漫画「きみは面倒な婚約者」は椎野翠先生の作品です。
「絶対に抱かないつもりだったのにな」…。
私、主人公なんですが!?婚約者なんですが!?社長令嬢なんですが!?処女なんですが!?…
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目次
きみは面倒な婚約者【第6巻】のあらすじ・ネタバレ・感想
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きみは面倒な婚約者のあらすじ・ネタバレを紹介しますのでご注意ください!
きみは面倒な婚約者【第6巻】のあらすじ
紫乃との出会いから一週間――
相変わらず眠気と戦う日々で、紫乃が来たことには気づきながらも身体を動かすことが出来ません。
その時紫乃の手が触れ「午後は外出ですか?」と声をかけられます。
社内にいると分かると、時間ギリギリに起こすので、寝ているように言われました。
しかし目を覚ますと、時間は2時。
慌てて飛び起きて見ると、紫乃は隣で寝てしまっています。
寝起きが悪く、なんど呼んでも起きる気配がありません。
そんな紫乃の寝顔を見ていると、当たり前なことだけれど、ちゃんと人間で、同じようでいて違う時間を生きて、今自分の隣で息をしているなんて事を考えてしまっていました。
後日、紫乃は寝過してしまったお詫びの品として、大量の栄養ドリンクを持って資料室に現れました。
栄養ドリンクというセンスにも驚きましたが、その中のひとつにマカが入っていたことに橘は衝撃を受けます。
しかし、栄養剤コーナーで買ってきたと、何が問題なのか分かっていない様子です。
どんな反応をするか見てみたいけれど、恥ずかしがって来なくなったら嫌だからと、あえてここは黙っておくことにしました。
橘「加治屋さんて変わってるよね」
「悪い意味じゃなくて社長令嬢なのにお高くとまってなくていいと思う」
紫乃「そう思ってもらえたらな大成功です」
「“社長の娘”だってなるべく意識されないようにしたいから」
紫乃は昔結構なお嬢様学校に通っていて、父親に力がある子が偉いというヒエラルキーがあったと話始めました。
自分自身よりも、父親や知り合いの芸能人が・・・などと話す友人たちに嫌気がさし、ある日ついぽろっと口にしてしまった「それであなた自身は一体どこがすごいの?」の一言で、いじめに遭ってしまったと努めて明るく話しています。
それで、社長の娘感を出さないように努力してきたから、今橘に褒められたことを嬉しく思うとニッコリ笑っています。
紫乃「自分の印象は自分で作っていくものだと思うので 今いる環境を窮屈にするか心地よくするか全て自分の振る舞い次第――ですよね」
意外と天然 意外と毒吐き だけどしっかり強かで 話せば話すほど紫乃への興味は確かに膨らんでいくのでした。
きみは面倒な婚約者【第6巻】のネタバレ
父親に様子を尋ねられるらしく、2、3カ月に一度社長室に呼び出されている橘。
ある日「・・・娘は一生独身でいる気なのかもしれない・・・」と言いだしました。
資料室で二人で会っていることは秘密にしていたので、しれっと視線をそらしながら一生独身とはどういうことなのか聞いてみました。
どうやら山ほど来る縁談に一向に興味を示さないようです。
紫乃がいつか誰かの妻になると思うと、なんだか吐き気がしてきて、橘は紫乃の結婚相手として自ら名乗り出ます。
橘「・・・紫乃さんの相手は僕じゃダメですか」
橘(いやまずいだろ 俺は一体何を言っているんだ 紫乃さんにもまだ俺の気持ちを伝えてもないのに)
橘「・・・好きなんです」
資料室での交流を話したところで、何かが伝わるとは思えず、一目惚れで・・・と言い逃れを図りますが、一目惚れでは認められないとあっさり却下されてしまいました。
その後、社長は紫乃に橘の気持ちは隠しているようで、変わらず二人の交流は続いています。
橘はヤリ部屋と言われているこの部屋に紫乃が毎日来るのは、きっと何も知らないからで、それはつまり自分のことをそういう対象として少しも意識していないと分かっています。
この部屋へ来る理由を聞いて見ると「仮眠と隠れ泣きでしょう?」と答えてケタケタ笑う紫乃の笑顔を見つめながら、まだ2ヶ月ちょっとの話だと自分の気持ちを抑えています。
紫乃「あとここに来る理由と言ったらこうして橘さんとお話するくらいです」
「そう考えるとこの部屋って今は橘さんと私がお話する為だけにあるんですねぇ」
「それってなんだかものすごく贅沢ですよね」
橘(――彼女はいつか夫になる男にも同じように笑いかけるんだろう)
(たった2ケ月かもしれないけれど ずっと触れたいと思っていた)
(二人きりでいてそう思う瞬間は何度もあったのに 彼女が応えてくれるタイミングを計りかねて行動に移せずにいた)
(でも馬鹿らしいじゃないかタイミングが掴めないまま他の誰かに取られてしまうなんて あまりにも馬鹿らしい――)
そして、紫乃の頬に触れ、キスをしようと顔を近づけます。
後少しの所で紫乃の電話が鳴ります。
どうやら社長からのようです。
社長室に行かないとと立ち上がった紫乃でしたが、縁談の話をされるようだと足取りは重いです。
紫乃「立場に折り合っていくと言っててもこれに関してはどうしたらいいかわからないんです」
「橘さんは自分のことを好きじゃない相手と結婚することになったらどうしますか」
「・・・なんてすみません!橘さんはちゃんと両想いの相手と結婚して下さいね!」
無理して笑っているように見える紫乃。
橘「頑張るんじゃないかな」
「相手が自分のことを好きじゃないなら好きになってもらえるように なるべく居心地のいい関係を作れるように」
「すごく頑張るんだと思う――俺は」
紫乃はその言葉をしっかりと噛みしめるように考えているようでした。
それから「好きになってもらえばいいんですよね!今はそうじゃなくても・・・そうなるよう頑張ればいいんですよね・・・」となんだか気持ちが軽くなったようでした。
一人部屋に残された橘は、自分のアホさに気付き頭を抱えていました。
何で彼女の婚約を後押ししてしまったのか、自分のことを好きな相手ならここにいるのにと、紫乃は相手の男と“折り合って”互いを好きになる努力をすると決めて、この縁談を受けるだろうと思っていたのです。
それから数日、紫乃から何か聞かされるのが怖くて資料室へは足を運ばないでいました。
社長室へ呼び出され、いつもの雰囲気と違う社長から発されたのは、紫乃との結婚話でした。
のっぴきならない事情が出来たと、橘にお鉢が回って来たんだそうだけれど、紫乃の気持ちが心配でなりません。
「紫乃も嫁に行くことで納得している」と言われ“納得”という言葉が引っ掛かります。
この話は彼女にとって良かったのか悪かったのか、どんな気持ちでいるか紫乃の顔を見て話したいと思って、この後資料室へ行こうと思っていると、社長に呼び出された紫乃がその場にやってきてしまいます。
扉が開く直前、社長から「結婚前に手を出したらこの話は破綻ね」と言われてしまい、動揺しています。
社長から紹介されるがままに、紫乃はまるで初対面かのような素振りで、挨拶をしました。
けれど一切目が合いません。
やっと合った紫乃の目は、全く笑っておらず嬉しそうでもありません。
手を話すなら今だ、彼女の為を思うなら今ここでと分かっていながらも、橘は笑って挨拶をして、紫乃の婚約者になったのでした。
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きみは面倒な婚約者【第6巻】のみんなの感想
橘が紫乃に対して抱いていた気持ちが、とても純粋で驚きました。
何か裏があるのでは・・・?と思っていた分、ただ単純に紫乃のことを愛していて、他の男に取られたくないという気持ちで、自ら婚約者として名乗り出たのでした。
ただ、その作戦が失敗に終わっただけでなく、縁談話に悩む紫乃の背中を押してしまうような行動を起こしてしまいました。
もうこれで終わったかと思われましたが、何があったのか婚約者になることが決まったのでした。
これまでの話で社長が紫乃や橘に内緒にしているようにと話していたのも、この“のっぴきならない理由”かと思われますが、何があったのでしょうね。
そして、最後に二人が挨拶をした時の紫乃のこれまで見た事もないような目が気になるばかりでした。
まとめ
以上、「きみは面倒な婚約者」のネタバレを紹介しました。
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