分裂ラバー【第1話】ネタバレ・感想!ラブコメディの思いと想い

この世界で想いは隠せない。

この漫画1ページ目の言葉で、“思い”ではなく“想い”です。

この2つの言葉は一見、同じ意味を持っているように見えますが、実はこの漫画を語るうえで避けては通れぬキーセンテンスとなっています。

文化庁によると、2つの違いは「頭の中で思っている事なら『思い』、心のなかで思っている事なら『想い』」のようです。

ロマンチックな話ですね。

つまり頭で考えていることは隠し通せても、心までは抑え込むことはできないと言うわけです。

これはこの漫画のテーマともいえる言葉で、ラブコメディには欠かせない要素だとも思っています。

独特な世界観で繰り広げられる彼らの想いを、楽しんでいってください。

>>「分裂ラバー」のネタバレ一覧はこちら

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「分裂ラバー」のあらすじ

【分裂シンドローム】

それは、本音が隠せなくなる病です。

ある一定以上の不満をため込むと急激な眠気に襲われ、身体が“分裂”します。

分裂した身体は欲望のままに行動しだしその欲望をある程度満たすと消えてしまいます。

対抗策としては、できるだけ不満をためないようにすることだけです。

 

分裂した欲望は、黒いTシャツを着ており、その真ん中にでかでかとした文字でその欲望の性質が書かれています。

例を挙げるならセクハラ、ヤ○チンなど。

その文字の大きさから、抑圧されていたということがよくわかります。

 

そしてこの病の恐ろしいところは、かからない人はいないのではないかと思われるところです。

なぜならば、首相も分裂をしてしまっていたからです(彼は幼児だった)

そんな誰しもが分裂する危険性があるなか、一度も分裂したことがない人物がいました。

それが今作のヒロイン、水瀬汐音です。

 

彼女はそのことから聖女と呼ばれていて、高嶺の花として扱われていました。

そんな彼女に幼いころから恋心を抱く人物が今作の主人公、真田まことです。

彼は幼いころ隣人であった彼女が、突然姿を消した時にその恋心を自覚して、その心の内を伝える手段はないと思っていました。

 

しかし、現在の高校でやっと再会することができたのです。

真田は気持ちを伝えようとしますが、水瀬はこちらを知っているそぶりを一切見せないし、彼女が近くにいるだけで分裂してしまいそうになるので伝えられません。

その心を抑えるために小さく、「好きだ」とつぶやいてたまった不満を解消する毎日。

悶々とした生活を送ってしまいます。

 

そんなある日、とあることがきっかけで彼女の分裂をみてしまって…

「分裂ラバー」のネタバレ

【倉庫の中で二人きり】

水瀬と真田はある日、倉庫の掃除当番で二人きりの状態になります。

それに喜ぶ真田でしたがその反面、分裂が怖くてそばにいられずに二人きりの状況を楽しむことができずにいました。

卒業までこのまま何も起きることはないのかと絶望するまこと。

そんな時、突然倉庫の扉があかなくなってしまい密室に二人きりという、真田にとっては天国と地獄が両方一気にやってきたようなシチュエーションに陥ってしまいます。

なんとか分裂しまいと踏ん張る真田ですが、その余裕のなさゆえに水瀬を突き飛ばしてしまいます。

 

自分を責める真田は次の瞬間起きたことに目を疑います。

彼女が分裂してしまったのです。

まさかの事態に混乱する真田に彼女は「やっと会えたねマコトー❤」といいます。

そう、彼女の本音はみだらだったのです。

 

自分のことを覚えてくれていたことと水瀬の本音に心臓が張り裂けそうになる真田。

そんな真田のことを知ってか知らないでか、胸を触ってくれるようにお願いしてくる水瀬。

真田は望んでいることならと混乱しながら欲望を満たそうとしてしまいます。

触ってしまいそうになる寸前に彼女の欲望は満たされ、みだらは消えてしまします。

その後、起きた水瀬が分裂してしまったか聞いてきましたが、やさしい嘘でごまかします。

それが彼女の初めての分裂でした。

 

【もう分裂はしない?】

もう水瀬が分裂することはないと真田は考えていました。

しかし彼女は真田に更衣を見られて、あっさり分裂してしまいます。

分裂したみだらな水瀬に、眠った体を体操服に着替えさせてほしいと頼まれる真田。

 

彼女のためなのか自分のためなのかわからないまま、着替えを手伝おうとしてしまう真田。

彼女の服に手をかけた時、欲望は満たされ眠った本体が目を覚ましてしまいます。

言い訳をしようとする真田ですが、水瀬に「…最低」といわれ自分のしてしまったことを後悔します。

涙を流しながら走り去る彼女をみて動揺する風紀委員のような女の子が出てきたところで第1話は終了です。

>>「分裂ラバー」のネタバレ一覧はこちら

「分裂ラバー」の感想

欲望のままにいきるのって難しいですね。

それを相手が望んでいても、時に傷つけてしまうことがあるということを、この漫画ではばっちり表現されていました。

伏線としては、最初の分裂で水瀬がポケットに手を入れて何かがないような反応をしていたことから、おそらく彼女は欲望を抑えるアイテムか何かを持っていたんだと思います。

それを忘れちゃったから、分裂してしまったんですね。

真田との思い出の品か何かでしょうか。気になりますね。

というか分裂していた間の記憶ってどうなるんだろ?

まだわからないことだらけですが、めちゃくちゃコンセプトが面白いんで、この先の展開が楽しみですね。

それでは、また。

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今回の「分裂ラバー」ですが、2018年12月現在では単行本化されていないため、無料で読むにはマンガボックスの公開分しかありません。

ですが、配信が進んで話数が増えれば単行本化される可能性は高いです。

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