Immoral【第1巻】のあらすじ・ネタバレ・感想!稲垣あゆみ先生・梨里緒先生の恋愛物語

漫画「immoral」は稲垣あゆみ先生・梨里緒先生の作品です。

加瀬樹里はシステム開発会社で働くSE。

社内でも一目置かれ、企業家の彼氏・優作とも安泰で、公私ともに順風満帆だと周囲からは思われている。

しかし樹里自身は、どこか冷たく淡泊な優作の態度に、不安と不満を抱いていた。

そんな中、職場の打ち上げで酔いつぶれた樹里は、後輩の俺様男子・青山慧と酔った勢いで肌を重ねてしまう。

女遊びが激しく生意気な慧とはぶつかり合っていたはずなのに、はじめての快感が忘れられなくて……。

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immoral【第1巻】のあらすじ・ネタバレ・感想

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immoralのあらすじ・ネタバレを紹介しますのでご注意ください!

immoral【第1巻】のあらすじ

加瀬樹里は、プログラマー。

彼氏の大友優作は夢だった自分の会社を立ち上げ、忙しいらしく久々に会えた今日も、まだ19時なのに、そのまま帰ってしまうのでした。

 

翌日、会社では仕事の進捗状況について横田と話しています。

青山という無愛想な男のフォローに回るよう指示を受けて、大きなため息をつくと青山のもとへ向かいます。

意味深な笑顔で「俺が心配でたまらないくせに」などと言われ、彼のペースにはついていけないと頭をかかえていました。

 

無事に処理が終わり、会社の飲み会の場では、横田が樹里に優作の立ち上げた会社に移らないのか?と聞かれています。

二人の間に青山が「いい雰囲気醸し出してんじゃん」と割って入ります。

横田が樹里には彼氏がいると二人の交際疑惑を否定すると、今度は樹里に「じゃあもうじき結婚なんかしちゃったりして」と絡んできました。

対する青山は彼女との結婚を当分考えていなくて、タイミングを見てと思っているらしく、樹里は優作にもタイミングがあるのかななんて思っていました。

 

 

男と女の結婚に対する気持ちや、優先順位は違ったりしますもんね。

こうしてすれ違ってタイミングを逃すこともあるんだよと、優作にアドバイスしてあげたくなりました。

 

 

飲み会の帰り道。

会いたくなって優作に連絡するも、仕事を理由に断られてしまいます。

仕事の邪魔だけはしたくない、それしか今の自分にできることはないとわかっているつもりだけど、胸が苦しくなるばかり。

電話を切ると、明らかに様子のおかしい男が、強引にカラオケに誘い、樹里は恐怖で抵抗することができずにいました。

そこへ青山が彼氏のフリをして助けに入り、無事に抜け出すことができました。

そのお礼に、飲み足りないという青山に付き合って、もう一軒行くことになってしまいました。

 

 

助けてもらったというのもありますが、完全に青山のペースといった印象ですね。

 

 

散々飲んだ後、タクシーに乗り込むと目的地だけ伝えて眠ってしまいました。

 

薄れゆく意識の中では、みんなが青山に惚れる理由もなんとなくわかった気がしていて、けれど自分には優作以外の男はいないと確信していました。

出逢った頃のことを思い出しながら優作がこんなふうに愛してくれるなんて・・・と幸せを感じる樹里。

ベッドで優作を感じていた樹里は、思わず「あっ ダメッ」と声を出してしまいます。

「ダメなの?じゃあやめる?」という声で夢から覚めた樹里の目の前にいたのは、優作ではなく青山です。

何が何か分からないまま、取り乱す樹里でしたが「今更ダメとか言う?」と甘える青山を受け入れるのでした。

 

樹里(こんなに熱を浴びせられたこともキスの合間のこんな吐息も、こんな肌も全部がはじめて・・・――)

immoral【第1巻】のネタバレ

気絶していた樹里が目を覚ますとシャワーを浴びるという青山。

「ちゃんと洗って返さないとお互い相手に失礼だろ」と言われ、やっぱり最低な男だと思っていました。

去り際「今日は晴れるからちゃんと布団干しとけよ」とキスをして、彼女のもとへ向かった青山を見ていると、一夜の過ちだったとしても、彼氏がいながら、彼女がいる男と寝るだなんて最低だと気づいてしまうのでした。

 

樹里(私には優作がいる 青山は彼女が待つ部屋へ帰って行って きっと今頃は別の温もりを包みながら眠ってる)

(私が愛しているのは優作だけ 求めているのも優作だけ――忘れよう・・・――)

 

 

酔った勢いといっても、お互い相手がいるのに関係を持ってしまったのは大問題ですね。

特に樹里は優作との関係が上手く行っていなくて、寂しさもあった分、余計に罪深い気がします。

 

 

優作が家へやってくる可能性なんて、0に等しいとわかっていながらも一応部屋の掃除をしてシーツを洗う樹里。

やっとひと段落という時にやってきたのは青山です。

急にやってきたかと思うと、スタミナをつけろと料理を始めた青山。

状況が掴めないでいる樹里を放置して、どんどんと話を進めていくのでした。

 

 

せっかく掃除して、忘れようと覚悟したのに今日もやって来てしまいましたね。

これはもうお互いに抜け出せない関係でしょう・・・

優作のためにも早く断ち切ってほしいですが、まるで正反対な男に自由にされてしまい樹里も流されてしまいそうです。

 

 

これまでずっとモテる人生を送って来た青山にとって、女なんてとてもカンタンな存在でした。

システムエラーが自分の与えたプログラムで直ったときの達成感と、言う事をきかない女を服従させたときの征服感に近いものを感じていました。

しかし、会社のお得意様の受付嬢で、彼女である三島紗友莉はドがつくほどのM女。

見た目が好みで付き合ってはみたものの、張り合いが無くおもしろくないなと思いながらも関係を続けていました。

 

仕事では、なんでも完璧にこなし、自分のことを唯一見下してくる樹里を苦手に思いながら過ごしています。

ただ、横田に向けられた顔はとても優しく穏やかで、横田も分かりやすく樹里のことが好きな様子に、おもしろくねぇと思う日々が続いていました。

 

飲み会の席で、いい雰囲気の横田と樹里の間に入り、寿退社でもしてくれれば万々歳と、結婚の探りを入れますが、あまり気乗りのしない返事に違和感を感じていました。

紗友莉から帰りの催促の電話が入り、もう勘弁してくれと思う青山。

紗友莉が好きな気持ちを隠して付き合いを続けている横田にも苛立ち、なんとも満たされない気持ちで、一人飲み直そうと思っています。

 

そこに変な男に絡まれている樹里を見つけ、仕方ないなと思いながら助けに入ると、いつもの見下すような態度ではなく、ホッとしたような隙のある態度に、なんだか胸が締め付けられるような感情が湧いてくるのでした。

>>Immoral【第2巻】のネタバレはこちら!

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immoral【第1巻】みんなの感想

優作という彼氏がいるものの、仕事で忙しくなかなか相手にしてもらえない状況の樹里と、女なんてと卑下して、コロコロと彼女を変えて生きてきたものの、今の紗友莉との関係に納得のいっていない青山が、一夜の過ちを犯してしまいました。

優作のためにも忘れて、なかったことにしようと思う樹里のもとへ翌日もやってきた青山は自分のペースで好き勝手やっていました。

しかしそのペースに樹里は少しずつ引っ張られているような印象を受けましたね。

青山も、何か刺激のあるワクワクするような日々を求めていた所に、樹里という存在に出会い、楽しくなってしまったようでした。

お互い、彼氏彼女がいながら、全くタイプの違う相手に惹かれていく様子は、あるあると言えばあるあるですが、なんともお互いを追い詰めていっているだけな気がしてやりきれません。

まとめ

以上、「immoral」のネタバレを紹介しました。

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