箕野希望先生の「恋と弾丸」を読みましたのでネタバレを紹介します。
パーティーに参加したユリ。しかし、そのパーティの裏では違法ドラックを使っていた。それを見てしまったユリを助けたのはヤクザ・桜夜。
そしてお互いに惹かれ合う二人だった。
女子大生とヤクザの恋はいったいどうなるのでしょうか⁉そんな内容になっています。
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恋と弾丸【第1巻】のあらすじ・ネタバレ
ホームパーティーで彼氏を作りに来た・ユリ。しかしパーティーにいる男は、すぐに部屋に連れていこうとするおとこばかり。
友達と出口を探しているとき、開けた部屋では違法ドラックしていた。
「暴れなくても放してあげるって、共犯になった後にね♡ほらペロッてなめるだけでいいから」
友達の上に覆いかぶさっている男に椅子を振り落としたユリ。
「それ以上近づいたら、次は頭にダンクキメてやる!覚悟しなさいよ!!」
その時ドアが破られた。現れたのは…
「桜夜組、若頭、桜夜才臣と申します」
ヤクザ・桜夜だった。
ユリは助けてくれた桜夜が気になっていた。返さなくていいと言われたコートを返しに行くことにしたユリ。
そして
「もう会えないと思っていたんだ。なのに律義にコートまで届けてくれた。さっきユリさんを見つけた時、心臓が撃ち抜かれたかと思った」
と桜夜もユリに惹かれていたのだ。
帰り際、桜夜を狙った狙撃が。
動転するユリに対して、冷静な桜夜にこれが彼の住む世界なんだと思うのだった。
お互いに連絡をしないでいたユリは桜夜とはもう関わらないと決めた。
その時電話が鳴った。
「…もしもし」
傷の具合を聞くだけと電話に出たユリ。
「会いたいユリ」
その言葉にユリは桜夜に会いに行った。
ユリは桜夜になんの覚悟もないことを伝えた。桜夜もわかっていたのだ。
「でも会えた今だけは」
桜夜はそう言ってユリを抱きしめ、息が苦しくなるほどキスをした。
恋と弾丸【第1巻】のネタバレ
「初めましてー。君モデル?顔も可愛いし、女優志望とか?俺今日の主催者!君の夢応援したいなー。ね今から別の部屋にー」
そう言ってユリの腰に手をまわす男。
「私は彼氏作りに来てんの!」
その男の手をグッと掴み、ユリは怒りながら言ったのだ。
「主催者がこんな感じなんだ。最っ低!帰ろ!!」
そのまま友達と部屋を後にしたユリ。ユリは思ったことをはっきり言う女子大生。
「一生彼氏できないよ?」
「このままの私を好きって言ってくれる人じゃないと嫌!!」
友達の助言なんて聞く気を持たないユリだった。
ユリたちはそんな話をしているとき、似たようなドアが多く、出口がどこかわからなくなった。
「このドア通らなかった?」
友達はそう言って、ドアを開けた。しかしその部屋では…。
「つかクスリ見られた」
「捕まえろ!」
違法ドラックをしていたのだ。ユリたち見てしまったため、そこにいた男たちにつかまってしまった。
「放してよ!」
「暴れなくても放してあげるって、共犯になった後にね♡
ほらペロッてなめるだけでいいから」
「やぁぁ!」
共犯にさせようと、クスリを舐めさせようとする男に友達の悲鳴。
「放せ!」
ユリはどうにか男の拘束から逃れ、近くにあった椅子を掴んだ。
「やめろって言ってんだろー」
そのまま友達に覆いかぶさっていた男の後頭部に振り落した。椅子を持ったままユリは大きな声で言った。
「それ以上近づいたら、次は頭にダンクキメてやる!覚悟しなさいよ!!」
一方ドアの外--
「クスリは全てここにあるみたいです」
「「次は頭にダンクしてやる」随分と気の強い女性がいらっしゃる」
「クスリで大分とんでますね。武器を持ってるみたいだ」
「無理強いされて抵抗しているんだろう。責任者である主催者の処分は後だ。壊せ」
それを合図にドアを破った。
「な何だお前ら!」
「桜夜組、若頭、桜夜才臣と申します」
ユリと才臣の目が合った。ユリはビクッとし、持っていた椅子を置いた。
どうしたら逃げられるか、考えていたのだ。その時、ふわっと頭にコートがかぶさった。
「お怪我は?」
桜夜がかけてくれたのだ。そしてふっと笑った。
「コートは返さなくていい。また質の悪い男に絡まれたら見せるといい。100%盾になる」
桜夜の名刺を受け取ったユリだったがその言葉にゾクとした。
あれから2週間
勉強が嫌いでも勉強できてる日常にホッといている友達。一方ユリは才臣のことが気になっていた。
「コート返さなくていいって言われたんだからそうしてね?あの人に感謝はしてるけど正直関わりたくない…」
友達の言っていることは分かるが、ユリはヤクザのコートを持ってるのも捨てるのも怖いと思っていた。
そして何より、お礼しないのは自分自身が気持ち悪いからと一人で才臣の元へ。
「お疲れ様です!」
「ご苦労さん」
近寄りがい感じだったが、桜夜はユリの存在に気が付いた。
目があった瞬間ビクッとしたユリだったが、桜夜の笑った顔にほわっとした。
「ユリさんこちらに」
家の中に案内されたユリ。そして案内された部屋には、高級なバッグや靴がきれいに並んでいた。
すごいと思ったユリだがそこに案内された意味が分からなかった。そんな彼女に桜夜は一言。
「プレゼントだ」
「いいいです!!私そんなつもりでコートを届けに来たわけじゃー」
「お礼じゃなくて口説いてる。他人さえ守ろうとしたユリさんの強さに、俺は惹かれているみたいなんだ」
驚いているユリをよそに桜夜は続ける。
「もう会えないと思っていたんだ。なのに律義にコートまで届けてくれた。さっきユリさんを見つけた時、心臓が撃ち抜かれたかと思った」
手の甲に口づけをしながら桜夜は言った。ユリの顔は真っ赤になっていた。
桜夜はヤクザで、名刺一つで盾になっちゃうくらい危ない人。ユリはこれ以上関わっちゃだめだと、好きって言ってくれたから舞い上がってるだけだと彼に背を向けた。
「息が…苦し…っ」
真っ赤になって背を向けたユリをみて桜夜はぞくっとしていた。
「生き急いでるんだ。待たなくていい、タイミングは…待ちたくない」
そう言って、ユリを後ろから抱きしめた。驚いたユリはどっと桜夜を突き放した。
桜夜の顔をみて、謝るユリ。
「すすいません。いきなり…だ抱きしめられたので、びびっくりして」
「ヤクザだから…ではないようなので安心した」
突き放したのがヤクザだからではないとわかり、安心してほほ笑んだ桜夜だった。
桜夜の部下に送ってもらうため、車の前で彼はユリのおでこにキスしなが言った。
「ユリ、次は子宮が痛いくらい疼くキスしてあげる…」
その言葉に自分の子宮がキュンキュンいっていることに気づきいた。
「な…なんでもないです…!なんでも…っ」
「ユリ可愛いすぎるっ」
真っ赤になりながら首を振るユリに桜夜は笑顔でそう言った。
その瞬間 --パン
桜夜から血が飛んできた。桜夜によって車の中に避難したユリは動転していた。
「私…ケガない」
「狙撃者は」
ユリは桜夜を心配し怪我したところに手を伸ばそうとしたが、彼はその手を止め、冷静に状況を部下に聞いていた。
そしてそのまま家の中に入っていた。
それが桜夜にとっての住む世界なのだ。
あれから桜夜から連絡は来ない。ユリからもかけていない。
もう危険な目に合いたくない、自分も家族も大事だからと。
誰に狙われるような人、あの笑顔が最後になるかもなんて毎回覚悟しなきゃいけない人ともう関わらない。そう思っていたユリのもとに桜夜からの電話が鳴った。
「…もしもし」
ケガの具合を聞くだけ、それだけと思い電話にだたユリ。
「若頭お連れしました」
ユリは桜夜の元へ行ったのだ。
「会いたいって理由で来ただけで、正直なんの覚悟もありません。だだから」
「惹かれているという理由だけでユリを巻き込んだのは俺だ。脅したりしない。いつでも逃げていい。でも会えた今だけは…」
ユリの話を途中で切り、桜夜は彼女を抱きしめキスをした。息が苦しくなるほどの…。
「私…こ怖い。体がおかしい…怖いよ」
そう言ったユリの子宮はキュンキュンいっていた。
「ユリ…最後になるかもしれないセックスで一緒にもっと…おかしくなろうか」
桜夜はそうユリにいったのだ。
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恋と弾丸【第1巻】の感想
桜夜さんかっこいいですね!
年齢は出てませんが、若いのは確かです。
ヤクザでも名刺を見せただけで盾になれるって相当名の知れたヤクザなんでしょう。
かっこよくて、優しく微笑んだり、あの笑顔は心惹かれますよ。
ユリちゃんも恋に落ちるの間違いないですね!
ヤクザの桜夜さんと普通の女子大生のユリちゃんの、住む世界が違う2人は今後どうなっていくのか気になります!
まとめ
以上、恋と弾丸【第1巻】のネタバレをご紹介しました。
とても人気の作品で、絵も綺麗なので是非漫画で読んでほしいと思います!
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