品や「自由に読んでもらってかまわない」とされた作品を電子ファイルとして合法的に入手することができます。
サイト上にはテキストとXHTML形式で用意されておりネット上で閲覧することは可能ですが、Side Bookを用いることで好きな作品をアプリ内に保存して快適に読むことが可能となります。
この記事ではその方法について解説をしていきたいと思います。また、今回はSide Book内に備わっているDropboxと連携してデータを移行する便利な機能がありますのでこちらを用いた方法を紹介します。
青空文庫の作品をPDFファイルに変換する方法
青空文庫に置かれているファイルをPDFファイルに変換する方法を解説します。
サイト内ではZIPファイルで置かれていますがもともとのデータがテキストファイルであるためSide Booksで使用するには不向きであるためPDFファイルに変換して使用するのが良いでしょう。
- サイト内から好きな作品を検索しますが、この際「作家別」「作品別」「分野別」に検索が可能です。
- 作品を選択するとページの最後の方にファイルのダウンロードの項目があるので、XHTMLファイルのファイル名(リンク)をクリックしてください。これでテキスト形式にて作品を読むことができますが、今回はSide Books内にデータを移行するのでPDFに変換します。
- WebページをそのままPDFファイルに変換する方法もありますが、青空キンドルというツールを用いるとより読みやすくSide Booksに適したファイルに変換することができます。
- このページを開くと空欄のboxがありますのでここに先ほど開いたテキストをボックス内にコピー&ペーストしてください。
その後、ボックス下にある文字サイズを選択して右のPDF化アイコンをクリックするとPDFファイルが作成されます。これでデータを移行する準備は完了となります。
DropboxにPDFデータを保存する方法について
Dropboxはインターネット上にデータファイルを保存することができ、リンク先でデータの管理を自由に行うことができるワークスペースです。
無料で2GBまでデータ保管が可能でこれ以上必要な場合は有料となりますのでご注意ください。
まず、①の手順で作成した青空文庫のPDFファイルをパソコン内でDropboxに移行させるためにはソフトウェアのインストールを行ってください。
Dropboxのサイトを開き(https://www.dropbox.com/ja/)、ログインをします。
ここでログインするためにGoogleアカウントを用いてログインする方法かDropbox内のみ用いる別のアカウントを用意する必要があります。そのため初めて利用される場合はメールアドレスとパスワードの登録が必要となります。
手順はこれと名前の登録、あとは利用規約の同意のみですぐに作成可能です。
登録後にログインするとソフトウェアのインストールページに移りここにインストールを行います。
完了後にDropboxを開き、あとはPDFファイルをドラッグ&ドロップすればデータ保存完了となります。
Dropboxを用いてSide Booksにデータを移行する方法について
Dropboxへの保存が完了したら今度はスマホのSide Booksのアプリ内からDropboxに接続します。
- Side Booksのアプリを立ち上げて表示されるホーム画面一番下にあるDropboxのアイコンを開きます。
- アイコンを開くとDropboxのログイン画面に移るので、ログインをしてDropBox内に保存してあるPDFファイルを確認することができます。
- ここでファイルを選択するとアプリ内へのダウンロードが始まり、Side Booksで読めるようになります。
予め、box内へのデータの移行が必要となりますがこの作業が済んでいればいつでもスマホの操作のみでデータの出し入れが可能となるので便利な機能かと思われます。
まとめ
Dropboxを用いて青空文庫の作品をSide Booksに移行して読む方法をまとめました。またDropboxを用いたデータ管理は自炊した漫画や雑誌のファイルの管理をするのにも便利なので是非活用してみてください。
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