鬼島さんと山田さん【第1話】ネタバレ・感想!心の声が聞こえる胸キュンストーリー

あなたは恋愛で、相手の心の声が聞ければいいのにと思ったことはありませんか?

でも、本音が聞けたら聞けたで大変みたいですよ。

この漫画は、人の心の声が聞こえてしまう鬼島さんと、彼への恋心を爆発させてるけど、なかなか口に出来ない山田さんのラブコメディーです。

聞こえてるけど勇気が出ない。

日に日に大きくなる気持ちは抑えられない。

そんな読者の方がじれったくなってしまう、胸キュンストーリーをお楽しみください。

それでは、どうぞ。

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鬼島さんと山田さん【第1話】のあらすじ

鬼島さんは、人の心の声が聞こえてしまうという深刻な問題を抱えていた。

この能力があるせいで、山田さんの恋心に否が応でも気づいてしまい、職場ではドキドキしっぱなし。

鬼島さんも山田さんを意識せざるを得ません。

しかし、鬼島さんは心の声を聞かなかったことにするし、山田さんは肝心なことは恥ずかしくて声に出すことが出来ない。

もどかしい現状を打開すべく、山田さんは鬼島さんをデートに誘おうと決心するが…?

鬼島さんと山田さん【第1話】のネタバレ

鬼島「ふう」

山田「鬼島さんため息なんてついてどうしたんですか?」

鬼島「いや、今雑誌を見ていて。 こういう顔の男に生まれてきたらよかったなと、少し思ってしまって…」

雑誌に載っている草食系の優男を見て、思い詰めている鬼島さん。

鬼島さんの言葉に、山田さんの恋心が爆発します。

山田(…は? いやいや何言ってるの鬼島さん)

山田(鬼島さんのスナイパーみたいな目つきに全体的にゴツイかんじがさいっっこうに男らしくてかっこいいと思ってますよ私)

山田(しかもそんな見た目してすごいやさしい性格じゃないですかギャップ殺す気かって毎日思ってますよ)

彼女は鬼島さんが大大大好きだった。

山田(なんていうのは死んでも言えないけど!)

しかしこの恋心は、恥ずかしくって一度も伝えることができていなかった。

山田(そもそも何でこんなことを思うように…はっ鬼島さん好きな人ができたの!?)

最悪の結論に至り、焦って問いただす山田さん。

山田「なんでそんなこと思ったんですか?」

鬼島「今日電車で妊婦さんに席を譲ったんですけど、この人怖いなって思ったみたいで…」

鬼島「さわやかなかおだったら怖がらせることもなかったのにと思って」

この回答にほっと胸をなでおろす山田さん。

山田(好きな人ができたんじゃないんだ~良かった~ 危うく過激な行動に出るところだった~)

鬼島「どんな行動!?」

山田さんの危険すぎる脳内に、思わず声に出してツッコミを入れてしまう鬼島さん。

山田「鬼島さん!」

鬼島さんは今のツッコミで、自分の秘密がばれてしまったのではないかとひやひやしたが、山田さんは気づいてなかったらしく、笑顔でこう言った。

山田「そういう時はにこっと笑えばいいんです 鬼島さんはそのままで大丈夫です!」

鬼島「ありがとう」

笑顔で答える鬼島さん。

山田「じゃあ戻りますね!」(ぐああああああ笑顔かわいいいいいい)

山田さんは心の中で恋心を叫びながら、去っていった。

この山田さんの大音量の心の声は、鬼島さんにとって試練そのものだった。

なぜなら彼には、心の声が聞こえてしまうからだ。

心の声を聞いて行動するのは、ズルいと思っている鬼島さんは、全ての心の声を聞かなかったことにしている。

だから、山田さんの恋心にも気づいていないふりをしているのだが、ドキドキを隠すのは至難の業のようだ。

頑張って耐えている鬼島さんに、山田さんの恋心は容赦なく牙を剥く!

 

山田(鬼島さんをデートに誘って見せる!)

ある日、積極的に迫ると意気込む山田さん。

山田「そういえば最近駅の近くに美味しいカフェができたらしいですよ」

鬼島「そうなんですか知りませんでした」

山田「そうなんですよ 行ってみたいですよね それで…あの…」

山田「こんどみんなで一緒に行きたいですね!」

本当は二人っきりで行きたいのに、肝心なことは言えないで自分を責める山田さん。

彼女の考えていることは全部聞こえている鬼島さんの感情は、一緒に行きませんかと言いたい気持ちと、言ってはいけないという気持ちでもやもやしていた。

山田「じゃあ…戻りますね」

寂しそうに去ろうとする山田さん。

鬼島「一緒に行きませんか」

言うつもりのない言葉が、口をついて出てしまった鬼島さん。

山田さんの落ち込んでいる所を見たくない、そんな不純な動機で行動に移してしまった。

鬼島(俺ってやつは…ズルいやつだな)

自己嫌悪に陥る鬼島さん。

山田(鬼島さん今なんて言ったの?誘われた?うそほんとに?)

対して山田さんは幸せを噛みしめていた。

山田「は、はい一緒に行きたいです」

鬼島「じゃあ金曜日の夜とかどうですか?」

山田(金曜日…空いてる空いてるけど…)

山田(もっと長く一緒にいたい!ズルくてごめんなさい)

山田「金曜日は予定が…土曜日じゃダメですか?」

土曜日にデートすることになった二人。

山田さんはルンルン気分。

鬼島さんは山田さんの可愛いズルさに、ノックダウンしてしまうのだった。

今回はここまで。

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鬼島さんと山田さん【第1話】の感想

いかがだったでしょうか。

心の声が聞こえるというのは、人が思うより辛いことでしょう。

席を譲った妊婦が心の中で鬼島さんを恐れていたのが、ばっちり聞こえてしまったのでしょう。

凄く傷つくし、なかなか生きづらいことでしょうね。

もしかしたら、闇の深い過去があるのかもと思いました。

心の中は無法地帯ですからね。

そんな過去の闇が、山田さんによって晴れる展開があればいいなと思います。

最後までご覧くださってありがとうございました。

それでは、次回の記事でお会いしましょう。

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