美醜の大地~復讐のために顔を捨てた女~【第33話】のネタバレ・感想!高島津家の秘密が紐解かれる!?

漫画「美醜の大地~復讐のために顔を捨てた女~」は藤森治見先生の作品です。
いじめによって家族を奪われた女・市村ハナが別人に生まれ変わり、地獄の復讐に身を投じる!!

★前回までのあらすじ★
綿貫は敏恵の元夫・池内と接触し、菜穂子がかつて樺太に住んでいたことを突き止める。
敏恵はサチの命と顔を奪い、「新しい顔」を被って狂喜していた。
百子は男たちの命とカネを奪う、狂気の怪物となっていた。
そして加也は女中として高島津家に潜入し、大旦那に近付くことに成功した。

今回は、高島津家と加也&森哉が中心です!
高島津老人に気に入られた加也と、変わり果てたサチの姿を見た森哉。
そして絢子も自らを語り始める――?

 

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美醜の大地~復讐のために顔を捨てた女~【33話】のあらすじ・ネタバレ・感想

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美醜の大地~復讐のために顔を捨てた女~【33話】のあらすじ・ネタバレを紹介しますのでご注意ください!

美醜の大地~復讐のために顔を捨てた女~【33話】のあらすじ

高島津老人は、幼い時分から他人のものを欲しがる癖があった。

たとえ相手のものがどんなにボロでも。
自分のものの方がどんなに高価でも。
それを交換しようと言うと、友達はみな喜んで応じた。

手に入れた途端に興味が失せて、すぐ棄てた。
魅力を感じるのは『相手の所有物』であるうちだけだった。
やがて友達から疎まれるようになり、オモチャの交換も拒否されるようになった。

だから奪った。
奪った瞬間、筆舌に尽くしがたい愉悦を感じ、そして理解した。
『欲しい』のではなく『奪いたい』のだ。

それからの人生は、奪って奪って奪いつくした。
どんなガラクタでも。どんな相手からも。
それがこの男の人生だった。

――だから今、ガラクタの山の中で、孤独な終焉を迎えるのだ――

美醜の大地~復讐のために顔を捨てた女~【33話】のネタバレ

高島津老人「久しぶりよの。保親、絢子」

 

呼びつけた倅と孫は、ベッドに横たわる老人を眉一つ動かさず見据えた。
そこに肉親の温もりは欠片もない。
むしろ2人とも、この男がこの世から消えるのを心待ちにしているようだ。

 

高島津老人「母親そっくりになったな、絢子」

 

成熟した女の肉体を、好色な目で眺めまわす高島津老人。
絢子はいつにも増して冷たい眼光を放っていた。
保親と絢子は早々に退室し、「今後は息を引き取るまで連絡するな」と執事に言いつけて屋敷を後にする。

異様な雰囲気に戸惑う白川。
メイドとして潜入した加也と目くばせして、絢子の後を追った。

 

~~~

 

森哉は1人で留守番していた。
姉は白川ぼっちゃまの依頼を受けて高島津家へと出かけていった。

「お屋敷であんたができる仕事はないし、市村ハナの行方でも探ってなよ」…と言い残して。

 

森哉「僕だけで?…ひとりぼっちで何かあったらどうすんのさ」

 

姉さんなしで僕に捜せるわけないじゃないか。

ふと森哉は、1人で息子を捜しに行った瀬尾サチのことが気にかかった。
なりふり構わず息子を探すサチの姿を思い出すと、優しい母の温もりが胸に蘇る。

 

森哉「お母さん…か」

 

――もう無事に、親子一緒になっていたらいいな。

外に出かけると、警察が老婆に聞き込みをしていた。
様子から察するに、何か血腥い事件があったようだ。

 

老婆「へ、変な女が歩いてたんですよ。こうやって…こう、顔に…」
警官「ほら道開けて!見せものじゃないよ!」

 

筵を被り担架に積まれた被害者が、警官たちによって運び出されていく。
いやな予感がした。その服装には見覚えがあった。
野次馬に割り込んで筵を捲ると――変わり果てたサチの姿があらわになった。

サチが。か弱くも強い、ひとりの母親が。
何者かに命を奪われた。なきがらまでも蹂躙された。

野次馬の悲鳴を背に衝動的に走り出す森哉。
その目からはとめどなく涙が溢れていた。

 

~~~

 

女中「あんたもよく持つねぇ、大旦那様のお世話係さ」

 

年嵩の女中が加也に話しかけた。
高島津老人はたいそうな好色で、今でも若い女を傍に置きたがる。
しかし、お付きになった娘たちは1週間と持たずに辞めてしまうのだ。

 

執事「加也さん。大旦那がお呼びです」

 

加也を呼び止める初老の執事。
保親に「父が息を引き取るまで呼ぶな」と言われ、笑顔のまま「承知しました」と答えていた男だ。
慇懃な紳士ふうではあるが、おそらく彼もマトモな神経はしてないだろう。

 

高島津老人「かや、かや。服を脱いで、私の上に跨っておくれ」

 

要求通り、一糸まとわぬ姿で老人に覆い被さる加也。
老人は瑞々しい肢体を見上げながら、加也の鋭い目を見据えた。

 

高島津老人「お前の目は、どこか私と同じ目をしているな」
加也「そうでしょうか」
高島津老人「ああ。同じ人喰いの目だ」

 

老人は加也を気に入り、己の生涯を語り始めた。

 

高島津老人「長話に付き合っておくれ。私は幼い頃から、なんでも他人のものが欲しかった――」

 

~~~

 

白川「絢子さん。少し話をしてもいいかな」
絢子「昼間のこと?」
白川「…ええ」
絢子「そうね。あなたには知る権利があるわね」

 

愛する人の生い立ちを知ろうと、絢子と向き合う白川。
絢子の返答はあっさりしたものだった。

以前、白川が見た写真――1歳児の絢子を抱いた女は、絢子の『産みの母』だ。
おもむろにスカーフをほどき、シャツのボタンに手をかける絢子。
その柔肌には、荒々しい無数の古傷が走っていた。

 

絢子「私も。私の家族も。はじめから壊れているのよ」

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美醜の大地~復讐のために顔を捨てた女~【33話】の感想

何というか、後半は加也姐さんのサービスショットが満載でした。
文章で伝えられないのが残念ですが鼻血噴出間違いなしです!

サチの悲惨な末路を知った森哉は…これから取る行動はやはり「敏恵をこの世から消す」なのでしょうか。
しかし「どんな人でも誰かの大切な人よ、いたずらに命を奪ってはいけないわ」というサチの言葉を思い出して、葛藤してる間に返り討ちに…なんて展開もあり得そう。

んで、高島津家の秘密とは
じいさんがよその奥さん(深見母)を奪う

表向きは倅の妻にするも、手籠めにして身ごもらせる

絢子誕生。精神を病んだ実母か継母に虐げられた
…こんな感じかなーと予想しています。

まとめ

以上、「美醜の大地~復讐のために顔を捨てた女~【33話】」のネタバレを紹介しました。

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