水谷京子先生の作品『野獣は激しく奪う 8巻』のネタバレと感想と無料で読む方法を紹介しています。
大人で魅力的な赤城と、『鉄の処女』と呼ばれていた感情をださなかった有紗が自由で強引な赤城に振り回されるうちに自分の恋心に気づき自分も変わっていく。
『鉄の処女』と思えない程に可愛らしく多彩な表情と愛情表現を見せてくれる有紗は可愛く完璧な彼女で、大人でエロッティックな赤城は少し危険な香りのするダンディーなイケメン。
地味系秘書と有能ケダモノ上司の秘密の社内ラブストーリー。
ついに一緒に暮らしだし溺愛が止まらない2人だが、元彼の再来に『キス』問題が勃発・・・赤城はヘッドハンティングに、息子・悠人との血の繋がりがない事で脅しを受けてしまう・・・愛が止まらない2人に巻き起こるトラブルの数々・・・2人は無事乗り越えることができるのか?
目次
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ヨコハマ・フード・マーケット―――
“赤城 仁(あかぎ じん)”がお茶を点(た)てていると、おばちゃんが「ねぇ、あなた初心者でしょ? ほらもっとM字描くように動かすの!」そう言われた赤城は「Mってどんな形の文字なのかな・・・」そう真顔でおばちゃんを見つめる。
おばちゃんは興奮気味に「ほら・・・脚をこう開くと・・・その形が・・・」真っ昼間から欲情してしまう。
そんな光景をみて“長峰 有紗 (ながみね ありさ)”は《赤城さん・・・っ! フェロモン大魔王・・・ うう・・・いけない。 目の前のお茶を美味しく点てることに集中しなければ》
有紗が集中すると空気まで凛とし、素晴らしいお茶が仕上がる。
そんな有紗を気に入った夫婦が育ちも良さそうだし自分達の息子の嫁にと迫ってきて有紗が困っていると、横に居た“福地 (ふくち)”が「あの、すみません。 僕らつきあっているんでで。」と割って入り、収まったが同僚たちはザワつき赤城も険しい表情を浮かべる。
打ち上げで、皆から付き合ってるのか?と聞かれ福地は「『いまんとこ』僕の片思いです」と進展を匂わせるが、有紗は「私も今、片思い中なんです。 相手は大学時代の先輩で他の会社に勤めてる方です。」と福地の思いを遮った。
赤城は《有紗、おまえ・・・『女子』短大出身・・・》とあきれ顔。
今回の仕事の成功で皆が赤城を称賛するが、赤城は「皆があってこそのことだから、そこは間違えないで欲しい」と逆に皆に至らなかった自分たちを認めてくれるようなその一言に、皆は赤城に惚れ惚れしていた。
有紗はさっきの発言を追及されないように「会社で急ぎの精算しなければ~・・・」と一次会で抜け、二次会は赤城の親友で同期の“坂口 竜 (さかぐち りゅう)”のバーだったが赤城も早々に帰ってしまう。
そして、赤城がある部屋のインターフォンを押すと有紗が出迎え、激しくキスを交わす。
「お風呂・・・」と言う有紗に、「そんなの後でいい。 早く有紗を抱きたい。」といつもより荒々しく抱く赤城。
今日の福地の付き合ってる発言や、有紗の片思い発言にウソと分かっていても嫉妬し、いつもより激しく乱暴に・・・
《乱暴なのに・・・私、感じて・・・ 反応してしまう―――》
「もっといっぱいおしおきして・・・めちゃくちゃにして・・・お願い―――!」
激しく求める有紗に、「安心しろ、いやだと言っても離さない―――」赤城もそう答え・・・
愛され、愛され、愛され抜く時間を重ねた―――
だから思いもしなかったの・・・
まさか赤城さんが、私と彼を再会させてしまうなんて―――
8巻31話
真っ暗なバスルームで激しく求め合う有紗と赤城。
ガラス張りの浴室からは観覧車が見え、こっちが見えないか気にする有紗に「大丈夫だ、こっちの方が暗いから見えない。 有紗のこんな綺麗な姿、他の人間に見せるわけがない――― 恥じらう姿がホントたまんねえな。」そのセリフに《もっともっと私に意地悪して・・・いじめ抜いて―――》そう思ってしまう有紗だった。
昼も2人は愛し続け―――
赤城は「悪ィな来週会えないと思うとつい」と笑う。
抱かれたあとまどろんでは目を覚まし、また抱かれて・・・をくり返た。
そして、もうお昼だなんて・・・
さすがに躰が・・・ でもその疲れを甘く感じるなんて、なんかもう・・・
そして2人はルームサービスで昼食をとることに。
秘密の社内恋愛なので食事は基本お部屋でルームサービスがデバ地下もちこみ・・・
ホテルはやはりお高いのが悩みなんです・・・
食事をしながら『カフェ・アヌーク』の見直し案がベルギー本社に通り、ポイントは飲み物の大改革だと話しだす赤城。
板チョコ・フルーツ系・キャラメル系・ナッツ系・スパイス系・・・
様々な案の中、「あと変わりどころとして『抹茶』 『あの』ホワイト・チョコと抹茶がヒントになって~・・・ ありがとう。」そう言われた有紗は、とても嬉しそうな顔で「・・・ありがとうを・・・言うのは私のほうです・・・!」と満面の笑みだった。
しかし・・・
有紗が回るオリジナル・ブレンド作成の店舗候補に『市橋珈琲店』の名前がでてきてしまう。
《今、私の目の前にいるのは赤城さん。 “市川 (いちかわ)”さんは過去のひとだ―――》
今は最大限の力で、このお仕事をお手伝いできますように―――
そう思う有紗だった。
そして、赤城とカフェ・アヌーク店長“竹田 (たけだ)”さんのお店選びが始まり、市橋珈琲に赴くが「悪いね、もうウチは昔からつきあいのあるお店への卸で手いっぱいで、新規は受けつけてないんだよ。」と門前払いをくらってしまう。
有紗も足を運び、元彼氏の息子に再度父親に赤城と話す時間を作ってもらうようにお願いするが・・・
「お前がオレと1日デートしたら親父になんとか時間とらせるよ。」と言い出し、固まる有紗。
その頃、赤城に好意をよせる“名雲 真麻 (なぐも まあさ)”は「赤城さん、来週少しお時間いただけませんか? ご相談したいことがあるんです―――」と電話を架けていた・・・
8巻32話
有紗はいつもひとりでごはんをたべているような女だった。
だから声をかけるのはオレだけだろうって―――
その時から有紗は変わってた・・・
「相変わらず自分の価値には疎い―――か・・・」そうため息をつく市橋の息子。
市橋は付き合っていた時の心残りを満たすために何でも利用する、自分の力で父親と赤城が組めるようにすると言ってくるのだった。
市橋珈琲店との交渉に苦戦している赤城を見て有紗は《私が少しでも役に立てるなら―――》と思ってしまう。
そして、赤城と名雲との会食。
「今日は南急のヘッドハンターとしてきました」と言う南雲。
南急 大阪本店の地下食品売る場に『グランドエピスリー (すばらしき食料品店)』を開設するので統括部長と一部地域のバイヤーを赤城にお願いしたいと持ち掛けてきた。
そして「基本給は今の1.5倍出します」と・・・
しかし赤城は「お誘いは光栄ですけど、お断りします。 何かがピンと来ない、縁がないんじゃないかな」
そんな赤城にヘッドハンティングには社運がかかっていると、赤城の弱みにもつけ込むことも―――
と、赤城と、息子の“悠人”の血の繋がりがない事を話しだす。
赤城は承知の上で結婚し、本当の父親は事故で亡くなっていると言うが、南雲は「実際は
、4歳の悠人くんに輸血が必要になった時、だまされて結婚したことに気付いたのに――― いつまでだませるんでしょう?」
「もしもこれから先・・・南急に赤城さんがいなかったら、ある日思いつめてものごころついた悠人くんにきっとこう言う・・・ あなたは親の結婚の道具にされた可哀想な子やって―――」
そお脅し、「ねぇ お人好しの赤城さん、あなたは南急でそれなりの結果を出して、私と政略結婚して2人で南急を乗っとるの♡」と笑うのだった。
そんな南雲に赤城は返事に時間が欲しいと伝える。
複雑な気持ちで有紗に電話をかける赤城だが、その頃有紗は市橋の息子の誘いにのってしまい会っていた。
8巻33話
市橋が「じゃあ行くか。 オレ今日はスペイン料理食べたいんだけど」そう言うと、有紗は直接断りに来たんだと。
「この手の交渉条件で何かを得ても後々気持ちよくありませんし、それにわたしがこんな真似しなくとも赤城さんは自分でなんとかします。」と微笑んだ。
そんな有紗の表情を見て市橋は、「2ショットの写真が1枚もないんだよオレら・・・ せめて1枚ぐらい―――」とねだり、プリクラを撮りに行くことになった。
まったく笑わない有紗に市橋はいきなりキスをするが、有紗は払いのけ気丈な表情で去って行く。
帰って赤城からの連絡が入っていた事に気づき、先ほどの件が耳に入り別れ話!?とネガティブな妄想で怯えてしまっていた・・・
少しして赤城が帰ってくると有紗は後ろから抱きつき熱烈歓迎をする。
赤城からはすごいお酒のにおいがしていて、なにかあったのかと気になる有紗。
お風呂から上がってきた赤城は有紗にキスをすると、「悠人はオレの子じゃないんだ」と打ち明け、真実を語る―――
元妻は「ごめんね。 私、あなたは結婚ていう形でしか手に入らないと思ったのだから・・・悠人を使ったの」そう言ったのだった。
しかし赤城は悠人がこの世に存在してくれて嬉しいとしか思えなかった―――
有紗はそんな赤城のあたたかさに涙がでそうになってしまう。
ヘッドハンティングの件を話し、悩む赤城に「だったらもう悠人くんには永遠に幸せになってもうらうしかないですよね。 これから先、心ない言葉が悠人くんを傷つけるかもしれません、たとえばそれを打撃ポイント -10とします。 でも、悠人くんが100のプラスのポイントを持っていればトータル90 悠人くんは打撃に耐えられます。 プラスが1000なら990、プラスが大きければマイナスの影響は小さくなります。」
なんともド級合理的な考えで赤城の悩みを吹き飛ばし「私は赤城さんの過去をどうする事もできないんです。 でも『これから』ならおこがましいけど、私にもなにかできるかもしれない・・・」
有紗の必死に言葉に《『ひと』で傷ついて、でも救うのもまた『ひと』なんだな》と有紗の『強さ』に救われたのです。
そして2人は激しく愛し合うが、声をおさえるのが限界になった有紗をみてタクシーを呼んでホテルへ。
結局、朝まで寝かせてもらえなかった―――
翌日、我に返った有紗は『あのキス画像』が市橋の手元にあることに不安を感じていた・・・
さらに、職場の“豊田 (とよだ)”が、市橋と有紗が2人で居たところを目撃していて、なんであんなロクでもない男に近づかせてるのかと赤城に詰め寄る。
気になった赤城は市橋珈琲に向かうと、そこにはなにやらモメている市橋の息子と有紗が居た・・・
そして、市橋が持っているプリクラを取り上げ見てため息をつく赤城。
《―――知られた・・・!》と焦る有紗・・・
とても面白いのでぜひご自身の目で確かめてみてください!
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