傷だらけの悪魔【第227話 ~宥恕~】のネタバレ・感想!ついに美波の感情が溢れだす!

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傷だらけの悪魔【第227話】のあらすじ

“黒木 唯(くろき ゆい)”は、“花房 宏樹(はなぶさ こうき)” と “大倉 涼(おおくら りょう)”に自分の考えを話していた。

その頃、“近藤 千穂(こんどう ちほ)”は、“阿部 美波(あべ みなみ)”のもとを訪れ、事の経緯を問いただしていた―――

 

本音を言えと問い詰める千穂。

「何が許せなくて言ったの? 言ったことで、みなちゃんのなにが守られたの? 美波ちゃんの気持ちを教えて。」

笑顔で語ってくる千穂に何も言えず、重たい空気と沈黙が・・・

 

美波がやっと口を開き、「・・・頭に血が上って・・・」

弁解しようとするも、遮るように「だからそうじゃない。 ・・・みなちゃん気づいてる? 私が来てから『ごめん』の一言すらないよ?」と千穂に言われ、ハッとする美波。

 

言葉を詰まらせ固まる美波に追い打ちをかけるように、千穂が言い続ける―――

「私だったら縋り付いて謝るわ。 あんなことしでかしたら・・・ それをしないということは、『仕方がなかった、千穂にも悪いところがある』もしくは『ざまぁみろっ』て思ってるんじゃない?」冷たい瞳で問う・・・

「私はみなちゃんに弁明の機会を与えてるの」と上から話す千穂に、美波が重たい口を開いた。

「・・・なんでそんな強気なの? アンタの方が状況悪いじゃん! それなのに何であたしの方が焦らされてんの?」

思わぬ美波の口調に驚きを隠せない千穂・・・

傷だらけの悪魔【第227話】のネタバレ

「あたしの方が周りを見て、努力して気を遣って生きてるのに・・・ アンタの方が余裕があって評価されて、人に好かれてる・・・ 昔からずっとそう、比べられて嫌だった。」

今まで溜まっていた不満が一気に溢れ、泣き出す美波。

 

幼い頃に、千穂が引っ越してきて一緒に居る時間も長くなり、憂鬱だった・・・

千穂ちゃんはできるのに―――
千穂ちゃんは肌キレイなのに―――
千穂ちゃんはやってくれたのに―――

そんな事を言われ千穂と比べられる日々・・・

 

「・・・“当麻 (とうま)”くんもそういうことを?」千穂が聞くと、「・・・そんなことでって思うでしょ? 流せとか言い返せって思うでしょ? そういう問題じゃないの! 言われること自体が、思われること自体が嫌なの・・・」

 

《ただでさえ惨めなのに・・・》

 

顔を手で覆い号泣しながら「ムカつくのよアンタが・・・」そういう美波に、言葉を失う千穂だった。

しかし、美波は大粒の涙を流しながら「あたしは別にアンタのこと嫌いじゃないのに・・・ 嫌いじゃなにの、良い子だって知ってるの・・・」告げた。

 

怒りが嫉妬や憎悪になって、自分が貶められて当然醜い人間だと実感してしまう―――

堰を切ったように感情を言葉にする美波・・・

「醜いことも、可愛げがないことも知ってる! 言って聞いてもらえる価値があたしにはないって! でも、それでもさ・・・」

美波が言い切る前に、千穂はそっと美波を抱きしめ「ありがとう。 わかったよ、ごめんね。 もう大丈夫よ、私もみなちゃん好きだから。 ちょっと残念だけど・・・」

そう囁いた・・・

傷だらけの悪魔【第227話】の感想

なんとも実際にありそうな女性同士のバトル・・・
マンガと分かっていても迫力や緊迫感がヒリヒリと伝わってきます。

そして、ついに伝えられる美波の千穂に向けての率直な思いと、今まで溜め込んできた千穂と比べられることによって感じてしまう劣等感。

その美波の想いを受け止め、許してくれる千穂でしたが、最後の「ちょっと残念だけど・・・」のセリフがなんとも気になる!!

次回の展開も気になる!!
まだまだ目が離せない作品間違いなし!!

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