漫画「依存〜女たちは愛を奪い合う〜」の５話です！
愛する夫と灰崎が愛し合うところを目撃し、倒れてしまった桜。
目を覚ました桜は何気ない日常へと戻り、夢だったと安心するが・・・
愛し、愛されていると信じていた桜に突きつけられた夫の真実とは・・・
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目次
依存〜女たちは愛を奪い合う〜【第5話】のあらすじ・ネタバレ
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ここからはネタバレが含まれますのでご注意ください。
依存〜女たちは愛を奪い合う〜【第5話】のあらすじ
(そんなところで・・・灰崎さんと何をしているの・・・？）
「やめ・・・て・・・・」
ひどい衝撃を受けた桜は、その場に倒れてしまう。
（ここは・・・私の部屋・・・？）
気が付くと桜は自分の部屋にいた。
昨夜の出来事が夢だと思った桜は、とにかく朝食の準備をしに下の階へ下りた、。
「おはようございます奥様、私はコーヒーだけで結構です」
「わーいっフレンチトースト！」
「おはよう桜」
食卓へ着くと奏多、灰崎、恵助がいつも通りに声をかけてきた。
いつもとかわらない朝。
（あぁ・・・夢でよかった・・・！）
あんなことがあるわけないと思った桜は安心した。
「今少しいいかい？」
食事を終え、片付けをしている桜に恵助は声をかけた。
「どうなされました？」
「その・・・昨夜は驚かせてすまなかった。怪我はなかったかい？」
「怪我？」
「・・・覚えていないのか？」
桜は作業を中断し、ソファーに腰掛けた。
恵助は話しながらその横に座る。
「昨晩倒れて寝室まで奏多に運んでもらったんだよ？」
「え・・・？」
「無理もない・・・お前に隠し通すことを条件に”百合”には同居を許したんだ」
（百合って・・・灰崎さんの名前・・・・）
「”あんなところ”を見てしまっては・・・彼女は少し心を病んでいてね・・・私に抱かれることが己を保てる唯一の方法なのだそうだ」
そこまで聞くと桜は昨晩の出来事がフラッシュバックし、夢じゃなかったと絶望する。
「・・・灰崎さんが奏多さんの母親っていうのは・・・」
「・・・奏多に聞いたのか・・・そうだ奏多は私と百合との子だ
妊娠を知らずに百合とは別れたから何年も後に再会して知ったんだが・・・」
「・・・！？」
結婚後も灰崎との関係を続けていた夫に桜は不信感を募らせた。
依存〜女たちは愛を奪い合う〜【第5話】のネタバレ
「わ・・・私を誰よりも愛してるって言葉は嘘だったのですかっ・・・！？」
「嘘なわけがない。なぜそんな事を聞く？」
おもわず語気を荒げる桜にも動じず平然と答える恵助。
「実は彼女もお前と同じような少女時代を送っていてね・・・悪い男たちに散々ひどい目にあわされてきた。私には過去を変えてやることはできないが、せめて癒してやりたくて。だから決して浮気などではない」
恵助は鋭い目つきで桜を見ながらまくし立てた。
一転恵助は微笑みながら
「彼女との行為はセラピーのようなものなんだよ」
「セラ・・・ピー？」
「桜だって百合を無下にはできないはずだよ？子供を産んでもらった”恩”があるのだから」
「恩・・・？」
「百合は気の毒な女なんだ許してやってくれるね？」
桜の手にキスをしながら恵助は言った。
子供（奏多）がいてよかったと思う一方、罪悪感の全くない夫に困惑する桜。
「ご安心ください奥様。あなたから”旦那様”を奪おうなどという考えはございませんので」
突然部屋の入口から声がした桜は動揺する。
「時々”お時間”いただければ十分です」妖艶な笑みを浮かべる灰崎。
「・・・・は？」
(まさか・・・続けるつもりなの・・・？）
「桜・・・」
夫の声にも目を伏せてしまう桜。
それを優しい手つきで桜の顔を自分の方へ向ける恵助。
「私は出会ってからずっとお前を、お前だけを誰よりも愛してきた。これからも私が愛するのは桜だけだと誓うよ」
そう言うと抱きしめる恵助。
しかし放心状態の桜は力ない目でただ恵助に体を預ける。
そして夫の言葉が雑音のように聞こえてくる桜。
「そろそろミーティングの時間です」
抱きしめ合う桜と恵助を見かねたかのように灰崎が声をかけてきた。
「それじゃ今日のランチも楽しみにしているよ」
そう言い残すと２人は部屋を出て行った。
依存〜女たちは愛を奪い合う〜【第5話】の感想
４話あたりから夫の恵助もやばいやつとは思っていたけど、ここまでとは・・・！！！
昨夜の出来事で心を痛めた桜に追い打ちをかけるように、淡々と灰崎との関係を暴露する恵助。
しかも関係を隠してただけじゃなくて、肉体関係を続ける宣言をした恵助・・・・・
罪悪感の欠片もない恵助には罰が当たれ！って思いました！
桜と似た境遇だった灰崎には若干同情するところもあるけど、桜にはこの機会に色々成長して早く夫から離れてほしいです！
奏多さんが桜の心の拠り所になれることを願います！！！
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