新緋桜白拍子/まんがグリム童話【12月号】の最新話ネタバレ・感想!

漫画「新緋桜白拍子」は藤丞めぐる先生の作品です。

時は平安。有力貴族・右大臣家の養女である梓(あずさ)は、幼いころ暗殺組織「緋桜院」で殺人術を学び育った過去を持つ。
組織の解体とともに右大臣家に引き取られ、自分を助けてくれた養父のため夜な夜な白拍子の姿に扮し、政敵たちを討ってきた。恋人・時迅(ときはや)と結婚し、平穏な生活が訪れたと思いきや、緋桜院の残党・緑水(りょくすい)が現れる。梓は再び白拍子に変身するが……。

今回は宝子の妹・凛子についてのお話です。
梓に贈られたとっておきのおもてなしとは!?

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新緋桜白拍子 まんがグリム童話【12月号】のあらすじ・ネタバレ・感想

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新緋桜白拍子のあらすじ・ネタバレを紹介しますのでご注意ください!

新緋桜白拍子 まんがグリム童話【12月号】のあらすじ

梓は相変わらず、のらりくらりと帝の求めを断り続けていました。
しびれを切らした帝が梓のもとを訪れても、体調不良を理由に、命婦やなずなに追い払ってもらう。
そんな毎日を送っていました。

帝(体調不良などただのいい訳だ)

帝の苛立ちは募るばかりです。
権力をふるって強引に体を求めてもいいのですが、梓に余計嫌われるのをおそれて強気には出られずにいました。

一方で梓は、宝子の厚意で弘徴殿の局を借りて、毎日のように時迅との逢引を楽しんでいました。
甘い口づけを交わして体を重ねようとした直前…思わぬ邪魔が入ります。
帝が弘徴殿にやって来たとの知らせが入ったのです。

慌てて男女の営みを中断し、身繕いをして弘徴殿をあとにする2人。

時迅「なんだか忍ぶ恋をしてるみたいだ、また明日」
梓(忍ぶ恋か…そうね、そう考えれば楽しいかも)

新緋桜白拍子 まんがグリム童話【12月号】のネタバレ

帝は弘徴殿を訪れていました。
といっても宝子や姫宮に会うためではなく、梓が弘徴殿に出入りしていると知ってやって来たのです。
梓は帰った旨を話して、帝に座るよう促す宝子。

宝子「何かお悩みですか?」
帝「わかるのか」
宝子「ええ…もちろん、あなた様のことでしたらなんでも」

宝子に見つめられながら、帝は口を開きます。

帝「私は、どうしたら尚侍に好かれるのだ。中将のふるまいは大目に見てきた、面会も許可している。それなのに――近頃では私に会おうともしないのだ。なぜだ」
宝子「そのようなこと、わかっていらっしゃるのではございませんか?」
帝「……!」

時迅から無理矢理引き離して妃にしたのだから、好かれるわけがない。
しかし、せっかく手に入れた彼女を手放したくない…
宝子の言う通り、それは帝自身がよく分かっていることでした。

帝「…またくる」

図星を突かれ、背を向ける帝。

宝子「…近々わたくしの妹が入内いたします。妹にはどうか…わたくし以上の思し召しを…」

聞いているのかいないのか、帝は返事をせず弘徴殿を去ってしまいました。
寵愛を向けられず、せっかく女房が連れてきた娘の顔も見てもらえず、宝子は悲しそうに娘を抱きます。

あくる日、宝子の妹・凛子(りんし)が入内しました。
おっとりした姉と違って、気の強そうな女性です。

凛子(私はお姉様には負けないわ。必ず帝の寵愛を得て皇子を産んでみせる)

意気込んで帝を誘惑し、ベッドの中で激しく喘ぐ凛子。
帝はそのわざとらしさが好みでなく、一度抱いただけで来なくなってしまいます。

凛子「ねぇ…帝はなぜ私のところにきてくださらないのかしら」

入内から5日後、帝の寵愛を得られないことに不満を漏らす凛子。

女房「弘徴殿の女御様も尚侍様もおられますし、毎日こちらへいらっしゃるわけには…」
凛子「お姉様に帝の寵愛がないのはわかってるわ、だとしたら帝が毎日通ってらっしゃるのは尚侍ってことじゃないの!」

この自分が尚侍より劣るのかと、凛子はヒステリーを起こして暴れます。
ひとしきり暴れまわったあと、「尚侍がどんな女か見てみたい」と、女房に梓を呼びつけるよう命じます。

凛子「とびきりのおもてなしをしてあげるわ…!」

凛子からお呼びのかかった梓は、なにも警戒せず梅壷へやってきました。

梓「梅壷の女御の凛子様って、宝子様の妹君なのよね?」
なずな「そうです」
梓(じゃあ姉君に似て穏やかな方かな)

梅壷へ向かう途中、なんだかいやな臭いが漂ってきます。
早く進もうと早足で進んだ先…異臭のもとはそこにありました。
なんと廊下一面に、オマルをひっくり返したかのように汚物が散乱しているではありませんか!

たまらず引き返そうとする梓となずなですが、何者かによって扉を閉められ退路を断たれてしまいます。

途方に暮れる梓の耳に、何やら帳の陰からヒソヒソ話が聞こえてきました。

「どうするのかしら、あの人」
「戻れないんですもの、あの廊下を通るしかないわよねぇ」
「においも汚れも染みついてひどいことになるわね」
「いやだぁ」

凛子の悪意を察知する梓。
どうやら、汚物まみれになって困る梓の姿を笑おうという魂胆のようです。

なずな「ど、どうしましょう、梓様」
梓「平気よ。ちょっと待ってて」

梓は、扉を飛び越えて裏手に回り、閂を外します。
なずなを帰らせたあと、自分は手すりの上を渡って凛子のもとへ挨拶に向かうのでした。

何が起こったのか分からず騒然とする梅壷の女房たち。
思い通りにいかず、怒りに震える凛子。

梓「はじめまして。凛子様」

何事もなかったかのような梓の笑顔を見て、凛子は忌々しげに拳を震わせます。

凛子(私の思いどおりにならないなんて――許せないわ、必ず後宮から追い出してやる…!)

>>新 緋桜白拍子の次回(1月号)のネタバレはこちら!

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新緋桜白拍子 まんがグリム童話【12月号】の感想

イジワル小姑的なキャラが出ましたね。
梓相手じゃ適当にあしらわれておしまいだと思いますが…。

しかし、自分ん家の前に糞尿ぶちまけはスゴイ。
掃除するの女房のみなさんだろうに、呑気に笑ってていいのか?

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まとめ

以上、新緋桜白拍子 まんがグリム童話【12月号】のネタバレを紹介しました。

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