漫画「ブルーハーツ」は夜宵草先生の作品です。
屋上から飛び降りようとする風花は大声を上げて、本気である意思表示を示す中、水沢の方もまた大声で止めにかかります！
そして、洋平たちとのバトルを繰り広げていた夕日たちも、顔じゅうにアザを作って、その場に到着しますが・・・！？
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目次
ブルーハーツ【第18話】のあらすじ・ネタバレ・感想
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ブルーハーツ【第18話】のあらすじ・ネタバレを紹介しますのでご注意ください！
ブルーハーツ【第18話】のあらすじ
屋上の手すりに触れながら、冷たく悲しい声色で訴える風花・・・
風花「どうせ飛ぶ気ないって思ってるでしょ？あたし、けっこう本気だよ！もう嫌なの！どうしようもなくバカで汚くて、頑張るのもバカやるのも疲れたの！！」
そして・・・
風花「どうせ、誰も見てくれないし・・・」
その台詞にピクッと反応した水沢もまた反論してきます。
水沢「誰もってことは、ないでしょ？」
そして今度は彼女の方が、風花のこれまでの勝手な行動に対して、皆がイライラしてきたことを話しますが、その後に・・・
水沢「でも、あのオレンジのバカはあんたをずっと本気で心配してた！」
それを聞いて、今まで殺気だっていた風花の表情に戸惑いと驚きに変わります。
水沢「元気がない、いつもと違う・・・ちょっとの変化もよく見てて、今だってアイツ・・・」
風花「もうやめて！！」
水沢からの説明を遮るかのように、今度は風花の方が大声をあげて、自分の辛い気持ちを吐き出すかのように述べていきます。
風花「どうして見てくれないの！？頑張って明星入って、今はすごく辛くて・・・なんで！？」
水沢「だったら聞けば良いでしょ！本人に！！死ぬ覚悟あるなら、それぐらいできるじゃん！！」
水沢の方も負けずに大声で叫んできたことで、ピクッと驚く風花に対して、さらに続きます。
水沢「誤解かもしれないのに！すれ違ってるだけかもしれないのに、勝手言って勝手に死ぬな！！」
そう言うと同時に近づき、風花をやさしく抱きしめます・・・。
水沢「遺された人がどんな思いで、そのあと生きるか・・・ちょっとは考えてよ」
そして、すぐに抱擁を解くと同時に風花を手すりから引き離すように強く押します！
風花「ちょっと！いきなり何するの・・・」
彼女の顔を見ると、水沢の顔にも涙を拭いた跡があったのでした！
そんな時、水沢のスマホに誰かからの着信がきて、出ると同時に・・・
水沢「もしもし・・・うん、無事。分かった」
「無事」というのは、おそらく自分のことを言っているのであろうと、風花自身も理解しますが、水沢にかかってきた電話の主が気になって仕方ありません。
水沢「何を抱えてるのか知らないけど、一人で勝手に思い込むのはやめて」
屈んで風花と同じ目線にしながら、諭します。
水沢「人はどんどん悪い方へ思い込むから、一時の感情で取り返しのつかないことをしないよう、誰かに話して！それが無理なら一度立ち止まる意識を持って」
今度は風花の方が涙腺が緩み始める中で、出された結論とは・・・
水沢「立ち止まってさえくれれば、誰かの助けが間に合うかもしれないから！違うものが見えてくるかもしれないから！！」
その直後に・・・
夕日「正義の味方、参上ー！！」
顔じゅうにアザを作っている夕日たち男子勢もまた、風花たちの元に到着しましたが、洋平たちとの喧嘩の結果とは・・・！？
ブルーハーツ【第18話】のネタバレ
水沢から諭された風花ですが、その直後になって、顔じゅうにアザを作っている夕日たち男子勢も来てくれたことに驚きます！
風花「みんな、どうしたの！？そのケガ！！」
夕日「終わったよ、瀬戸さん」
風花「え！？」
夕日「もう、あの男の言うことを聞かなくて良い！きっちり話つけてきた！！」
傷だらけでありながらも、満面な笑顔で語ります。
風花「うそ・・・なんでそれ・・・しかも、皆どうして、ここが！？」
夕日「ごめん、俺の原高の友達が教えてくれて」
風花からの質問に答え始める夕日は自分のスマホ画面に表示されている番号を見せます。
夕日「これね、俺にかかってきた番号なんだけどさ・・・瀬戸さんの携帯で、ここにかけてみて」
言われたとおりに従い、自分のスマホでその番号にかけてみると、なんと「お母さん」の名義が表示されます！
風花「なんで！？なんで、夕日くんに！？」
何故、自分の母親が夕日のスマホに電話をかけていたのか、さっぱりで思考が全く追いつかないまま、母親が電話に出ます。
母親「ふう・・・無事なのね！？」
風花「うん・・・」
親子同士の通話が始まると同時に「ぐすっ」と涙を流している音が聞こえてきます。
風花「お母さん！？」
母親「この不良娘が！人のこと着信拒否して、どれだけ心配かければ気が済むのよ！？バカ！！」
耳が痛くなりそうな大声で叱ってきますが、その後からは、母親の思いを聞かされます。
母親「最近、何かあったの！？メモ破るわ、顔にアザ作ってくるわ・・・良かったよ、何かあった時のために友達の番号メモしといて！勝手に連絡先見ちゃったけど、それはゴメンね」
自分を全く見てくれなくなったというのは、風花自身の思い込みでしかなく、仕事で忙しくて会える時間を作れない中でも、娘のことをいつも気にかけてくれていたことが分かって涙を流し始めます。
風花「見てて、くれたの！？」
母親「まあ、いいわ！もう無事なら。仕事抜けたから今日は早く帰るからね！！」
最後の一言に、風花の涙が本格的に流れ始めます。
風花「ごめん・・・本当は飛ぶ気なんてなかったの」
幼い頃の幸せだった日々が脳裏に蘇る中で、母親から言われた言葉を思い出します。
それはお誕生日にプレゼントしてくれた花の形をした髪飾り・・・
母親「お母さんの宝物は、ふう(風花のこと)だよ」
風花「本当はずっと寂しかったの・・・ごめんなさい」
夕日たちの前で謝りながら、泣き崩れます・・・。
ブルーハーツ【第18話】のみんなの感想
今までは冷静沈着な印象ばかりが強かった水沢の激情的な一面が見られたことが新鮮な回でしたね！
夕日チームと洋平チームの喧嘩の場面が完全にカットされて終わったことは残念でしたが、母親は今でも娘のことを心配して気にかけてくれていたことや、ついに涙を流しながら自分の本音を言えるようになった風花の姿に心うたれましたね！
まとめ
「ブルーハーツ【第18話】」のネタバレを紹介しました。
漫画は実際に絵も含めて読んだ方が間違いなく面白いです。
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